2024年 10月 28日
今年初の新オリーブオイルを搾油場でたそがれの湖畔歩いて









オリ-ブオイルの一番搾りって、どういう味がするのでしょうね?
言葉で説明するのは難しいですね。
貴国の皆さんは競って一番搾りを飲むと聞いたのですが、体を掃除する効果があるとか。。。
私も初搾りのオリーブオイルのピリッとした味に興味あります。
必ず少しの辛みがあるものでしょうか?
オリーブオイルには確固とした規制がないと聞き、一応オーガニックでヴァージンオリーブオイルを購入しているのですが果たして本物かどうか気になります。
ウンブリア州のオリーブオイルは特に上質とされるフォリンニョやトレーヴィ産のものはポリフェノールが殊更に多く、そのために健康にもさらによくとりわけ辛みが多いそうですが、同じウンブリア州でもトラジメーノ湖周辺の従来のオリーブオイルは、魚料理に合わせるためにそれほど癖のない、つまりそこまでは辛みのない品種のオリーブの実からできているそうです。ただ、わたしたちが今回購入したオリーブオイルは、その湖従来の品種ではなく、トレーヴィなどのオリーブ園で育つオリーブと同じ品種、モライオーロなと三つの品種のオリーブを絞ったオイルをブレンドしたものです。
イタリアではオリーブオイルの規制はとても厳しくて、最近は産地の表示がはっきりしない場合もありますが、それでも使った実がイタリアで採れたオリーブかヨーロッパで採れたオリーブかどうかは記されていますし、低温で機械的工程だけを経て生産されたエクストラバージンのオイルであるか否かも必ず表示されていて分かるようになっています。自分たちの農園や地域で収穫されたオリーブだけを絞ったオイルであるという場合にはたいていその記載もあります。同じヨーロッパでも国によっては表示があいまいなところもあるように、オリーブに限らず他の食品について報道がされることがあるのですけれども。
先日のコメントにも書きましたが
スペインに行ってからすっかりオリーブオイルのファンです。
できたてのオリーブオイル!食べてみたいです!!!
オリーブもあれだけ種類があるのですから
オリーブオイルも色々な味がするのだろうな~♪
スペインでいろんなおいしいオリーブオイルを口にされる機会があったのですね!
機会があればぜひ、新オリーブオイルが採れる頃に産地を訪ねてみてください。
品種もいろいろあって、搾油の仕方によっても木が育つ場所によっても
同じ場所でも年によっても違ってくるので、オリーブオイルの味は
本当にさまざまです。

妻の家族がSan Felicianoにヴィラを所有しており、先日夕飯に行ったOsteria Rosso di Seraで出されたオイルがRonconeで気に入り、搾油場まで出向いて購入しました。搾油場のある場所もとても素敵な場所でした。
オリーブオイルの他にも化粧品など扱っておりおじさんの巧みな話術で購入しました。あのおじさんは英語堪能でしたので助かりました。
トラジメーノ湖畔のオイルは、ウンブリアの他の地方に比べて、もともと
湖の魚料理に合うものが好まれたために、辛みが少なくあっさりしていると
試飲会で聴いたのですが、このRonconeはぴりっとした辛みが新オイルでなくても
あって、おいしいなあと思いました。
実は昨年の夏に夫の父方の従兄の金婚式の祝いの宴の際にお土産にと頂いていた
のがこのRonconeの小瓶で、家に帰ってから瓶のデザインが似ているなと思って、
ラベルを見て同じオリーブオイルだと分かりました。
先日従兄と会う機会があったときに、従兄はペルージャ在住で、ペルージャにも
おいしいオリーブオイルはあるのに、なぜ湖のオイルをと尋ねたら、
奥さんがオイル以外の商品を気に入っているのだと言っていました。
わたしたちは若い女性にイタリア語で話を聞いて購入したのですが、そんなに
話術が巧みで英語が堪能な方もいらっしゃるとは! よかったですね。

返信ありがとうございました。
実はRosso di Seraで食事してる際にオリーブオイルのラベル見て日本で売っていないか確認するため検索してらこちらのブログに行き着きまして購入に至った次第です。
感謝いたします。
今回はGW期間中にSan Felicianoを拠点にPerugia o, Spello, Cortina, Assisi, Siena, PienzaというUmbriaとTodcany regionをまわりました。
イタリアに来たのは40数年ぶりでしたが、やはりとても魅力的な国ですね。
一時期ずっとロンドンとジュネーブで仕事していた関係でイタリアもメジャーなベニス、フローレンス、ミラノ、ローマなどを40年以上前にまわりました。
あとコモ湖で何度か若い時にキャンプしました。
Naokoさんは現地で暮らされてるようで、私は英国在住時に妻と知り合い日本で95年から暮らしてます。
San Felicianoのヴィラは妻や娘は何度か行っていますが私は今回はじめて滞在しました。
よいとこですが、夜虫が多いのにビックリしました。
イタリアで生産されていても、あるいは搾油はイタリアで行われていても、
使っているオリーブの産地がイタリアでも欧州連合の国でもないようなオイルも、
最近はラベルをよく見ると出てきているのですが、ここではイタリア産のオリーブ
だけを使ったエキストラヴァージンのおいしいオイルなのがいいですよね。
イタリア語は話されないのに別荘が湖畔にあるとはと思ったら、奥さまが英国の方
だからなのでしょうね。トラジメーノ湖周辺にはオランダやベルギーなど別荘を持っていて
毎年北欧から来る人も大勢いると聞いています。
今回はウンブリアやトスカーナの地方にあって風景も町並みも美しい町の数々を訪ねられましたね。
今の季節にそんなに夜に虫が多いとはと、わたしも驚きました。湖の近くは夏になって水位が低く
なると、蚊によく似ているけれど蚊ではないので刺すことはない虫が増えるのですが、今はまだ
湖畔で見かけたことがないような。