イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

レンズ豆スープとサルシッチャと甘いデザート

 12月8日、木曜日に、義父とわたしと夫と3人で昼食を食べたときは、この日は祝日ではあったものの、義父から「最近は肉を食べることが多いので、豆も食べたい」と聞いていたので、レンズ豆のスープを作ることにしました。

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 イタリアで最もおいしい上質のレンズ豆の産地として知られるカステッルッチョ・ディ・ノルチャの伝統のレンズ豆スープの作り方を、カステッルッチョによく足を運んでいた夫の従姉、パオラが、かつてお義母さんに教え、そうしてお義母さんが数年前に、わたしにも教えてくれたので、そのレシピで作りました。

 その地域伝統のレシピでは、ニンジンやトマト、ジャガイモやタマネギなどの野菜を、最初からレンズ豆といっしょにじっくりと煮ていきます。わたしは肉はなしで作るつもりだったのですが、生ソーセージ、サルシッチャの大好きな夫に、サルシッチャも一人一つずつ入れるようにと言われて、「確かにその方がおいしくもなるだろうし、カトリック教のお祝いの日の昼食だから」と思い直して、スープが煮立ってから、サルシッチャも加えました。そうして、いつかカステッルッチョの店で食べたレンズ豆スープにニンニクが入っていたことを思い出し、夫も義父も好きなニンニクもさらに加えて、豆が柔らかくなるまで、さらに煮込みました。


 2012年1月に雪のカステッルッチョの高原を訪ねようと、夫と遠出をして、カステッルッチョの広場を歩いていたら、たまたまこの夫の従姉、パオラのだんなさんに出くわして、そのまま二人の家に昼食に招待してもらったことがあります。今記事を読み返すと、そのときパオラがごちそうしてくれたのも、やはりレンズ豆のスープでした。

 小さく温かいその家は、2016年のイタリア中部地震で、カステッルッチョ中心街の他の家同様に崩れ落ちてしまい、今もまだ再建を待っています。どうか一刻も再建が行われ、皆が中心街に戻って、安心して暮らせる日が戻ってきますように。

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 そうして、3人だけで食べたこの日も、優しい夫は、と言うよりも、大の甘党の夫は、皆にデザートを一つずつ買ってきてくれたのでありました。

 皆さん、温かいお言葉をありがとうございます。昨日もゆっくり休んだら、元気が戻り、今朝はスーパーに買い物に行ってきました。店には、イタリアでクリスマスに食べる伝統のケーキ、パネットーネやパンドーロが、それもチョコレートに包まれていたり、ピスタチオのクリームが入っていたりと、それぞれに趣向を凝らしたさまざまなものが、山ほど積まれていたのですが、これだというものが見つからなかったため、そして、買ってしまうと食べてしまうことが分かっているために、まあ、他にもあれこれ買い込んで、それ以上は持ち運ぶのも難しい状態だったのですが、誘惑に負けずにケーキは買わずに買い物を済ませて、家に戻りました。

 ところがああ、仕事の帰りに会計士のところに寄った夫が、近くにあったお菓子屋さんで、二人で一つを半分こではあるのですが、ザッハトルテを手土産に帰ってくれたのでありました。おいしいことは、うれしいことです。

 でもああ、食べてしまったので、そうして、消化しやすいからと野菜としてジャガイモやニンジンばかり食べて動かずにいたら体重が増えてしまいましたので、これからまた無理をしない程度に、雨は少し降っているのですが、歩いてこようと思います。では皆さん、行ってきます! 誘惑に負けずに、コーヒーは飲まず、代わりにイラクサのハーブティーを飲みました。不思議と緑茶に似た味がして、おいしい上に健康にいいのですから、ありがたいことです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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ブログテーマ:10月13日は豆の日
by milletti_naoko | 2022-12-13 23:28 | Gastronomia