イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

ピザとバーガーおいしく居心地のいいなじみの店 I Cento Passi - Officina di Pizza

 昨日は久しぶりに特に秋から春にかけては二人でもっぱら通っているマジョーネ(Magione)のピザ・ハンバーガー店、I Cento Passi - Officina di Pizzaで夕食を食べました。

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I Cento Passi, Magione (PG), Umbria 23/10/2024

 何年も通う間に給仕の人は次々に変わったのですが、顔見知りの女性がわたしたちのテーブルを担当してくれて、こじんまりと居心地のいい店内で食べたハンバーガーもフライドポテトもおいしかったです。

 夫もピザがおいしいと喜んでいました。



 調べてみたら、このブログで初めてこの店について書いたのが2017年で、2016年3月の写真も載せていますから、少なくとももう8年は通っているわけです。

 ピザ職人の一人、ルイージさんは、別の店に移ってしまいましたが、ルイージさんがこの店に来る前から、ピザにはうるさい夫がおいしいと納得して喜ぶピザを焼いていた職人さんは今もこの I Cento Passi で働いていて、昨晩もピザを作っていました。

ピザとバーガーおいしく居心地のいいなじみの店 I Cento Passi - Officina di Pizza_f0234936_16210295.jpg

 近年は物価高のため、どの店も少しずつ値が上がっています。今年は日本で外食の安さに驚き、秋にはトスカーナのマレンマに旅行をして、外食の高さに驚いたのですが、ウンブリア州でも値上がりは進んでいます。わたし自身が食料品を買いに行っても、食品によっては値上がりが著しいので、提供する食事の質を落とさないためには仕方のないことなのでしょう。



 このチェント・パッシでもわたしのかつてのお気に入りのバーガー、New York Storiesが12ユーロから14ユーロか15ユーロに値上がりしていました。その代わり、メニューから姿を消していたクラシック・バーガーが復活し、9年前は8.5ユーロだったのが10ユーロになっていたのですが、最近体脂肪率が増えてしまったわたしは、一番カロリーの低いクラシック・バーガーにしようと決めていました。おいしい肉の味をおかげでしっかりと楽しむことができました。いずれにせよ、飲み物や、サービス料金などを総合して考えると、他の店に比べると、懐にもずっと優しい店です。

 でも何よりも、なじみの店はどこか落ち着いて居心地がいいので、これからはまたしばしば足を運びたいなと思ったのでありました。うちの夫は、週に一度はピザを食べないと落ち着かない性分でもあることですし。


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Una serata lieta, pizza e hamburger buoni
ai Cento Passi - Officina di Pizza
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I Cento Passi - Officina di Pizza
Piazzale G. Matteotti, 21 - Magione
Tel. : 075 847 2039
Email: info@icentopassi.it
FB : https://www.facebook.com/ICentoPassiOfficinadiPizza

Articolo scritto da Naoko Ishii

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ブログテーマ:私の推し活!~推しは○○です~
Commented by sunandshadows2020 at 2024-10-24 18:31
最近の物価高には驚きます。
カリフォルニアも例に漏れません。
なので余り美味しくない店で高い金額の上にチップも25%あげるので懐に、気分的にも良くない事が多いです。
所が今日郡上八幡で頂いたおばんざいランチが驚く程品数が多く飲み物まで付いて、とても美味しく1100円でびっくりしました。それだけで帰るのは申し訳なくデザートまで手を伸ばしました。
そんなに安くて儲けは有るのかなと余計な心配までしました。
Commented by getteng at 2024-10-24 19:12
naokoさん
ある方がNYで家族3人でバ-ガ-を食べて4万円だったと驚いたと聞きました。
日本に来る観光客で3万円もする神戸牛のステ-キや寿司を平気で注文しているそうですよ。
それだけ、日本の落ち込みを意識します。
Commented by meife-no-shiawase at 2024-10-25 01:06
なじみのお店ってやっぱり安心ですし
味も美味しいとなればなおさらですね~。

こちらでは結構、家族営業のお店が多いこともあるのか
跡取りがいないということで、閉業してしまうお店が少なくありません。
好きな味のお店がなくなってしまうって寂しい〜!
ご主人様のお気に入りのピザのお店、長く続いてほしいですね♪

イタリアも値上がりが結構ですね。
お給料は上がらないのに、困るわ~。
Commented by milletti_naoko at 2024-10-25 04:31
お転婆シニアさん、物価が高い上にさらにチップも25%では
外食も大変ですよね。イタリアは基本的に料金はサービス料が含まれて
いるのでチップは不要なのですが、6月に周遊トレッキングを友人たちと
したときは、友人本人がバールで働いたことがあり、そのときチップがうれし
かったからと、いつもチップを上乗せして払っていたので、結局勘定は
一括して払うわけですし、最後の方はわたしたちも払っていました。
日本の外食がこんなにも安いのは、円安のためもあると思いますが、
人件費があまりにも安いからではないかと思い、にも関わらず人件費削減の
方向に向かう店も多いようで、飲食業や働く人の行く末が心配です。
Commented by ciao66 at 2024-10-25 11:25
最近の物価高は困りますが、物価が上がるだけではなく、いつものハンバーグが小さなハンバーグになってしまった!と言う残念なことも。ステルス値上げですね。とは言え、おいしいものは食べたい!我慢はしないでおきたいですね♪
Commented by milletti_naoko at 2024-10-25 16:00
gettengさん、ニューヨークはまた物価も殊更に高い
ことでしょうが、円安でそれが日本円に対してさらに高く
なっている状況だと思います。神戸牛はその名がイタリアでも
知られているほどですが、それだけ払える人はかなり経済的に
余裕がある人なのでしょうね。
日本の外食が安いのは、日本で全体的に人件費が安いこと、
顧客も給料を仕事に見合うだけ得られていないし、だから安く
提供するために飲食店では人件費を抑えるということがあるためか、
そんなふうに感じています。
Commented by milletti_naoko at 2024-10-25 16:10
メイフェさん、やっぱり長年通い慣れている店はいいなあと
思いました。おいしかったのもうれしかったです。

台湾もおいしそうなお店がたくさんありますよね。
家族営業で閉業されてしまうお店が多いのは残念ですね。
それだけ子供たちが自分の好きな仕事を選べる自由と、
そういう仕事につける可能性があるということは喜ばしい
のですけれども。

この店も湖畔の店も経営する人がわたしたちよりも若いので、
ずっと存続してくれるよう願っています。

トスカーナ州のマレンマは、二人で肉料理と野菜を頼んで
50ユーロを超えてしまうところが多く、びっくりしました。
ビールやワインが高いところ、水の値段が高いところ、サービス料が
高いところといろいろで、メニューの食事料金だけを見て考えたより
実際の会計が高くなることが多く、最後の方はメニューを隅々まで
よく見て注文しました。スーパーの食事コーナーで安めに食べたりも
したのですが、せっかくの旅行中はおいしく食べたかったり、でも
それではあまりにも出費が多くなったりで本当に困ります。
Commented by milletti_naoko at 2024-10-25 16:16
ciao66さん、たまに食べるときは好きなものを
楽しみたいですよね。夫がゴルゴンゾーラも載った
ピザは10ユーロと高いからと、モッツァレッラと
辛口サラミのピザを選んでいたのですが、まあその方が
消化にはよかったかもしれません。
店によって値段設定がいろいろで、この店はグラス1杯
3.5ユーロと他に比べて安く、グレケットがおいしかったです。
水に2ユーロ払うよりもと、ワインを選びました。
by milletti_naoko | 2024-10-24 17:27 | Umbria | Comments(8)