
夫やその友人たちは、若い頃にした特別な旅行の記録を、写真ではなくスライドフィルムで残しています。その方が広い画面に映し出して、皆でいっしょに楽しめたからと夫は言います。最近会った従兄から、「大量にあったスライドフィルムを、写真屋に依頼してデジタル画像にしてもらった」、「画質もよかったし、予想していたよりも安くできた」と聞いて、「では自分も約2千枚あるスライドフィルムをデジタル画像にしよう」と、最近夫はペルージャや近辺の業者に電話で問い合わせていました。
そうして、いろんな店で見積もり価格を教えてもらったあげくの夫の結論は、従兄がデジタル化を依頼した店、マルケ州の村、カステルライモンドの写真店までスライドフィルムを持って行き、デジタル化が終わったときにまた取りに行こうというものでした。カステルライモンドまでは、ペルージャの我が家から片道約90km、車で1時間2、30分と遠くはあるのですが、ペルージャよりも単価が安いので、その方がいいと判断したのです。
「明日は店にフィルムを届けたら、カステルライモンドで食事をして散歩をしよう」と夫は言うのですが、ところが、村は2016年のイタリア中部地震の再建がまだ始まってさえおらず、爪痕が大きいようです。
そこで、すぐ近くにある清らかな川が中心を流れる美しい村、ピオーラコ(Pioraco)について調べ、Il sentiero Li Vurgacciという緑の中を歩いて、川や滝を間近から見られるトレッキングコースがあることがわかりました。
ところが、その旨を夫に言うと、「そのコースならもう歩いたよ」と言うではありませんか。
Articolo scritto da Naoko Ishii
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