イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

我が家にも幼子イエスがやって来ました

 ペルージャでは夫たちが幼い頃までは、クリスマスの贈り物は幼子イエスが運んでくると、子供たちに語っていたそうです。20年ほど前のことでしょうか、姪たちが保育園や幼稚園に通って、「贈り主はサンタクロース」と聞いて信じていると知り、義母がとりわけ悲しそうだったのを、わたしは今も覚えています。

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 贈り物を携えて贈ってくれる、その幼子イエスを、今朝、クリスマス当日の朝になってようやく、我が家でもお迎えしました。

 幼子イエスの生誕場面を再現するプレゼーぺ(Presepe)を飾るのが、我が家では例年遅くなりがちなのですが、こんなにも遅くなったのは今年が初めてです。

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 今日のクリスマスの祝いの昼食の、わたしたちが担当の準備はほぼすべて終わり、トーディから義弟の家族が到着するのを待っているところです。この記事は予約投稿で、昼食が終わった頃、昨日の記事からちょうど24時間経った頃に送信されるようにと、あらかじめ書いています。

 その頃は、イタリアではまだ昼過ぎですが、日本ではもう1日が終わろうとしている頃になることでしょう。皆さん、どうかよいクリスマス、そして年末年始の日々をお迎えくださいませ。

 と、12月25日、クリスマス当日の朝に下書きとして保存したまま、時間を決めて予約投稿にするのを忘れていたことに気づいたのが、大家族での昼食が終わってからで、パソコンに向かう時間ができたのは、昨日の夕方、義弟の家族を見送ったあとのことでした。

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 そうして、パソコンに向かっていたら午後7時前に猛烈な眠気に襲われて、そのまま仮眠を取ろうとベッドに横になり、目が覚めたら午後9時頃で、結局そのまま、パジャマに着替えて、今朝まで眠り続け、今、記事の続きをこうして書いています。パスタも肉も野菜もふんだんに残っていましたし、義父は昼食後に今夜はりんごだけ食べると言っていて、夕食のしたくの心配をする必要がなかったからでもあります。

 でもおかげで、こうしてクリスマスの昼食のあと、プレゼントを開ける前に皆で撮った記念写真もご紹介することができます。皆が笑顔になれる、穏やかで楽しいクリスマスの1日を過ごすことができて、うれしかったです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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ブログテーマ:メリークリスマス
Commented by koito_hari616 at 2024-12-26 20:05
こんにちは

そちらは、メリークリスマスでしょうか?
私はクリスタルの聖家族は小さいので通年だしています💦
水色の幼子イエズスさまがとても可愛くて素朴ですね

お義母さま。。孫たちの幼稚園での知識が。。淋しく感じられたことでしょう
敬虔なクリスチャンであられたのですね✨
サンタクロースはサンタクロースですのに。。お気の毒でした
新しい年を迎えて四旬節を迎えますがこれからがクライマックスですね
お身体にお気を付けてお過ごしください
Commented by milletti_naoko at 2024-12-26 23:03
結うさん、こんにちは。
イタリアはクリスマスの翌日である今日も国民の
祝日でお休みで、1月6日まではクリスマスの祝いが
続きます。ありがとうございます。場所もないし、
今年はもう飾らなくてもいいのではと夫が言っていたのですが、
クリスマス当日になってからようやく飾りました。

ありがとうございます。
結うさんもどうかお元気でお過ごしくださいね。
Commented by nonkonogoro at 2024-12-27 08:33
和やかな雰囲気のご家族の画像アップ
楽しく拝見しました。

母が施設に入るまでは
お正月には 姉の家族達と母と
毎年 実家の同じ場所で記念撮影をしていました。

昔は 「洋間」今は「応接間」と呼ばれている部屋です。
Commented by ciao66 at 2024-12-27 18:00
サンタクロース、世界中に広まって大人気ですが、
ほんとうは、クリスマスの贈り物は幼子イエスが運んでくる・・・
なるほどむかしはそうだったんだ、と思いました。
皆が笑顔の、楽しいクリスマスで良かったですね♪

Commented by milletti_naoko at 2024-12-27 22:36
のんさんのお宅ではそうやって、お正月にいつも
記念の写真をご家族で撮られていたのですね。
見比べてみると、いろんな時の変化も分かって感慨深い
ものがあることでしょうね。
Commented by milletti_naoko at 2024-12-27 22:45
ciao66さん、ロマーニャ州に暮らす友人たちは、
地域によってベファーナ、あるいはべファノーネが
贈り物を運んでくれると聞いて育ったそうで、
1861年にようやく統一されたイタリアの国はやはり
各地の伝統がさまざまだったのだなと改めて思います。
皆が明るい笑顔で過ごせて本当によかったです。ありがとうございます。
by milletti_naoko | 2024-12-26 16:49 | Feste & eventi | Comments(6)