朝うれしいイチゴあってないお気に入りの陶器の器

　朝食にバナナと食べるヨーグルトの量は２００mlがいいと読んで、５００ml入りのプレーンヨーグルトを買って食べるようになって、１か月が経ちました。

　１月１８日の朝、ヨーグルトを入れるために迷わず選んだのは、このお気に入りの器です。幼い頃からイチゴが大好きで、少女の頃、亡き母がイチゴの柄のワンピースを作ってくれたこともありました。
　イチゴの花も咲き、赤い実もかわいらしいこの器は、今はもう閉業してしまった薬草専門店の棚に、割引商品として並んでいました。３ユーロだったように覚えています。手に持つとずしりと重たいのですが、絵に一目惚れしました。

　横にもこんなふうに、いろいろな果物の実や花が描かれていて、イチゴの他にもそうした果物が中に大きく描かれた器がいろいろあって、

その中から夫用にと、ブラックベリーの実と花を描いた器を選んで、二ついっしょに購入しました。
　いつも貴重な助言をくれていた薬草専門店の人からはトスカーナのエンポリにある企業が作っている陶器だと聞いたのですが、

今になって調べてみると、どうやらこのCrown Ceramicsは東南アジアで陶器を生産する企業であるようです。（企業のホームページへのリンクはこちら）
　わたしが足を運ぶスーパーでは、今のところイチゴが置いてあっても、赤く熟しているものはまれです。本当のイチゴを買って食べられるのはまだ先になりそうですが、毎朝ヨールグルトをこの器に入れるたび、イチゴのかわいらしい絵を見てうれしい気持ちになれるのがありがたいです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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