2024年 09月 02日
観光客の過剰な殺到が心配ラシッリャ カステッルッチョも
世界各地の観光地はオ-バ-ツ-リズムの問題を抱えているようですね。
さはさりながら、来るな!というわけにもいかず。。。
観光で村が潤うのは、それはそれでよいのかもですが・・・
観光客で溢れ、村の良さでもある静けさが無くなるのは、
なんとも言えませんね。
日本でも、今年は特に円安が影響してか、海外からの観光客でオーバーツーリズムが問題になっています。
日本食が人気で、昨年の収穫高が少なかったせいか、お米が不足・・・
スーパーの店頭に、お米がない状態が続いています。
観光と、地元の人たちの生活・・・両方がうまくいく方法があると良いのですが。
大混雑状態になっています。
ほとんどが海外からの旅行者ですが。
イタリアの場合は
国内の方が多いのかな?
海外の方だったら 有名な場所から先に
訪れますよね。
地元も活性化する為に
広報活動に力を入れ出したせいもあるのでしょうね。
最近はどこの国でも、どこの場所でも同じような現象が起こっていますね。
日本も同じです。
京都奈良は仕方がないにしても、5年ほど前のことになりますが、
冬季の、松本新穂高温泉間のバスが外国人観光客で満員でびっくりしたことがあります。
上高地の帰りで中の湯温泉前から新穂高温泉行きのバス乗ったのですが、
「ここはどこ?」というくらい外国人ばかりでした。
この観光ブームは一体どうして起こるのでしょうか?
繁華街やラッシュアワーのように・・・
まるで、トレヴィの泉のようです。
本当にずらっと人が並んでいると、
せっかくの雰囲気は台無しで、
まったく楽しめませんね。
街の人も大迷惑でしょう。
いっそのこと、
街の入り口で入場税でも徴収して、
金額は少し高めにして、
それを復興に充てるといいかも、
と思ったのです。
既に検討されているかもしれませんが・・・
ホテル代も高騰 食事代もたかく、、と 潤う町は歓迎でしょうが我ら日本人観光客は 困ります〜
近くの鎌倉など 昔から観光客はおおかったですが 今は
お店が 若い人向けの原宿みたいに 変わったりして 古都の面影がなくなりつつあります、、
がっかりですよ、、
何においてもどこにおいても難しいのですね。
一方で、暮らしや町の雰囲気まですっかり変わってしまうのは
困りますよね。
イタリアでもフィレンツェやベネチアだと海外からの観光客が
今は特に多いと思います。海外からは今の時期でないと休みが
取れない人が大勢来ている一方、イタリア人はまずは海、次は
山を、芸術の町よりも夏の旅行先として好むとのことですから。
日本でも季節や名だたる観光地ばかりではなく、
冬にそうした地方の温泉行きの交通機関でまで
そういう状況になっているとは!
SNSやインターネットの発達とも関係があるのでしょうか。
不思議ですね。
こんなふうに清らかな水が美しい場所が、ウンブリア州にも
お隣のマルケ州にもあちこちにあって、ありがたいです。
京都は今外国からの観光客で大変な事態になっているようですね。
何事も過ぎたるは困りますよね。
暮らしが脅かされる危険については、かなり昔にテレビ番組で
見たことがあり、そのときは特にベネチアについて話していたのですが、
まさかウンブリア州のしかもかつては知る人もなかったであろう小村で
こんな事態になろうとはと驚きました。
カステッルッチョは野の花が美しい頃の週末は、周辺での駐車を禁止して、
数十分離れた他の村からシャトルバスで旅行者が来るようにしている
のですが、ここでもそうした何らかの方法が必要になってくるかも
しれませんね。
日本での食事も観光も安いからと円高を利用して、いつにも
まして訪れているかもしれませんね。
鎌倉は中学生の頃、東京の中学校からの遠足で訪ねたきりで、
懐かしいです。あの頃とはかなり変わってしまっているのですね。
やはりコロナが収束したあとは、皆がそれまでの我慢を
爆発させた感じで、旅に出ていたりしますね。
日本もあちこちの外国人観光客でびっくりします。
インバウンドのメリットもありますが
悪いところばかりが見えてしまうのは何か残念ですね。
過疎化から救ってもらった村や町もある一方、観光のために住民が
暮らしづらくなっている町があるのですが、そういう地域が
日本にもかなりあるようですね。日本はもともと、おそらくは人件費が
あまりにも安いために外食が安く、円安で外国の人に旅行しやすく
なったことも、日本人気に加えて、日本への旅行者が増えている一因でしょうし。
6月に歩いた長距離周遊トレッキングコースでは、このコースのおかげで
地域が豊かになったり過疎化から救われた村があったりして、皆が喜んで
いるのですが、何事もバランスは難しいですね。