イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日_f0234936_17082417.jpg
 日本の猫の日、おめでとうございます。

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日_f0234936_17033746.jpg
Senigallia (AN), Marche 11/2/2024

 先日、こちらの寄り添う猫の陶器がすてきでしたとご紹介したマルケ州の海辺の町、セニガッリア(Senigallia)の陶器の店は、

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日_f0234936_17054267.jpg

歴史ある城塞も建つ町の中心広場にあるのですが、

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日_f0234936_17082417.jpg

猫のさまざまな姿をとらえた、独創性があってかわいらしい猫が、他にもたくさんありました。

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日_f0234936_17122461.jpg

 猫と言えば、先日、オルヴィエート(Orvieto)崖下周遊トレッキングコース(Anello della Rupe)を歩いたときにも、

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日_f0234936_17140868.jpg

凝灰石の岩壁の東の端に建つ上のアルボルノス城塞の門を通り、崖の南面の下を歩いていたら、こちらの猫に出会いました。

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日_f0234936_17163046.jpg

 崖下を歩いていると、半年に1度ほどの割合で、出会うことがあります。姿を見ると、全速力で駆けてきて、体をすり寄せてくる、かわいらしい上に人なつこい猫ちゃんです。

 この日の前までには、このあとさらに西へと歩いて、

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日_f0234936_17214123.jpg

こちらの元修道院が見え隠れするあたり、

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日_f0234936_17224200.jpg

人家がまったくない崖のすぐ下で、この猫に会うことが多かったので、いったいどうしてこんなところに1匹でぽつりといるのだろうと、いつも不思議に思っていました。

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日_f0234936_17242031.jpg

 今回、この猫と出会ったとき、上の写真で遠くに後ろ姿が見える男性も、猫からそう離れていないところを歩いていたので、「あなたの猫ですか」と尋ねたら、「いいえ、この猫は、この先に住む農家の人が食べ物をやっているので、それでこの崖の下によくいるんですよ」と教えてくれました。それでようやく、猫が1匹ぽつんと崖の下にいる理由が分かって、ほっとしました。

 ちなみに、イタリアの猫の日(Festa del Gatto)は、日本より5日早い2月17日です。その理由に興味がおありの方は、ぜひ上の記事をご覧ください。

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日_f0234936_17285990.jpg

 さて、この日は青空が広がっていたので、崖下へと下っていく前に、上の写真で左手に見えるアーチからアルボルノス城塞(Fortezza Albornoz)の中に入って、右手に見える城塞の門の上へと登りました。

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日_f0234936_17392665.jpg

 門の上に登って右を見やると、このあと歩いて猫に出会った崖下周遊トレッキングコースが下方に見えます。

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日_f0234936_17414782.jpg

 左を見やると、城塞の城壁と、このあとアーチをくぐっていった門が見えます。

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日_f0234936_17440636.jpg

 北東を見やると、緑が広がっていて、その遠くに青い山並みが見えます。このとき、写真では分かりにくいのですが、

セニガッリアかわいらしい陶器の猫とオルヴィエート崖下の猫 おめでとう猫の日イタリアの猫の日は2月17日_f0234936_17455459.jpg

ずっと奥に見える連なる青い山脈のその向こうに、上の写真で右から3分の1ほどの位置に、白雪を頂くシビッリーニ山脈が、小さいものの肉眼でははっきりと見えたので、うれしかったです。この日は、この雪山が見えるのではないかと楽しみにして、門の上へと登りました。

 右手にある遠い丘の上に見える白い町並みは、コルバーラ湖畔に建つチヴィテッラ・デル・ラーゴです。

 この写真を撮影したとき、手前の線路を、ちょうど高速列車、フレッチャロッサ(Frecciarossa)が走っていました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 記事がいいなと思ったら、ランキング応援のクリックをいただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

ブログテーマ:猫の日
Commented by kazureru914419 at 2024-02-22 18:48
凄く感じの良いトレッキングコースですね (^^)/
Commented by koito_hari616 at 2024-02-22 20:20
こんにちは

イタリアにも猫の日が有るのが面白いと思いました
みずがめ座の2月と不吉と思われる17日なんとまぁ。。
日本の猫の日は語呂合わせ。。
民度の違いかなぁ。。と、思ってしまいました💦
でも同じ2月は偶然かなぁ。。
聞いて良いのかなぁ。。と、思いながら聞きますが
ミミちゃんは元気なのですか?
とても、ミステリアスな美人さんです♪
Commented by BBpinevalley at 2024-02-23 09:27
こんにちは😃

場所は違えど、つい3日ほど前に後にしてきたイタリアの風景が拝見できて、嬉しいです。
トゥスカーニア、教えていただいた通り、とても素敵に鄙びた村で、大いに楽しみました。
短いステイでしたが、ローマからも近く、良いチョイスでした。
色々教えてくださって、ありがとうございました♪♪
Commented by milletti_naoko at 2024-02-24 04:52
kazureru914419さん、季節ごとに移り変わる風景も楽しむ
ことができるお気に入りのトレッキングコースです♪
Commented by milletti_naoko at 2024-02-24 05:05
結うさん、こんばんは。
読者から募って決めるという発想も、なんだか民主主義で
おもしろいですし、それがたまたま日本の猫の日に近いという
のもおもしろいですね。
実はミミは、もうずいぶん前になりますが、義母が亡くなってから
しばらくして亡くなったんです。気持ちが落ち着いてから記事にしようと
思いつつ、つい時期を逃してしまいました。ありがとうございます。
Commented by milletti_naoko at 2024-02-24 05:11
BBpinevalleyさん、おかえりなさいませ!
どういたしまして。存分に滞在を楽しまれたようで何よりです。
わたしもすてきな村だなあ、いつかまた戻ってみたいなあと
思いつつ、少し遠いので先延ばしにしていました。
記事のお写真、拝見しました。美しいですし、お店の食事、
とってもおいしそうです!
Commented by ciao66 at 2024-02-24 17:44
かわいいネコの陶器がいっぱいで、
眺めているとニコッとしました♪
ネコの日にふさわしい記事でしたね。
城塞の上から眺めた最後の写真は、
電車と山々と街がぴったり一枚に収まって、
素晴らしいですね♪
Commented by milletti_naoko at 2024-02-25 03:21
ciao66さん、ありがとうございます。
今日もオルヴィエートの崖下を半周したのですが、ちょうど
見晴らしのいい坂道を下るときにフレッチャロッサが行き
交っていて、かわいい猫ちゃんにもまた会って、少しだけ
いっしょに歩きました♪
by milletti_naoko | 2024-02-22 17:54 | Viaggi | Comments(8)