ミスミソウ花盛りすみれ・プリムラもきれいラヴェルナの森

３月１５日に、小雨がぱらつく中歩いたラヴェルナの森を、今日は青空の下、１５日ぶりに歩くと、

La Verna, Chiusi della Verna (AR), Toscana 30/3/2025

群れ咲くスミレ（violetta）の花が

きれいです。
　スミレも

シラー（scilla）も、１５日前にも咲いていたのですが、花の数がかなり増えました。

　この春は今回初めて見かけたこちらの白い花も、そこかしこで群れ咲いていました。

　プリムラ（primula）も、前回はたまに見かける程度だったのに、今日はあちこちにたくさん咲いていました。

　けれども今日、他の花を圧して、森一面に咲いていたのは、ミスミソウ（epatica）の花です。「プリムラは崖の端を回る直前にたくさん咲いていた」、「ミスミソウは崖の南面の下の大きな岩のあたりに咲いていた」というふうに、かつて特定の場所だけに咲いていたのを覚えていたのですが、前回も今日もそれとは違うたくさんの場所で見かけました。というわけで、かつては咲き始め、あるいは咲き終わりの花が、辛うじて残っている場所を１か所だけ見かけたために、そんなふうに記憶していたのだと思います。

　一番よく見かけたのは、色の深い、あるいは柔らかい青紫色の花だったのですが、

ごくまれに白い花も見かけました。

　ピンクの鮮やかなミスミソウも、数は少ないのですが、咲いているところがありました。

　地面に咲いている花もあれば、

苔むす岩に咲く花もあり、行く先々の道や傍らの岩をミスミソウが彩っていました。

　一方、３月１５日には森じゅうに咲いていたマツユキソウ（bucaneve）も、数がかなり少なくなったものの、まだそこかしこに咲いている花がありました。前回は見かけた花の半分がまだつぼみだったのですが、

今はどの花も咲いていて、前回よりも花がかなり開いています。

　ヘレボルス（elleboro）も季節が過ぎつつあり、まれに種が育ちつつある花も見かけましたが、まだ森のあちこちで、きれいに咲いていました。

　今日もこんなふうに、いつものように崖の下を取り囲むラヴェルナの森を通って、崖の上にあるラヴェルナ修道院へと歩きました。
　１５日前にはあちこちでクロッカスのつぼみを見かけたのに、咲いている花がほとんどなかったので、まだ咲く花が残っていればと楽しみにしていたのですが、残念ながら一つも花を見かけませんでした。別の道を歩いた夫は、咲くクロッカスを一輪だけ見かけたそうです。
　次から次へと森の花たちが咲いていく春に、今日もこうしてたくさんの花を愛でながら森を歩くことができて、うれしかったです。

********************************************************************Bosco della Verna in primaveraviolette, primule, ancora in fiore i bucaneveDovunque le epatiche di vari colori,sui sentieri, sulle rocce ...********************************************************************

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