イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

にゃあにゃあ子猫と日本語授業

 最近は、窓から外を見下ろすと、かわいらしい子猫たちが目に入ることがよくあります。

にゃあにゃあ子猫と日本語授業_f0234936_05333757.jpg
Perugia, Umbria 22/8/2022

 きりっとした顔立ちのミケくんは実は女の子で、今はかわいい2匹の子猫とたいていいっしょにいます。

にゃあにゃあ子猫と日本語授業_f0234936_05365988.jpg

 ミケくんも子猫たちも、近づくと逃げてしまうことが多いのですが、2階からなら、こんなふうにじっと見やったり、撮影したりすることができます。小さい間は、ミケくんが大切にして隠していたので、育ってきた今になって、ようやく目にする機会が増えてきました。

 猫と言えば、今日の日本語の授業では、「にゃあにゃあ」という猫の鳴き声も勉強しました。今日が12時間目だった13歳の少女の授業では、あいさつや会話と並行して、ひらがなを少しずつ学習しています。

にゃあにゃあ子猫と日本語授業_f0234936_05394355.png

 濁音・半濁音は先々週に学習を終えていたので、今日は、家族や住むところについて読んだり、書いたり、話したりできるように学習したあとで、拗音を学習したのですが、「にゃ」を使った例として、「にゃあにゃあ」という猫の鳴き声を挙げていたのです。ちなみに、イタリア語では猫の鳴き声は、miao「ミャーオ」です。

 少女は、日本の漫画が大好きなので、漫画によく擬音語が書かれていることは意識しているのですが、とは言っても、今日は「ひゅうひゅう」という擬音語に加えて、「にょきにょき」という擬態語もあり、擬態語になってしまうと、イタリア語で対応する言葉がありません。それでも、こういうときに使うんですよと、説明したら、分かってくれたようでした。

にゃあにゃあ子猫と日本語授業_f0234936_05534359.jpg

 今日は午後4時半から授業があったのですが、まずは、家族の言い方を復習してから、『まるごと』の教科書で、自分の家族の人数や誰がいるか、どこに住んでいるかを書いた文を読んで学習し、自分の家族についても、きちんと言えて、書けるように勉強しました。

 自分の家族について話すときと、人の家族について話すときには、「はは」、「お母さん」と言葉が変わるのだと説明するのに、以前の学校の授業でホワイトボードに書いた板書を撮影しておいた写真が、重宝しています。


 第2課「カタカナ」と第3課「どうぞよろしく」を飛ばして、第4課「かぞくは3にんです」の学習を始めたのは、家族の名前や家族の紹介をする会話を通して、しっかりひらがなを定着させてから、カタカナの学習に入ろうと考えているためです。自分について、名前や国はカタカナで書けるようにしたのですが、もっぱらひらがなだけでも学習ができる第4課を勉強してから、第2課に戻って、カタカナを学習し、第3課と第5課「なにがすきですか」を通して、カタカナに慣れていってもらおうと考えています。そうすれば、カタカナ学習が、単なる文字の勉強にとどまらず、日本語でいろんなことを読んだり書いたりするのに役立つ、その基盤となるのだということが分かって、勉強の励みにもなることでしょう。

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 記事がいいなと思ったら、ランキング応援のクリックをいただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

ブログテーマ:6月1日は写真の日
Commented by nonkonogoro at 2022-08-25 08:31
ネコの鳴き声は
私の耳には どう聞こえているのかなあ~
にゃあ にゃあ より
miao「ミャーオ」の方が しっくりくるかも。

カラスの鳴き声は
イタリアでは なんと表現するのですか?

コミックには
擬音語が多いですね。

その一言で
その場の状況が表現できてますよね~



Commented by cut-grass93 at 2022-08-25 09:10
こうしてみると日本語は難しそう。
でもどこの言葉にもいろいろな困難があります。
フランス語の数字は算数ができないと分からないし。
授業を楽しそうに組み立てておられて素晴らしいですね。

三毛猫って99.9%以上が女の子ときまっているんですよ。
Commented by meife-no-shiawase at 2022-08-25 22:35
可愛い子猫ちゃん♪
なおこさんを見上げていますね。
本当に表情がまだあどけなくて・・・♪

国語を専門にされていたなおこさんが海外で日本語を教えるというのは
本当に適任ですし、なおこさんに習える生徒さんは幸せですね~。
今はネット上でも色々な教材などもあったり、Youtubeで授業をされている方もいて
参考になるものは色々ありますね。

漫画を読むと本当にたくさんの擬音語が使われていますもんね。
それでも感覚で擬音語を身につけるのは大変そうです。
日本人はある意味、それを自然に習得しているからすごいですね。笑。
Commented by milletti_naoko at 2022-08-27 05:29
のんさん、猫にしても犬にしても鶏にしても、それぞれの国で違う音としてとらえているのが、おもしろいなあと思います。

イタリア語ではカラスの鳴き声はcra craです。擬態語も擬音語も、おっしゃるように一言でいろんなことを伝えることができますよね。
Commented by milletti_naoko at 2022-08-27 05:34
草刈真っ青さん、ありがとうございます。フランス語の数字の言い方にはびっくりしました。勉強を長い間さぼっているのですが、今は怪盗紳士ルパンを、フランス語で読みながら復習しています。

そうなんですね! びっくりしました。
Commented by milletti_naoko at 2022-08-27 05:38
メイフェさん、子猫はやっぱりかわいらしいですね。お母さんといっしょにいて、遊んでいることが多いので、見ていてほほえましいです。

温かいお言葉をありがとうございます。最近は、例えばひらがなやカタカナの学習にしても、インターネットで、いい教材がたくさん見つかるので、便利になりました。

擬音語や擬態語って、そう言えば、古文ではどうだったかなとふと考えてみました。漫画では、擬音語、おっしゃるように大活躍していますよね。本当に、イタリアで日本語を学習する人は、上級になっても習得に苦労しているので、やはり日頃から成長過程で、接する擬態語や擬音語が多いのだろうなあと思います。
by milletti_naoko | 2022-08-25 06:10 | Fiori Piante Animali | Comments(6)