イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

美しい池とおいしいマス料理・渓谷の吊り橋も人気 セッラーノ

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 今日は美しい池のほとりにあるセッラーノ(Sellano)の店、Ristorante Pizzeria Loch Nessで昼食を食べました。

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Sellano (PG), Umbria 31/8/2024

 食事の前に池のまわりを散歩すると、

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養殖されているマス(trota)も見ることができました。

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 わたしは今日もいつものように、香草をつめてポルケッタ風にオーブンで焼いたマス料理、trota in porchettaを食べました。去年は12ユーロだったこの料理が物価高のためでしょう、今では15ユーロになっています。マスに添えてある紫キャベツのサラダに、今年は芯の部分が多かったのが気になったのですが、調べてみたら、キャベツの芯は葉よりも栄養があって健康によいようです。新鮮で大きなマスとワインがおいしかったです。

 夫はフライドポテトと青菜を添えた肉料理を食べました。どうして魚を食べないのだろうと思ったら、食べたくないからではなくて、骨があって食べにくいので魚は避けたようです。

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 この写真には、丘の上にあるセッラーノの中心街から向かいの丘へと架けられた吊り橋が写っています。



 1年前に友人と訪ねたときにはまだ建設中だった橋が今では完成し、橋を渡ることができるのです。

 最初は渡ってみたいと考えていた夫や義弟の奥さんも、片道25ユーロと聞いて、そんなに払ってまで渡ろうとは思わないと言っています。一方、高所恐怖症のわたしは、千ユーロもらっても渡る気になれません。

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 食後、駐車場に置いた車へと歩いていたら、チベット橋がさらに近くに見えました。

 わたしは今日は、このとき駐車場の車に戻るまで、カメラをうっかり家に忘れたものと思い込んでいました。そのため、ここまでの写真はすべてスマートフォンで写していたのですが、車に入ろうとして、シートの下にカメラがあることに気づきました。けれども、正午過ぎには涼しかった池の周囲も、そのときにはすっかり暑くなっていました。

 そこで、再び池のまわりを歩いて風景を撮影するのはあきらめて、代わりにすぐ上の写真の場所から、

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ズームで拡大して、吊り橋を撮影しました。昼食後は、日が高くなってさらに暑くなり、正午頃には20人以上いた橋を渡る人が5人に減ってしまっています。

 清らかで涼しい水の流れには、心も体も軽やかに涼やかにしてくれる力があるように思います。今日は久しぶりに美しい水辺でおいしいマス料理を食べることができて、うれしかったです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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ブログテーマ:私の推し活!~推しは○○です~
Commented by getteng at 2024-09-01 09:07
naokoさん
この池は侵し難い神池のように感じます。
Commented by koito_hari616 at 2024-09-01 10:38
こんにちは

ご主人さまの魚ぎらいは 骨ぎらい に由来するのですか💦
オットと同じです、骨が面倒らしいのとこどもの頃に喉に刺さって
大変だったらしいです
ですが、鱒の香草詰めの焼き魚がとても美味しそうです
香ばしくて。。
チベット橋、リンクされている建設中の橋を見たら
間が間隔が有ってとてもじゃ無いけれどお金を払ってまで
渡りたいとは絶対に思わないですね!
Commented by meife-no-shiawase at 2024-09-01 12:05
わーーーーーーー
私も1000ユーロもらっても渡りたくありません、というか
出だしから一歩も出られず怖くて後ろにしりもちをつきます、絶対。
これはすごいスリル満点の橋ですが・・・
渡れない人も多いでしょうね~。

マスがとっても大きくてこんがり。
とっても美味しそうです〜。
Commented by pothos9070 at 2024-09-01 14:20
うわ~ この吊橋はちょっと恐怖ですね^^;
怖いもの見たさで渡ってみたいけど
途中で足がすくみそう><;
マスは良いのに当たると美味しいですよね。
私もバイカモを見に滋賀県の醒ヶ井まで行った時は
お料理屋さんに予めマスのフライ定食を頼んでおいて
開店直後に入って戴くことにしていますw
骨も柔らかくて、頭から尻尾の先まで全部食べてしまいますよ(^-^)~♪
Commented by katananke05 at 2024-09-01 21:03 x
とても長い吊り橋ですね、、
四国の祖谷の蔓橋も 板の間が大きくて とても怖かったけど
もっと短いからそれでも 必死に手すりに捕まって渡ったけどm、
これはもっとこわいかも、、

マスのお料理
お皿に置き方が 頭が日本料理と反対なのが面白いですm 決まってはいないのかしら〜
Commented by milletti_naoko at 2024-09-01 22:58
gettengさん、実は時々、たくさんマスを投入して
釣り大会が行われることもあるんですが、普段は、
あちこちから湧き水や清らかな流れが注ぎ込み、また
流れ出しているために、池の水が本当にきれいなんです。
Commented by milletti_naoko at 2024-09-01 23:07
結うさん、こんにちは。
書き方が紛らわしくてすみません。うちの夫は魚そのものは
嫌いではないのですが、魚は骨を、エビは殻を取り除きながら
食べるのが慣れていないためか苦手で、そのために食べるのを
避けているようです。2週間前だったか友人たちとパエリアを
頼んでいたときも、エビは好きなのに殻を取るのが苦手だからか
ムール貝ばかり取って食べていたような。
このマス、とてもおいしかったです♪

そうなんです。こんなに間隔があってしかも地上から140m
の高さ! 世の中にはそれでも遠くからやって来てお金を払って
でも渡りたいと思う人がいるのですよね。
Commented by milletti_naoko at 2024-09-01 23:17
メイフェさん、そうですよね。
やっぱり世の中にはいろんな人がいて、だからおもしろいのだな
と改めて思いました。イタリアのことだから安全に万全に気をつけている
と言っても本当に大丈夫なのかという点でも不安があるようにも
思いますし。

マス、とってもおいしかったです!
Commented by milletti_naoko at 2024-09-01 23:20
ぽとすさん、そうですよね。

わたしはもっと低くて短くて、地面までの
高さがそれほどでもない内子町の肱川に架かる橋や
マテーラの崖の下の川の上に架かる橋の上でも渡るのに
苦労したほどなので、こういう橋は絶対に無理です。

マス、とってもおいしかったです。
なんと骨まで全部食べられるとは、それはおいしそうですし、
健康にもよさそうで、それなら夫でも食べられますね。
スマホではきれいに撮れなかったので割愛しましたが、
この池の水面にも梅花藻に似た白い花が隅にたくさん咲いていました。
Commented by milletti_naoko at 2024-09-01 23:23
katananke05さん、祖谷の蔓橋は有名ですよね。
あの橋も板の間がそんなに大きいのですね。
それでも渡られたとはすばらしいです!

コメントを機に、去年同じ店で食べた同じ料理の写真を
記事で確認したら、去年は頭の向きが逆になっていました。
おっしゃるように向きが特に決まっていないのでしょうね。
by milletti_naoko | 2024-09-01 05:03 | Umbria | Comments(10)