元旦は雪を楽しみに、マルケ州の村、ヴィッソを通り、マルケ州側からカステッルッチョの高原を目指して、車で山を登っていきました。
カステッルッチョの高原を高みに抱くシビッリーニ山脈は、
2016年のイタリア中部地震の際に、ノルチャやヴィッソなど、いくつもの村が大きな地震の震源となり、多くの村が今も再建を待っています。そのため、地震以来、かつては冬は除雪が行われていた道も除雪が行われなくなり、雪を見たいと山に向かっても、道に雪が積もっていたり道路が凍結していたりして、途中で引き返さなければいけなかったことが、何度かありました。