甘い幸せ・散歩そして市場でポルケッタ買いすぎた 次回のため覚えておこう

　昨日は午後２時から夫にテニスの予定があったため、オルヴィエートは遠いからと、トラジメーノ湖畔のパッシンニャーノで散歩をしたのですが、その前に、村はずれのバールで、甘い朝食を食べました。

　イチゴがたっぷり載っていて、おいしかったです。実はイチゴは、最近もスーパーでマテーラ産のイチゴが売られているのを見て購入し、時々小さく切り分けて、ヨーグルトにハチミツと共に入れて、食べて楽しんでいます。

　ひどいめまいを２度経験してから、コーヒーは飲まないようにしているため、食後のコーヒーの代わりに、イタリアではcaffè d'orzo「大麦コーヒー」と呼ばれて、コーヒー代わりに飲まれる、とても濃い麦茶のような飲み物を頼みました。そして、コーヒーと注文するときと同じように、ミルクを少し入れてもらいました。
　奥に見える夫が飲んだカップチーノでは、泡立ったミルクがきれいなハートを描いていました。

　昨日は、パッシンニャーノに到着する前にも、無料高速道路、スーペルストラーダから、トラジメーノ湖を覆う白い霧が見えていました。

　そうして、淡い霧の中を通ってパッシンニャーノ（Passignano）に着いて、まずは朝食を取ったあと、

霧の湖畔を歩きました。

　霧が晴れて、日の光がわずかに差し始めた空を映すトラジメーノ湖（Lago Trasimeno）があまりにも美しいので、つい見とれたり写真を撮ったりしていたために、散歩を終えると、もう１２時半近くになっていました。

　そこで、帰り道、ピアン・ディ・マッシアーノの土曜の朝市に寄って、昼食のおかずにとポルケッタ（porchetta）を買って、帰宅してから、わたしはごはん、夫はパンといっしょに、サラダも作って食べました。

　このPorchetta di Gruttiのポルケッタがおいしくて、土曜にはこの朝市に店を出していることは、以前に調べて、食べて味わって（上のリンク先の記事を参照）、よく知っていました。

　それで、多くの店が並ぶ市場の会場には、あちこちにポルケッタの店があったのですが、「ポルケッタ・ディ・グルッティのポルケッタがおいしい！」と夫に言って、結局、市場を端から端まで歩いて、ようやく露店を見つけて購入したのでありました。

　失敗は、わたしたち二人には３００gで十分だったのに、５００g購入してしまったことです。ハンバーガーを店で食べると、肉は２００gということが多いので、二人分より少し多めの５００gをと考えたのですが、食べたあとに先に引用した記事を読んで確認すると、一人分が１３０gから１３５gだという店の人の言葉と、それでもわたしたちには多かったという感想が書いてあります。
　上の写真は、二人で十分な量のポルケッタをすでに食べたあと、食べきれずに残ったものを撮影した写真です。以後は買いすぎることのないよう、覚えておくためにも、再びこうして記事にしておきます。そうそう、販売を担当する人は前回とは違いましたが、値段は同じで５００ｇが１０ユーロでした。店の人がポルケッタを切り分けている間から、夫は「肝臓など、内臓も入れてほしい」と言っていたのですが、内臓はおまけとして、頼んだ量をはかったあとに、十分につけ足してくれるので、あえて言わない方がよかったように思います。と言うのも、コレステロールを多く含むので、わたしは食べない内臓がかなり入ってしまっていたからです。
　走り回って見つけて買ったかいがあって、とてもおいしいポルケッタでした。
LINK- Porchetta di Grutti. Come una volta - HOME

Articolo scritto da Naoko Ishii

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