イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

イタリアは今年も春に夏時間に、秋には冬時間、World Voice 連載

 2019年3月に欧州議会が夏時間廃止法案を可決した結果、イタリアをはじめ、ヨーロッパ連合の各国は、夏時間と冬時間のどちらを選ぶか決めて、ずっと採用していかなければいけないはずだったのですが、調べてみると今年もイタリアは、3月26日に夏時間になり、10月29日には冬時間になるとのことです。

 イタリアが、できれば今後もこれまでのように交互に夏時間・冬時間を採用していきたいと欧州評議会に伝えていたことは知っていたのですが、いったいあの話はどういうことになったのだろう。そういう疑問が頭に浮かび、調べてみて、その結果をニューズウィーク日本版の姉妹サイト、World Voiceの記事に書いて寄稿しました。

イタリアは今年も春に夏時間に、秋には冬時間、World Voice 連載_f0234936_23545344.png
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/ishii/2023/02/post-50.php

 よろしかったら、お読みいただけるとうれしいです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 記事がいいなと思ったら、ランキング応援のクリックをいただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

Commented by yuta at 2023-02-27 07:31 x
日本には夏時間、冬時間がないので感覚的にわからないです。
TVや新聞の記事を見ると、EU加盟国全体が一つにまとまるということが難しくなっているように感じます。
Commented by cut-grass93 at 2023-02-27 10:17
はい、読みましたよ。
温暖化対策に効果的だと、以前から聞いていましたが
イマイチ甲賀ほどがよくわからない。
多分日本社会では夜遊びする人が少ないので
効果は限定的かなあ。そのほか社会性もあるのかと。

グリニッジによる本当の時刻は冬時間なのでしょうか。

以前聞いた話では中国は広大なので東と西で4時間の時差があるのに
これを無理やり東の北京に合わせられていて西の方は大変だとのこと。
なんか中国政府のやりそうなこと。
Commented by goodlifegirl at 2023-02-27 11:49
記事のアーモンドの花の写真、綺麗です。
桜にとっても似ているんですね。春を感じます(*^^*)

イタリアでは、夏時間制度があるんのですね!始めて知りました。
夏の間は日が長いので夜遅くまで明るいのは、嬉しいですね。照明の節約になり、エネルギーがすごく節約できるのですね。
なお子さん、時差ボケ等は大丈夫でしょうか。
夏時間開始と終了日の睡眠等体調に気を付けてください(*^^*)
Commented by koito_hari616 at 2023-02-27 15:05
こんにちは

アーモンドのお花は本当にさくら ソメイヨシノ のようです♪

夏時間、冬時間を読みました
naokoさんの絵も見ましたよ

近頃、此方も日が長くなってきました
夕飯時間が冬と同じだと明るいですね。。
私などには余り分からないのですが
ユーロの地域では夏時間、冬時間が有るのは
昔から知っていましたが難しいです
Commented by pothos9070 at 2023-02-27 18:31
こんばんわ♪
記事、拝読しました^^
夏時間とか経験がない私にはピンと来ないのですが、
12月末のローマの日の出が8時34分とは驚きました。
日の出前に起床すると、血管系の病気にかかりやすくなるんですか・・?
私、ここ数年朝の4時ごろに起床して、就寝は20時半です。
ひゃ~病気になりたくないわん><;
でも今のところ現役で勤めてた時よりも体調は良いようです(笑)
いろいろ勉強させてもらえて、ありがとうございます(^-^)
Commented by milletti_naoko at 2023-02-27 19:16
yutaさん、国によって日照時間の変化や夏時間制度の恩恵にかなり差があるので、そもそも欧州連合全国で統一するのに、無理があるのかもしれませんね。イタリア国内でさえ意見が分かれているのですから……
Commented by milletti_naoko at 2023-02-27 20:03
草刈真っ青さん、読んでくださったんですね。
ありがとうございます。

そうです。本来の時刻は冬時間です。今後は夏時間・冬時間と切り替えることなく、そのどちらかを各国が選択することと決まったはずが、欧州も各国も動かずにいて膠着状態である模様です。

中国はなんとそんなことに! それは大変でしょうね。
Commented by milletti_naoko at 2023-02-27 21:36
goodgirlさん、満開の花がきれいで、うれしかったです♪ アーモンドはバラ科サクラ属だそうで、なるほど花がよく似ているなあと思いました。

ありがとうございます。わたしは時間の変わり目に1時間長く眠れるときにありがたいと思う方なのですが、やはり体調を崩される方もいらっしゃるようで、難しい問題だなあと感じています。
Commented by milletti_naoko at 2023-02-27 21:45
結うさん、こんにちは。
満開のピンクの花、きれいだなあと見られてうれしかったです♪

記事とわたしの絵も見てくださったのですね。ありがとうございます。同じヨーロッパでも地域によって日の長さがかなり違うので、夏至の頃にスコットランドに旅行をして、午後10時頃にもまだ空が明るいので驚きました。
Commented by milletti_naoko at 2023-02-27 22:00
ぽとすさん、こんにちは。
日本にはない制度なので、感覚的に分かりにくいのでしょうね。それなのに、リンク先の記事まで読んでくださって、ありがとうございます。

今のように秋に冬時間に戻るのであれば、ローマの日の出は冬至の頃に朝7時34分なのですが、夏時間を恒久化すると、それが1時間ずれて、8時34分になってしまい、その時間帯まで空が暗くなってしまうということなんです。

原文には、夜明け前の起床は、心臓や血管系の病気などを引き起こす原因の一つだと書かれているので、もちろん早起きしたからと言ってそういう病気になるわけではないのですが、なんとそんなにも朝早くに起きられているんですね! 早寝早起き、すばらしいですね。工場や病院で働いていて夜勤もある方は、勤務時間が一定ではないので、大変だろうなあと思います。

こちらこそ心からのていねいなコメントをありがとうございます♪
Commented by meife-no-shiawase at 2023-02-27 23:32
アーモンドとサクラが親戚なんてびっくりですー。
でも親戚じゃなければあまりにも似ていますもんね。笑。

記事、拝見しました。
なおこさん作の絵がいいですね♪
おじいさんと牛の感じがとってもリアルです。
特に牛の脚♪
夏時間、冬時間って日本やアジアに住んでいるとあまりリアルに感じられないのですが・・・
面白いなーって思います。
Commented by katananke05 at 2023-02-28 15:57 x
夜も遅くの食事時間とか
夕飯の後また出かけて映画や観劇をできる国は 夏時間など
うまい制度と言えるでしょうね〜
勤務地と 住居地がそう近くではない日本では むずかしいと思います〜
でも夏時間の夏は なんだか楽しくて 嬉しい〜
(アメリカでの体験です)
Commented by milletti_naoko at 2023-02-28 18:34
メイフェさん、わたしも長年の間よく似ているなあとは思っていたのですが、今回SNSのコメントをきっかけに調べて、アーモンドがサクラ属で、桜と親戚だと知って、びっくりしました! なるほど花がよく似ているはずです♪

リンク先の記事も読んでくださったんですね。ありがとうございます。
ことわざの言わんとすることが分かりやすいようにと、この絵を描いたのはずいぶん昔なのですが、写真を見ながら描いたのかもしれません。

牛というと、平安時代の牛車が頭に浮かんで、遅いような印象がありましたが、イタリアに来てから、山でさっさと歩いてわたしたちを追い越していく牛を見ることが多くなり、牛も足が速いことを知りました。

暮らしてみないと分かりにくいですよね。日の入りや日の出の時間が1時間変わると、町の明るさや1日の過ごし方が変わってくることもあり、こちらでは一般市民にとっても大きな問題なんです。
Commented by milletti_naoko at 2023-02-28 18:42
katananke05さん、イタリアの夏は夜も暑く、我が家のようにエアコンのない家も多くて屋内では過ごしにくいので、夜9時まで明るくて、散歩などを楽しめる夏時間は、わたしたちにはありがたいです。夏には長い間トラジメーノ湖で夕焼けを楽しみながら食事ができるのも、夏時間のおかげだと思います。

日本の都会では労働時間が長い上に、通勤距離も長いので大変ですよね。わたしも、地方の高校3校に勤めたので、自転車で10〜20分で行ける家には住んでいたのですが、仕事が終わる頃には日がとっぷりくれていることが多かったです。
by milletti_naoko | 2023-02-26 23:59 | Notizie & Curiosita | Comments(14)