金色に大聖堂きらめきオリーブ色づく秋のオルヴィエート

　昨日、オルヴィエート（Orvieto）で大聖堂を訪ねると、青空の下、

Orvieto (TR), Umbria 15/10/2022
日の光を浴び、ファサードが金色に輝いていました。

　昨日の午後も、いつものように、まずは中心街の駐車場から崖下へと下り、

崖下周遊トレッキングコース（Anello della Rupe）を、時計回りに一周しました。

　２週間前に比べて、オリーブの実が

さらに色づき、熟してきています。

　一方、かつて見た鮮やかな金色の葉を楽しみにしていた菩提樹（tiglio）は、まだまだ緑の葉が多いようです。

　今回も、バラがきれいに咲いていたのですが、崖の北面の下は地面が湿っていたので、まだ蚊がいるかもしれないと、足早に通り過ぎました。

　ヨウシュヤマゴボウがあちこちに育っていて、花も実も、そして花が終わったあとの姿も、見ていて楽しいです。

　昨日は、ピンク色のセイヨウマユミの実にも気づきました。

　秋咲きの自生のシクラメンも、咲いているところがあります。

　落ちている栗のいがや実の数も、一気に増えました。

　こんなふうに崖下を一周してから、ソリアーナ門から再び歴史的中心街に入り、

門から入る前に夫に電話して、大聖堂の前で待ち合わせることにしました。

　そうして、夫が旅行者に頼まれて、写真を撮影してあげていたので、その旅行者に、わたしたちの写真も撮ってもらいました。トレッキングの出で立ちではあるのですが、しばしば訪ねているのに、オルヴィエートの大聖堂の前での記念写真は、これが初めてです。

　駐車場へと向かう途中に見かけた教会の前の紫陽花の花が、まだきれいなピンク色をしていました。
　２週間の間にも、少しずつ秋が深まっていることを、歩きながら実感しました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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