ミモザ・椿 花盛り 菜の花も咲くオルヴィエート

　ミモザが咲いたことだろう、ひょっとしたら椿も咲き始めたかもしれないと、昨日花を楽しみに歩いたオルヴィエート（Orvieto）では、

Orvieto (TR), Umbria 24/2/2024
暖かいためでしょう、中心街では椿がもう花盛りで、町を彩って、とてもきれいでした。

　崖下周遊トレッキングコースを歩くと、菜の花ももう咲き始めていて、

日当たりのいいところでは、こんなにたくさん咲いていました。
　崖下では、ミモザの花は、遠くに緑の木々の向こうなどに見えることが多かったのですが、道のすぐ傍らに立つミモザの木も１本あり、

日の光にきらめいて、きれいです。

　オルヴィエートの町を頂く岩壁の下を、東の端から西の端へと歩いていき、菩提樹並木のあるローマ通りへと坂道を登っていくと、崖の上のミモザの大木に花が咲いているのが見えます。

　そこで、崖下を歩くのは半周でやめて、崖の上に登り、歴史的中心街を歩いて、ミモザや椿の花を訪ねることにしました。

　中心街に入ろうとローマ門に向かうと、その右手下方でも、ミモザの花がきれいに咲いています。

　電線が入ってしまいましたが、ズームを使って撮影しました。

　崖のすぐ上を通る見晴らしのいい通りを歩いていくと、花がまだ早いのか、それとも枯れてしまった花もあるのか、かつて感嘆したときほどではありませんが、
凝灰石の壁をミモザの花が彩ってきれいです。

　このあと、坂道をしばらく下っていくと、こちらの椿の大木にも、もうたくさん花が咲いていました。
　こんなふうに、かつて美しい椿を見た通りや町角を探しながら、中心街を歩くと、

あちこちで美しい椿の花が咲いていました。

　まだつぼみの多い椿がある一方で、すでに花の季節が過ぎつつある椿もあります。
　このあとしばらくして、雨が降り始めたので、雨宿りも兼ねて薬草専門店で買い物をして、夫と電話で連絡を取り合い、再び駐車場へと通りを歩きました。

　高い石壁の向こうに立つミモザと椿の大木も満開です。

　このあと、冒頭の写真を撮影した、みごとな椿の多い住宅街へと向かったのですが、住民の方が多かったので、足早に通り過ぎて、その隅にあった冒頭の椿の花だけ、写真に収めました。
　トラクターのデモ行進に出会った節分の日、２月３日以来、久しぶりのオルヴィエートで、ミモザの花を楽しみに出かけたのですが、思いがけず椿の花も満開でそれはきれいだったので、ちょうど花の盛りに訪ねることができて、うれしかったです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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