風に揺れる赤い花きれい観賞用のりんごの花か

　今日、天気予報では時速５０kmさえ超え得るという暴風が吹き荒れる中、いつもの散歩道を歩いていたら、

Perugia, Umbria 28/3/2024
紅の鮮やかな、それは美しい花が咲いているではありませんか。
　そろそろ八重桜にもつぼみができただろうかと、木のそばまで行ってみても、


まだ冬のいでたちをしていて、つぼみができるのはまだずっと先という風情だったのですが、

奥の方に、何か鮮やかに赤い、あるいはピンクの花が咲いているように見えたので、そちらへと歩いて行ったら、

きれいな花に出会うことができたのです。
　花の色と姿に魅かれるのはもちろんのこと、ぼんぼりのように丸いつぼみもかわいらしいです。

　風に揺れて、カメラにうまく収まってくれないので、またいつかもっと花が咲いた頃に、カメラを携えてウォーキングに出かけるつもりでいます。
　歩く植物図鑑の夫に写真を見せて尋ねると、「何だろうねえ。分からないなあ。花を観賞するために植えるリンゴ（melo da fiore）かなあ。」と言います。調べてみると、確かに花がよく似ています。
　「今から歩きに行くだって！　風に飛ばされてしまうよ」と、お義父さんに心配されながらも出かけたおかげで、きれいな花に出会うことができて、うれしかったです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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