トラジメーノ湖 眺め楽しみ歩くサイクリングコース

　先週は、金土日の３日間、トラジメーノ湖（Lago Trasimeno）のほとりの村、モンテ・デル・ラーゴ（Monte del Lago）の散歩道でウォーキングをしました。

Monte del Lago, Magione (PG), Umbria 19/8/2022
　８月１９日金曜日は、大雨が降るという天気予報が出ていて、空には雲が多く、実際にわたしたちが散歩を終え、車で出発してまもなく、激しい雨が降り始めました。

　この日は、前日に大雨が降り、風も強かったために、道がまだ濡れているところがあったり、水たまりがあったりしました。また、前日の悪天候で折れて落ちた木や枝があちこちにあったので、そうした木や枝の撤去作業が行われていました。

　なんとサップボードで、犬といっしょに湖を進んで行く人もいました。
20/8/2022
　最近、よく歩く湖畔の道は、トラジメーノ湖の周囲を一周するサイクリングコースでもあるので、時々こんなふうに、その案内看板が立っています。

　上の看板が立つ辺りまでは、散歩道は、トラジメーノ湖の岸辺のすぐ近くを通っていて、すぐに湖へと下っていける場所が、しばしばあります。

　さらにしばらく歩いていくと、先週末には、日光浴や湖水浴、そしてウォータースポーツを楽しむ人も大勢いた浜辺の近くを通ります。そうして、その浜辺のあたりまでは、湖が近くに見えて、道沿いに緑の木が多いので、日中でも日陰を歩くことができるのですが、

その浜辺を通り過ぎると、しばらくは路傍に木がない一本道が長く続き、道は少しずつ湖から離れていき、車道のすぐ傍らを通るようになります。
　上の写真ですぐ前方に見える小道を左に曲がってしばらく歩くと、岸辺に出るのですが、こんなふうにしばらく歩くと湖に出る道が、このあとはたまにあります。８月１９日金曜日は、夫と二人で、この小道を岸辺まで歩いてから、来た道を引き返したのですが、８月２０日土曜日は、

日当たりのいい一本道を、一度だけ、岸辺近くまで行く別の小道を歩くために離れたものの、そのあとは、サイクリングコースをひたすら歩きました。一本道の奥まで行くと、サイクリングコースは、木の柵こそあるものの、車道のすぐ傍らを進むようになります。

そうして、車道のすぐ横に出てしばらくは、木陰を通るのですが、さらに先に行くと再び日当たりのいい道が続きます。

　そのあとにも、時々、湖の岸辺へと行けそうな道はあったのですが、ほとんどが、私有地であるため立ち入り禁止となっていた中に、やがて一つ、ひどく細くはあるのですが、岸辺へと歩いていける小道、Scesa dell'Argine delle Donne（上の写真）が見つかったので、この日はこの道を浜辺まで歩いてから、来た道を引き返しました。
　通る人がほとんどいないためか、蜘蛛の巣もいくつか通り抜けることとなったのですが、

おかげでこんなふうに、マッジョーレ島（Isola Maggiore）とミノーレ島（Isola Minore）が目の前に見える、見晴らしのいい浜辺に出ました。

　そうして目の前を、２羽のダイサギ（airone bianco maggiore）が飛んでいくのを、見ることもできました。

　この日、帰りに桟橋の近くを通ると、桟橋の先端に、水着を着たオランダ人観光客らしき人々が大勢いたので、驚きました。
21/8/2022
　８月２１日日曜日は、青空が広がり、桟橋から岸の方を見やると、岸辺の緑や建物が、きれいに湖面に映っていました。

　桟橋から右手を見やると、北の湖畔近くに浮かぶマッジョーレ島とミノーレ島が見えます。
　この日はこんなふうに、水鳥たちが一列に並んでいて、かわいらしかったです。ほとんどがマガモ（germano reale）である中に、カモメ（gabbiano）が２羽、コサギ（garzetta）が１羽、混じっていました。
　前夜、土曜の晩に、友人たちと、サン・サヴィーノの村祭りに行って、帰りが遅くなり、この日曜の朝は、家を出るのが遅くなってしまったので、歩き始めたときには、すでにかなり暑くなっていました。そのため、この日は、サイクリングコースを離れて岸辺へと行く道を歩くことなく、ひたすらコースを進み、土曜よりもさらに少し先まで歩いたので、往復で5.12kmの道を、約1時間で歩くことができました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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