月と花 駐車場見つからず車あふれるペルージャと授業で七夕飾りづくり

　今朝は窓を開けたら、きれいな白い月が日曜の町の丘の上に見えて、うれしかったです。

　朝は６時前に起きて、学校の授業が始まる３０分前に学校の近くまで車で行ったのですが、どうしても近くに空いている無料の駐車場が見当たりません。そこで再び、離れた場所まで引き返して車を駐車してから、１５分ほど歩いて学校に行きました。生徒たちは昨日利用した有料駐車場になんと２２ユーロも払わなければいけなかったからと、今朝は無料の駐車場を見つけたとのことなのですが、聞いてみると、そこはそのあたりに住んでいる人だけが駐車できる場所であるようなので、かなりの罰金を取られてしまう可能性があります。ただ、わたしも授業が終わってから車に戻ってよくよく見たら、本当はどうも誰もが駐車してもいい場所ではないようでした。

　日中は日が高く暑い上に、午後も夕方も個人授業があったためウォーキングの時間が取れないからと、せめては遠回りをして駐車場へと戻っていたら、かわいらしい野の花がたくさん壁から咲いています。

　夫が昨晩出かけて、とてもよかったと言っていたソロメオのコンサートの広告も、月曜はわたしが通らなかったこの道には張ってありました。残念ながら昨晩が最後の晩だったようです。
　歩きながら、どこか他に駐車できそうないいところはないだろうかと探していたら、

　並ぶ商店や事務所の前にすきまなく車が並んでいる、その壁のあちこちに「歩道を空けてください」と書いた紙が張られていました。
　本当は、学校まで歩いて３０分余りかかる無料駐車場に車を置いて、そこから歩いて行こうと考えていたのですが、そのためによさそうな場所をグーグルマップで探していたら、家を出るのが遅くなってしまいました。車を運転しながら駐車場を探して１５分ほどの間うろうろしたので、結局は最初からその場所に車を置いて早歩きで学校に向かった方が、学校に早く着けていた上に、もっとたくさん歩くことができたようにも思います。
　昨日は時間がなくて買い物に行けず、今日はバナナを切らしていたので、学校の帰りに、スーパーに寄って買い物をしました。そのため、うちに帰って料理をして、昼食を終えたら、すぐに少女の新しい家に授業をしに行く時間になりました。

　去年の授業で七夕の話をしたら、大好きな『NANA』で七夕の場面があったと、とても喜んでくれたので、今日は家の笹の低いところにある枝を切り取って、持って行きました。そうして、七夕飾りをいっしょに作って、少女が短冊に願いごとを日本語で書くのを手助けしました。

　「ほしいです」、「……たいです」という表現を学ぶのは、まだまだ先なのですが、教科書の該当ページを開いて、説明をして、願いごとを書くために使いました。慌てて切って持ってきたので、傷んでいる葉もあったため、このあと短冊を吊るす前に、そういう葉は剪定しました。

　授業の準備が終わってすぐに就寝すればよかったのに、そのあと「さっと書いて投稿しよう」と、ブログの記事を書いて投稿していたら、眠るのが遅くなった上に、直前までパソコンの画面を見続けていたために、睡眠の質がひどく悪くなってしまいました。そのため、今朝も学校のバールで、カフェインレスのコーヒーを飲みました。
　というわけで、今晩はまもなく就寝して、ゆっくり休みます。おやすみなさいませ。
　そうそう、昼頃に電話で、夫が湖畔の店に夕食を食べに行こうと言ったので、今日の午後６時２０分からの授業は明日に変更してもらったのですが、結局は夫は友人と二人で中心街に行くことになりました。ならば夕方の授業は今日でもできていたのですが、学校関係の書かなければいけない書類やメールもいろいろあったので、授業変更をしておいてよかったです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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