イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート

 先週の土曜日、北西の冷たい風が激しく吹きつける中、オルヴィエート(Orvieto)崖下周遊トレッキングコース(Anello della Rupe)を歩くと、木々の紅葉がきれいでした。

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート_f0234936_19130197.jpg
Orvieto (TR), Umbria 16/12/2023

 冬至が近づく今は、日の入りが早くなった上に、太陽が南寄りに昇って沈みます。

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート_f0234936_23002533.jpg
オルヴィエートの観光案内看板の地図にわたしが歩いた道などを書きこんでいます。


 地図では、冒頭の写真の元修道院を、オレンジ色の丸で囲んでいます。

 この日も、いつものように駐車場からアルボルノス城塞(茶色い丸で囲んでいます)へと歩き、城壁の前を通り、二つの門をくぐって、地図に紫色で記された崖下周遊トレッキングコースを歩きました。

 ピンクの*で記した門の前から、

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート_f0234936_19284726.jpg

葉の色づく木々が美しい風景を撮影したときには、まだ門に日が当たっていたのですが、ぐるりとコースを一周して、1時間半後に戻ってくると、

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート_f0234936_19301956.jpg

崖下周遊コースへの直接の出入り口となる門はすっかり日かげとなり、

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート_f0234936_19310770.jpg

城塞の公園の入り口も木々も高いところだけに日が当たり、城壁はオレンジ色に、木々は赤く染まっていました。

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート_f0234936_19320667.jpg

 崖の南東面なら風が吹いていないかと思ったら、冷たい北風はここにも吹きつけていたのですが、紅葉と時々顔を出す太陽の暖かい光に励まされながら歩きました。

 崖の南面の下、人家からかなり離れたところで、どういうわけか時々見かける猫がいたのに、最近はすっかり見かけなくなったので、気になっていました。

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート_f0234936_22311638.jpg

 この日は久しぶりにその猫に出会って、元気そうな姿を見て安心しました。

 崖の南面から南西面へと進んだあと、わたしは地図に紫で示されたコースを歩く代わりに、坂道を上って、崖下に菩提樹が並ぶローマ通りを歩くのが好きです。

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート_f0234936_22350040.jpg

 ローマ通りに出て右を見やると、ローマ門と先ほどまでその裾を歩いてきた岩壁が見えます。崖下周遊トレッキングを中断して、ローマ門から中心街に入って散歩をすることもたまにあるのですが、

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート_f0234936_22422371.jpg

この日は崖下を一周することにして、左へと進みました。

 すっかり葉を落とした木々の、町の壁にくっきりと映る影がきれいです。

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート_f0234936_22473207.jpg

 南西面は日が差して暖かいのですが、上の写真で向こうに見える角を曲がり、

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート_f0234936_22481311.jpg

北面の下に出ると、北西の風が冷たく、トレッキングコースも崖の影になっています。

 アナベルは枯れてしまっていますが、バラ園にはわずかながらも、まだ咲いている花があります。

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート_f0234936_22501094.jpg

 雨の降らない日が続いていたはずなのに、崖の北面の下は日当たりが悪いためでしょう、地面や道が湿っているところが多かったです。

 こんなふうに崖が崩れて石が落ちているところが、北面の下ばかりではなく、先ほどご紹介したローマ通りの歩道にもあり、危険なところを人が通らないようにと、石が落ちかねないところは柵で囲まれ、入れないようになっています。

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート_f0234936_22550827.jpg

 崖の北面には栗の木が多く、道のあちこちにイガが落ちています。イガに残る栗の実に、芽が育っているのを見て驚きました。

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート_f0234936_23012202.jpg

 崖下をほぼ一周し、崖の東の端が近づいてくると、その上に築かれたアルボルノス城塞が見えてきます。サン・パトリッツィオの井戸は、上の写真でちょうど右手に見える岩壁の上と中にあります。

紅葉を愛で木枯らしに負けず崖下歩くオルヴィエート_f0234936_23044454.jpg

 城塞を頂く切り立つ崖の下を通って坂を上り、ソリアーナ門から再びオルヴィエートの歴史的中心街へ入って(上から4枚目の写真)、崖下の周遊を終え、このあとは夫と待ち合わせていた駐車場へと向かいました。

 歩くうちに体も少しずつ温まり、紅葉や葉を落とした木々が美しい風景の中を歩くことができてよかったです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 記事がいいなと思ったら、ランキング応援のクリックをいただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ 

ブログテーマ:紅葉の1枚
by milletti_naoko | 2023-12-21 19:34 | Umbria