2023年 05月 23日
被災から7年ようやく再建進むノルチャ聖ベネデット教会













背の高い重機も少ないし、材料の調達もね。
しかも、地震で崩れるときの恐ろしさは想像できないです。
建設当時とは状況等も違っているでしょうし、修復ができる人材などの確保なども大変なのかなーと思いました。
観光客などが戻っているということならよかったです。
ようやく再建に向けて動き出そうかというときに、感染が拡大してロックダウンになり、自宅から出るのさえ自己証明書がいるような日々が数か月続き、ようやく感染下の規制から抜け出て、面倒な役所手続きなども終わり、再建できるかというときになって、戦争による物価高で、かつて見積もっていたよりもはるかに高い費用がかかることになってと、再建にあたっても不運に見舞われている感があります。
ノルチャは幸い他の被災地に比べると、大きな地震の震源地になったにも関わらず、地震に耐えた店や家も多かったため、翌年にも店が営業を再開し、旅行者も来ていました。けれどもアメリカ風の英語を話す大勢の旅行客を見て、復興も進み、感染下からも抜け出して、ようやく以前のように旅行者が訪れつつあるのだなあとほっとしました。
歴史的な建物はそっくり元の姿にもどさなければならず再建するのも時間が相当にかかりそうですね。そちらは歴史遺産も多くて景観を守りながら耐震対策をするにも費用も相当なのかな…と。
でもこうして時間はかかりながらも修復作業が進んでいる様子、嬉しいですね(^^♪
過去記事も読んでくださったんですね!
多くの教会が倒壊したり修復を要したりする中、ペルージャの知り合いの建築家が、以前とは形は変わるものの、耐震性のある修復案を出したら難を示されて、折り合いをつけるのが難しいと言っていました。
以前の姿を継承しつつ、さらに大きな地震にも耐えうる耐久性をとなると、石造りの建造物の場合にはやはり何かと難しいようです。
ようやく修復がここまで進んでいるのを見て、ほっとしました♪