湖畔でカプチーノあらカフェインレスでもカフェイン少しあり睡眠の質悪化

　日曜の朝は、ボルセーナ湖のほとりのバールで、

Bolsena (VT), Lazio 25/1/2023
９時半過ぎに２度目の遅い朝食を食べました。上の写真で、右手に水色の椅子が並ぶのが見えるバールです。

　このバールは、ボルセーナの中心街から湖へと伸びるプラタナスと紫陽花の並木道をまっすぐ進み、

湖に出ると、そのすぐ右手にあります。上の写真では、木々に隠れて、右手に見えるヨットの左に写っています。
　夫はペルージャのバールで、すでに朝食を済ませていましたし、わたしも家を出る前に朝食にバナナとヨーグルトを食べていたのですが、起きたのが６時過ぎで、８時出発に間に合うようにと朝早く食べたため、この頃にはおなかがすいてしまっていました。

　夫は甘いものが食べたかったため、わたしは、空腹のまま歩いては筋肉が分解されてしまうと考えて、この岸辺の店で２度目の朝食を食べることになりました。タンパク質のあるサンドイッチやパニーノの方がいいかとも思ったのですが、そういうものを食べては、楽しみにしているオルヴィエートの日本料理店での昼食を十分に楽しめなくなる恐れがあります。
　そこで、わたしも甘い朝食にすることにして、夫と同じくカフェイン抜きのカプチーノ（cappuccino decaffeinato）も注文しました。わたしは去年１２月に２度ひどいめまいを経験してから、

ずっとコーヒーを飲まずにいたら、２月に昼食後にコーヒーを１杯飲んだだけで、夜目がさえて眠れなかったので、以後はずっとコーヒーは飲まずにいました。そして、カフェインレスコーヒーは健康に悪いと読んだことがあったために、飲んだことがありませんでした。

　それが、先日、りえさんと仕事の話をするためにお会いしたときに、ここのカフェインレスコーヒーはコーヒーとほぼ同じ味がしておいしいですよと聞いて、初めてカフェイン抜きのコーヒーを、ミルクを少量加えたcaffè macchiatoで飲んでみました。そのときにおいしいなあと思ったのですが、実はその晩は、他には睡眠を阻害する条件が何もないはずなのに、眠りの質が悪かったのが気になっていました。

　翌朝、眠りが浅かったように感じて確認すると、カフェインレスでもやはりコーヒーを飲んだためか、床についてから深い眠りにつけるまでにかなり時間がかかり、しかもその深い眠りの時間が短くなってしまっています。前日の晩の睡眠時間がかなり短かかった上に眠りの質も悪く、日曜日はボルセーナでもオルヴィエートでもかなり歩いたというのにです。

　それで調べてみると、どんな方法でカフェインを抜いてみても、わずかなカフェインはどうしても残ること、イタリアでカフェインレスコーヒー（caffè deccafeinato）と呼ぶにはカフェイン含有量が０.１%未満でなければならないこと、コーヒー１杯に含まれるカフェインの量が、普通のコーヒーの場合は５０〜１２０mgであるのに対して、カフェインレスコーヒーでは約２mgだということが分かりました。

　お茶を飲んでも眠れなくなってしまうため、お茶も避けているためか、わずか２mgのカフェインでも眠りが妨げられてしまうのでしょう。更年期障害と思われるめまいや吐き気を避けるために、コーヒーを飲まずにいる間は、活力ある１日を送るのに大切な安らかな睡眠のために、カフェインレスコーヒーも飲まない方がいいと、学んだのでありました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓　記事がいいなと思ったら、ランキング応援のクリックをいただけると、うれしいです。↓　Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)