2024年 01月 21日
雪煙にあらがい山を歩けば青空に白い月 シビッリーニ山脈








先ず1枚目、きれいな雪景色。
青空に真っ白い雪が美しいけれど‥
氷点下5℃の中、しかも吹きつける風の中を歩くのは大変だったことでしょう。
昔々スキーをしていたころを思い出します。
それでもドライブ中に車を下りて歩かれたのは、
この景色と自然を楽しむためですか?
イタリアには何度か行ったのですが冬の時期はベネチアしか行ってなくてこんな雪景色は初めて見ましたよ!
京都は昨年末から平年に比べ暖かく感じ、毎年1月初めから雪が何度か積もるのに今年は1cm程度の雪が2度だけ積もったていどです。お陰様で海外からの観光客で賑わっています。これからも楽しいお写真を愉しみにしておりますね~!
一面の雪の世界を見て歩きたくて出かけたので、歩いたのですが、
気温が低い上に、びっくりするほど強く冷たい雪混じりの風が
吹いていて、予想に反して歩くのが大変でした。
以前はスキーをされていたんですね!
そうなんです。歩いた方が見るのも撮影も風景をより楽しめる上、
もともと歩くのが目的だったので歩きました。
山や高原を歩かずに車道を歩いたのは、夫の登山靴が壊れかかって
いるので、道路の方が雪が浅いので歩きやすかろうと考えたからです。
イタリアの山でも冬には雪が降るんですよ。こちらも温暖化でかつてに比べて
雪が降る回数や量は減っているのですが、夫が幼い頃には、標高500m付近の
山の村でもよく雪が積もり、通学用のバスが通れないので学校を休むことが
時々あったようです。
京都に降る雪はまた美しいことでしょうね。わたしもイタリア人の夫と
風情ある京都の寺社や庭園を訪ねて回ったことがあります。
夫がとても感動していました。京都駅もかなり気に入っていたようです。
この広い高原があるあたりは、山の標高が高いこともあり、また国立自然公園でも
あるために、スキー場にはなっていないのですが、雪山を歩いているときに、自分たちで
足で登ってはスキーで滑り降りる人を見かけることは、たまにあります。
少し車で行った先にはスキー場もあったのですが、2016年のイタリア中部地震で
かなりの被害があり、まだ村さえ再建が始まっていないところが多い状況ですから、
スキー場の再建はまだ先になるのではないかと思います。
とーーーっても寒そうですが美しい雪景色に
なおこさんのところも四季がとても感じられるところだなと思いました。
痛いほど冷たいって最近味わっていません。
でもそれだけに空気もピンとしていて景色もさらに綺麗に観えそうです。
1452mなのですが、夏も冬も普段なら天気のいいときは太陽が照りつけるので、
山の上だからと言ってそれほど地上とは気温の差がないんです。
ところがこの日は激しい北風が吹きつけて、雪があるために気温が地上に比べてさらにかなり
低く、予想よりもはるかに寒かったので驚きました!
小学校の頃は札幌に住んでいたので、冬の雪や氷点下には慣れていたのですが、こういう
雪混じりの強風に吹かれて歩いた記憶はないような。
でも、おそらくはこの強風のおかげで、一面真っ白の美しい山の風景を見ることができました♪

そうなのですね。ご覧になった月もきっと美しかったことでしょう。同じ感慨を持って眺められていたのですね。