夕日と月きれい昨日もトラジメーノ湖

　昨夕も夫の誘いに乗って、湖畔のいつもの店に夕食を食べに行きました

Giramondo Ristorante Pizzeria, San Feliciano, Magione (PG), Umbria 20/7/2023
　昨日もわたしは、最近お気に入りのヨーロピアンパーチの串焼きを食べました。添えてある赤玉ねぎのマリネも、とてもおいしいのです。夫もいつものようにピザを頼みました。
　きらきらと輝く夕日の光が木々の向こうに見えます。最近は、店に食べに来る客がぐんと増えたので、間際に予約をすると、こんなふうに湖や夕日が見えにくい席で食べることになります。

　夕日が沈むところだけでも見送りたいと、食事中ではありましたが、席を立って、カメラを片手にトラジメーノ湖（Lago Trasimeno）の岸辺へと向かいました。

　サハラ砂漠から飛んできた砂が空を覆っているためか、空全体が灰色がかってはいるものの、沈む夕日に、地平線近くの空が茜色になり、その空の色が湖にも映っています。

　湖と夕日は美しいけれど、うちから店まで片道３０分かかるので、帰りが遅くなると、それだけ翌日の授業の準備が終わるのが遅くなってしまう。そう思って悩み、実際、就寝が相変わらず真夜中を過ぎてしまったのではありますが、慌ただしいときだからこそ、こうしてゆったりと食事と夕景を楽しむことができて、よかったです。

　食後に再び岸辺に向かうと、たそがれの空に、白くほっそりとした月も見ることができました。

　金曜日の今日は、授業は午後１時までで、早くうちに帰ることができました。おとといになって、当初予定されていた２４日・２５日の試験が中止となり、代わりに２日間とも、７時間の授業をすることになりました。
　と言うわけで、夫は今日の夕方からアドリア海岸はリミニの友人宅へと泊まりがけで出かけて海で過ごすのですが、わたしは家に残って、ゆっくりと来週の授業の準備をして、ゆったりと翻訳・通訳・執筆の仕事にも取りかかり、家事もぼちぼちと片づけていき、体を休めるつもりでいます。
　昨日から使うことになった学校の教室は、最上階にあって日中は日が当たります。今朝８時には２７度で、ずっとエアコンをかけていても帰り際には２６．２度だったのですが、昨日の朝までいた教室は、午後には３３度を超えていたのではないかと思うので、ずっと過ごしやすいです。まあ、屋外の気温が３５度近くあり、やはりエアコンのない我が家の中が２７、８度ですから、そのくらいがちょうど体にもいいのではないかと思います。と言うわけで、今週末と来週最後の２日間の授業を乗り切るべく頑張ります！

Articolo scritto da Naoko Ishii

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