イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

湖の北岸歩き魚おいしい南東の湖畔の店へ

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 昨日は夫がヨットの授業で、教官や他の受講生と湖へとヨットで乗り出している間に、

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Passignano sul Trasimeno (PG), Umbria 17/6/2023

ヨットクラブ近くの駐車場から

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トラジメーノ湖(Lago Trasimeno)の島行きの公共の船の停泊所のそばを通って、イタリアで最も美しい村の一つであるパッシンニャーノ(Passignano)の岸辺の遊歩道へと向かいました。

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 湖の東寄りの北岸にあるパッシンニャーノの岸辺の遊歩道を、東から西へと歩いていくと、西の岸辺にあるカスティッリョーネ・デル・ラーゴ(Castiglione del Lago)の町並みが思いのほか大きく見えて、その向こうにはトスカーナのアミアータ山(Monte Amiata)も霞んで見えています。

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 マッジョーレ島、ミノーレ島と、マッジョーレ島行きの船の発着所・切符販売所が見えてきました。

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 この春は雨の日が多く、トラジメーノ湖の水量がかなり持ち直したように思っていたのに、この切符販売所の傍らにある水位計を見て、基準水位よりもまだ95cmも低いのだと驚きました。

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 切符販売所がある桟橋から岸辺をふり返ると、パッシンニャーノの町並みと時計塔が見えます。

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 西を見やると、もう一つの桟橋が見えます。その向こうに長く伸びる岬のその少し向こうまで昨日は歩いて、ひなげしが彩る麦畑を見ることができました。

 先に見えていた桟橋の先端からはすぐ前方にマッジョーレ島が見えて、そのたもとには、アッシジの聖フランチェスコの像が立っています。

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 マッジョーレ島は、1211年2月16日から3月30日にかけて、四旬節の約40日間を、聖フランチェスコが四旬節の40日間を過ごした場所であり、島にはそのゆかりの場所がいくつかあるので、像が立っているのはそのためでしょう。

 像とマッジョーレ島と桟橋と湖の眺めが美しい写真が撮れそうなところに、貸しボートの屋台が置かれているのが残念です。

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 この桟橋の先端に、飛び込み禁止と水泳禁止と書いた紙が掲示されていました。この掲示は今回初めて見ました。パッシンニャーノのこの桟橋は、島行きの公共の船の発着所と停泊所の近くにあるため、こうした行為が危険であるにも関わらず、最近になって飛び込んだり泳いだりする観光客がいたためでしょう。

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 桟橋のたもとに戻って島の方を眺めていたら、マッジョーレ島を出た船がこちらに向かっているのが見えました。

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 ちなみに、前方に見える島は一見一つだけに見えるのですが、よく見ると、奥に見える横に長いマッジョーレ島(Isola Maggiore)の右端、前方に小さいミノーレ島(Isola Minore)もあって、二つの島が重なって見えることが分かります。

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Google Maps

 昨日わたしが歩いてたどり着いた地点(緑の印)からは二つの島が離れて見えるのですが、パッシンニャーノのこの桟橋のたもと付近(赤い印)からは二つの島が重なって見えるのです。

 「2時間後、11時頃に授業が終わると思うから、君もいっしょに来て、授業の間は散歩をしたらどうかい」と夫は言っていたのに、散歩を終えたわたしが、ヨットクラブ前の駐車場に11時20分頃に戻っても、まだ夫がいません。授業が終わったら電話するとは聞いていたのですが、連絡がないのは夫が携帯電話を家に忘れたからかもしれないと思って、駐車場まで行ってみたのです。日陰にベンチがあるところまで引き返して待っていたら、正午になって授業が終わった夫から電話があり、そのあとは湖の南東、マジョーネ市のモンテブオーノにあるレストラン、Ristorante il Ristoroまで車で行って、昼ごはんを食べました。

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 店は半分セルフサービスで、入り口でレジの前の列に並んで料理を注文し、代金を払ってから、空いているテーブルを選んで着席します。12時半前と早めに到着したおかげで、予約はしていなかったのですが、まだ空いているテーブルが見つかりました。

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 わたしも夫もCarpa regina in porchetta con verdura cottaポルケッタ風に香草を詰めて焼いた鯉に青菜を添えた料理」を注文しました。それだけでも十分なほど量があったのですが、夫が味を見てみたいからと、湖でとれる小魚、アゴーン(agone)の揚げ物、agone frittoも頼んだら、びっくりするほど山盛りだったので驚きました。鯉もアゴーンのフライもとてもおいしかったです。

 レジで支払ったときに、わたしたちは45という数字が書かれた順番票を受け取りました。頼んだ料理がすべて準備できると、店の人がトレイに載せてテーブルまで運んでくれるのですが、土曜日で客が多かったので、支払ってから料理が運ばれてくるまでに、30分待ちました。

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 食べきれなかったので、店の人に容器をもらって、家に持ち帰りました。この箱に入っているアゴーンだけで家に帰って量ると82gあったので、皿には300g近くが盛られていたのではないかと思います。

 湖の魚がおいしい店は他にもあるのですが、パッシンニャーノのベンチで夫を待ちながら、ここで食べたいとわたしが考えたのは、ここなら12時前でも開店していたからでもあり、半分セルフサービスなので、おいしくて量が多いのに安いからでもあります。実際、この店ではパンを運んでくれても、サービス料がつかないため、鯉のポルケッタ風が一皿12ユーロ、小魚のフライが6ユーロ、水500mlが1ユーロで、おいしいものをたくさん食べたのに合計31ユーロでした。アゴーンのフライはなかった方が、鯉のおいしさを十分に楽しめたようにも思うのですが、残りが夕食のおかずになってくれました。ただ、夫の授業が終わったのが結局は正午になり、正午を過ぎれば開いているレストランも多くなります。後になって思うと、わざわざ湖を半周して22分ドライブしてまで行かなくても、他においしい店があったようにも思うのですが、この値段でおいしくたくさん食べられるのは、Ristorante il Ristoroならではで、行ってよかったです。

Ristorante Il Ristoro
Via Di Montebuono, 22 - 06063 Magione (PG)
Tel. : +39 075 8476500
Email: ilristoromagione@gmail.com
Sito : Ristorante Il Ristoro - HOME

 パッシンニャーノのTrattoria del Pescatoreも魚がとてもおいしく、ウォーキングのいでたちでも入りやすいのですが、このときわたしは暑い中を10km歩いたあとで疲れ果てていたので、中心街まで1km歩いて戻る元気がありませんでした。通り道にあったサン・フェリチャーノのDa Settimioも魚がとびきりおいしいのですが、格式高いレストランなのでTシャツにジョガーパンツで行くのがはばかられたのでありました。お気に入りのいつものジラモンドもおいしいのですが、夫が好きなピザもきれいな夕焼けも昼食時には楽しめず、値段もそこそこに高いので、ならば昼食に行くなら湖のおいしい老舗にという話になりました。

 閑話休題。風景の美しいトラジメーノ湖畔を、時々撮影も楽しみながらゆっくり歩き、おいしい魚料理をたくさん食べることができて、うれしかったです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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ブログテーマ:私の推し活!~推しは○○です~
by milletti_naoko | 2023-06-18 23:17 | Umbria