イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

ブルスケッタでおいしく味わう新オリーブオイル、ペルージャ

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 収穫したオリーブオイルを持ち込んでいる搾油場から、おとといは今年初めて、義父たちが新オイルを持ち帰ったので、

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緑のきれいな新しいオリーブオイルを、

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両面をかりかりに焼き、ぱらぱらと塩をふりかけたパン切れの上にたっぷりかけて、ブルスケッタ(bruschetta)にして、味わいました。オーブンでパン切れをトーストしている間に、サラダやリコッタチーズを食べ始めていたのですが、畑のサラダ菜を和えるときにも、新オイルを使いました。


 採れたてのオリーブを搾ってできた新オイルには、独特の辛みがあり、そのおいしい辛みを、秋の幸として楽しみました。同じ搾油場に持ち込む他の人たちのオリーブともいっしょに搾ってできたオイルではあるのですけれども、義父を中心に皆で力を合わせて苦労して収穫したオリーブからできたオイルは、よりおいしく感じられます。

 今年はミジャーナのオリーブ園は不作だったのですが、幸いペルージャの我が家のオリーブは豊作で、ありがたいことです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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ブログテーマ:9月14日は食いしん坊の日
Commented by cut-grass93 at 2022-11-21 09:03
イタリア人はオリーブオイル好きですよね。
イタリアで目玉焼きをしているのを見て驚きました。
油がだっぶりはいった鍋の中で目玉が油に浮いて泳いでいました。 (*^^)v
日本で売られているモノの多くはサラダオイルで増量したままがい物のようです。
Commented by koito_hari616 at 2022-11-21 15:05
こんにちは

美味しそうなオリーブ色ですね~♪

自分のおうちのオリーブオイルって本当に羨ましいです
秋の味覚なんですね♪
Commented by meife-no-shiawase at 2022-11-21 16:53
自家製のオリーブオイルなんて、なんて贅沢なんでしょう!
お塩をパラリと、そこに出来たてのオリーブオイルなんて〜想像して悶絶です(笑)。

新鮮なオリーブオイルは召し上がるだけですか?
お化粧品として使ったりもするのでしょうか?
オリーブオイルを使ったお化粧品、時々見かけます。
Commented by katananke05 at 2022-11-21 20:03 x
所沢の方ではいった ハーブを栽培してるところのレストラン、、
バターがわりにおいてある オリーブオイルが 素晴らしく芳醇で、、
バターよりも美味しかったです〜
あれは新酒、、新オリーブオイルでしょうか〜
イタリアでは オイルとしても 料理にどっさり使ってますよね〜
それでも 体には良い オイルなのですね〜 
Commented by milletti_naoko at 2022-11-21 20:04
草刈真っ青さん、イタリアでもきっと地域や家庭、人による差が多いので、オリーブオイルの産地であるウンブリア州の方が、概してサラダを和えるときに、そうではない北イタリアの友人たちよりは入れるオリーブオイルの量が多めであるように思います。うちでも義母が料理を作るときは、かなりオリーブオイルを使いがちなので、高血圧なのにと夫たちが心配していました。夫や義弟たちは、そんなにはオリーブオイルを入れないからです。

目玉が油に浮くほどでは、貴重なオリーブオイルももったいないですし、健康にもよくありませんよね。本当にオリーブを使って、さらに低温で搾油するエクストラバージンのオリーブオイルが日本でももっと手に入りやすくなるとよいのですが。

キッコーマンの1リットルの醤油が、以前は10ユーロ、高いとそれ以上だったのが、最近はスーパーやアマゾンイタリアでたまに8ユーロ前後で売られるのさえ見かけるようになったのですが、それでも日本での希望小売価格、388円の3倍ですから、やはり海外の食品はどうしても高くなってしまうのでしょうね。
Commented by milletti_naoko at 2022-11-21 20:15
結うさん、こんにちは。
栗を食べて、新ワインを飲んで、そうして新オリーブオイルを味わえる季節になって……
イタリアの秋もおいしいです♪
Commented by milletti_naoko at 2022-11-21 20:28
メイフェさん、ブルスケッタを食べるときは、塩とオリーブオイルの前に、ニンニクをすりつけることが多いのですが、今回は新オイルをじっくり味わおうと、塩とオイルだけで楽しみました。おいしいし健康にもいいので、ありがたいことです♪

化粧品としても販売されていますし、ご自分で作って使われる方もいますよね。セイヨウオトギリソウをオリーブオイルにつけて、日光にさらして赤くなったそのオイルは、古来やけどに効く名薬とされ、かつて通った薬草学講座では、クリームなんかよりも、このセイヨウオトギリソウのオイルの方がよっぽど肌にいいと先生も言われていたのですが、そのオイルをかつて夫が作ったことがあって、主にやけど対策に使っています。顔に塗ってもきっといいのだろうなとは思いつつ。
https://cuoreverde.exblog.jp/27372851/
Commented by milletti_naoko at 2022-11-21 20:32
katananke05さん、10月に入ってからオリーブオイルが収穫され、新オリーブオイルとなるのですが、それが日本にもすでに輸入されたのかもしれませんね。ハーブを栽培されているということは、オリーブオイルに栽培しているハーブを使って風味を添えた可能性もあるように思いますが、数年前に、ちょうどオリーブ収穫の時期に、日本からいらして日本で売るために、あちこちで食料品を購入するために回られていたご夫婦にお会いしたことがあります。
Commented by sunandshadows2020 at 2022-11-23 00:16
オリーブオイルには精製の規制がないとかで、純正なのかいつも買うときに躊躇してしまいます。
我が家は一応表示にはエクストラヴァージンオリーブオイルと記入されているものを買っていますが実際には本物かと疑いながら使用しています。お庭から採れたオリーブを圧搾して作ったオイルのお味が想像できそうで、羨ましくもあり。
干ばつ続きのカリフォルニアにて水を多く必要とするワイン用の葡萄やアーモンドより水が少なくて済むオリーブの木を植えた方が環境に良いのになあと思うのですが。
Commented by milletti_naoko at 2022-11-23 18:36
お転婆シニアさん、オリーブオイルはどういう方法で抽出しているか、機械的にか化学的にか、そして温度は品質を保てる低温かどうかなど、それによってエクストラヴァージンの名称を名乗れるかどうかも違いますし、生産地も含めて、イタリアではきちんとラベルに記載されているので、買う際にはそういう表示が、少なくともイタリアでは決め手になります。レストランやピザ屋などでテーブルに置かれたオリーブオイルのラベルを見て確認すると、イタリアで製造されていても使用するオリーブはEU産とあって、つまりヨーロッパ連合圏内の他国のオリーブを使っていたり、あるいは、オリーブの産地がヨーロッパ内でさえない場合もたまにあります。アメリカではそういう規制や表示が、そうするとないのですね。確かに、時々イタリアでは、イタリア産と偽って海外で売られている商品の多さが報じられることがあるため、ラベルがあるからと言って、イタリア産と書かれていても海外では特に、疑ってかかる必要もあるのかもしれません。

おっしゃるように、夏に雨が少ないということであれば、育つのであればオリーブの木の方が環境にもずっと優しいですよね。オリーブの木が増えれば、搾油の費用も下がってくることでしょうし。
by milletti_naoko | 2022-11-20 23:32 | Umbria | Comments(10)