新しい道と場所発見 花が彩るオルヴィエート

　土曜にオルヴィエート（Orvieto）でソリアーナ門（Porta Soliana）の前を通りかかると、

Orvieto (TR), Umbria 15/4/2023
セイヨウサンザシ（biancospino）が花盛りでした。

　去年できた赤い実がまだ残っていて、イタリアの国旗の色をしています。

　サンザシの右手にある展望台へと歩いていくと、ミモザの花は終わったものの、代わりに菜の花が、レモン色のきれいな花で一面を覆っています。

　崖下周遊トレッキングコース（Anello della Rupe）を歩くと、崩れかけた崖を補強したと思われるレンガの間からも、菜の花が元気よく咲いています。

　こちらの赤紫色の花も、岩壁のあちこちに咲いていました。
　今回は、中心街の藤の花を見たかったので、崖下周遊コースの４分の１だけ歩いて、このあとは、

菜の花の彩る坂道を、夫の後について登っていきました。夫はすでに歩いたことがあるそうなのですが、わたしにとっては初めての道です。

　登り道の右手の壁から、咲いているヒナゲシの花があります。

　その少し先の石塀の上にも、かわいらしい赤いヒナゲシ（papavero）の花が咲いていました。

　このあとは階段を登っていき、

　こちらの入り口から中に入り、

落書きのようでもあり芸術的趣がないとも言えない絵が一面に描かれた階段を上って、

中心街へと歩いていきました。

　崖のすぐ上から下方を見やると、今はホテルとなっている元修道院が見えます。

　階段の出口からは中心街の町並みへと、こんなふうに道が続いていて、

　道の傍らにはリンゴのかわいらしい花がたくさん咲いていました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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