雨降って水鏡きれいペルージャ育つどんぐり

　土曜は午後５時半を過ぎても３０度を超えていたため、ポルヴェーセ島で日陰を選んで歩いていたというのに、以来、雨が降るたびに気温が下がり、今朝も雨が降ったペルージャの今日の予想最高気温はなんと１８度です。

　午後からも雨が降ると予報を出すサイトもあるので、正午過ぎ、雨の合間にとウォーキングに出かけると、

Perugia, Umbria 13/9/2024
サッカー競技場が水たまりに映ってきれいです。
15/11/2022　この日の黄葉についてはこちらの記事に
　スタジアムのすぐ近くに大きなイチョウ（ginkgo）の木があって秋には黄葉がみごとなので、ひょっとしたらもう葉が色づき始めているだろうかと、そのイチョウの大木を見に行ったのですが、
13/9/2024
イチョウは、どの葉もまだ青々としていました。
　このまだ緑の木々を撮影したときに、足もとの水たまりに木が映っているのに気づき、ひょっとしたらスタジアムも水たまりに映るだろうかと思ってしゃがんでみたら、

案の定、スタジアムも映り込みました。それで、サッカー競技場が最もよく映り込む場所を探して、しゃがみ込んだままあちこち移動して、ここだと思うところで撮影したのが、冒頭の写真です。

　水に映った風景の方が、実際に目に見えたスタジアムや木々に近い色合いで写真に写っているのがおもしろいです。

　水たまりには、強風に吹かれて落ちたであろうオークの枝と葉が落ちていたのですが、あれこれ構図を変えて撮影するうちに、この枝がない方がスタジアムと空がきれいに映ることに気づいて、取り除きました。

　夏の間、ほとんど雨が降らなかったため、すっかり水がなくなっていた小川にも、今は再び水が流れ始めています。

　天気のよかった水曜までは大勢の人が歩いていたのに、雨がちだった昨日と今日は、見かける人の数がめっきり減りました。
　オーク（quercia）もまだ葉が青々と茂っていますが、

しばらく前からどんぐり（ghianda）が少しずつ育っています。

　最近では時に激しい風が吹き荒れ、雹が降ったこともあるためでしょう、

木々の下には、去年落ちたであろう茶色いどんぐりに混じって、風に落ちたであろう青いどんぐりもありました。

　ウォーキング中は、歩くいている間にも空が晴れたり曇ったりしていたのですが、こうして記事を書く今は空が暗い雲に覆われ、今にも雨が降りそうな気配です。
　今週は時々雨が降り、夫が在宅勤務の日が２日ありました。夫が掃除機の音を嫌うので、今日こそは掃除機を使って掃除をしようと思ったら、朝９時過ぎに停電となりました。階下に住む義父の家でも停電になったと聞き、ひょっとしたらと思って、うちのすぐ近くにある電柱を見に行ったら、思ったとおり、今日は停電が予定されているという張り紙がありました。停電は午後３時までの予定だったのですが、午後１時半頃にわたしがウォーキングから帰ってきたときには、幸い電気が戻っていたので助かりました。
　いつもであれば、金曜日は夫は午後２時に仕事を終えたあと、２時半から同僚たちとテニスの練習をするのですが、今日は昨日大雨が降った上に今朝も雨だったため、コートがテニスをできる状況ではないからと帰宅し、いっしょに昼ごはんを食べました。３時からはデビスカップでイタリアがベルギーと対戦中です。停電はまれに予定より長引くこともあるので、早めに終わって助かりました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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