イタリア写真草子 ペルージャ在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

ラヴェルナを訪ねて帰りにピザの夕食 夏時間のおかげ

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 昨日、3月30日日曜日にラヴェルナの森を歩いた理由の一つは、

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Santuario della Verna, Chiusi della Verna (AR), Toscana 30/3/2025 18:05

日に日に日が長くなって春分を迎え、昨日はさらに夏時間となったために、

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18:23

日の入りが午後7時半過ぎと遅くなったので、

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18:17

ラヴェルナ修道院からラベッチャの駐車場へと参詣路を歩いて下り、車で山を下る途中、標高800m余りの高みにあるモンタローネ(Montalone)のこちらの店に寄って、

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Bar Pizzeria Montalone, Località Montale, Pieve Santo Stefano (AR), Toscana 18:48

夕食にピザを食べられるようになったことです。



 いえ、今までだって午後6時半まで待てば、この店で窯で焼いたピザを食べることはできたのです。けれども、晩秋から夏時間になるまでの間は、森の中が暗くなりすぎないうち、寒くなりすぎないうちに散歩を終えると、それから午後6時半まで1時間以上も待つこととなり、1時間20分あればペルージャのうちに帰れるからと、寒く暗い中何もせずに待つ代わりに、帰途についていたのでした。

 この店のピザはおいしいからと、夫はずっと楽しみにしていたのですが、前回までは日中の暖かいうちに歩こうと、この店でパニーノを作ってもらい、それを食べてコーヒーも飲んでから森を歩いたので、修道院で教会や土産物屋に立ち寄っても、午後5時頃には駐車場に戻っていました。

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19:01

 昨日はこの店で夕食にピザが食べられるように、家で昼食を食べてからラヴェルナに向かいました。ようやくおいしいピザを食べて、気のいい温かい店の人ともおしゃべりができて、うれしかったです。上のリンク先の記事では、夏だったので屋外のテーブルで食事をしたのですが、夕方にはまだ外が寒い間は、



この去年の秋の記事にも書きましたように、暖かい店内で食べることができます。

 メニューというものがないので、注文するのに少しとまどうのですが、昨日はわたしはベジタリアンピザに生ハムを載せてもらい、夫はゴルゴンゾーラとサルシッチャのピザを注文し、飲み物はそれぞれ水半リットルとビール小瓶一本を頼んだら、会計の際の合計料金が24ユーロでした。メニューがないので、どんな野菜が載ってくるか分からず、生のトマトや焼いたナスにズッキーニ、酢漬けのアーティチョーク、千切りのタマネギがほんの少しとオリーブが二つでした。おそらくは季節やその時々で変わるのでしょうし、ピザが運ばれてくるまで少しはらはらしましたが、それもまたおもしろいと思います。メニュー表がないので料金は会計のときまで分からないのですが、値段も懐に優しいのでありがたいです。

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17:22

 ラベッチャの駐車場からこの店までは車で十数分です。ピザもたまにはおいしいものの、カロリーが高くて脂肪分も多いと、日頃は避けているわたしですが、この店では山を歩き終えてすぐに食べられるのでタンパク質の補給にもなり、運動を終えてすぐであれば、多少カロリーが高いものや脂肪分の多いものを食べても、運動した分のエネルギー補給として使ってくれるそうなので、そういう意味でもありがたいです。

 何より、この店のピザは生地があっさりしていておいしく、普段はバールや食料品店で温かいもてなしをしてくれる女性がこのときはピザ職人となるのですが、他の給仕の人も気のいい人たちで、居心地もいいのです。というわけで、これから秋にかけてラヴェルナに行くときは、わたしもこの店でのピザの夕食を楽しみにしています。

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19:47

 夕食を終えたときには、すでに日は沈んでいましたが、山を下る途中も、無料高速道路を南へと向かう間も、鮮やかなピンク色の夕雲が西の空に見えていました。

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19:56

 テベレ川のダム湖であるモンテドッリョ湖は今も満水で、木々が半分、あるいは大半水の下となり、昨日は帰り道に、その湖面に夕空が映るのを見ることもできて、日が長くなっていること、夏時間になったことを実感しました。


Bar Pizzeria Montalone, Bar Alimentari Dalla Rina
Località Montalone, 52 - 52036 Pieve Santo Stefano (AR), Toscana
Tel. : 0575 799701
FB : Facebook - Pizzeria Montalone, Facebook - Bar Pizzeria Montalone
Google Maps: Google Maps - Bar Pizzeria Milanesi Rina


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Buona la pizza, servizi gentili e accoglienti

al Bar Pizzeria Montaone
dopo la camminata nel Bosco della Verna
Pieve Santo Stefano (AR), Toscana 30/3/2025
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ブログテーマ:私の推し活!~推しは○○です~
Commented by ciao66 at 2025-04-01 19:18
夏時間になると、気分も変わるのでしょうね!
そして、メニューのないピザ屋さん、面白いですね。
何が出てくるかわからないという、ドキドキも良いかもしれません。
メニュなくとも、お値段がリーズナブルと判っていれば安心ですし。
とはいえ、初めて行く人は戸惑うかもしれませんが・・・
Commented by milletti_naoko at 2025-04-02 19:19
ciao66さん、夏時間になって日の入りや暗くなるのが遅くなることで、
できるようになることがかなりあるので、やはり気分も変わりますね。
そうなんです。メニューがないと、頼むときも頼みづらいですし、
値段も気になるのですが、まあお得な値段だということが分かっているので、
それは安心できます。初めてだとやはり不安になりますよね。

ラヴェルナの森は標高も高く、冬は早く日が暮れて
寒いので、夫がずっと食べたがっていたのに食べられなかった
この店のピザを、ようやく食べることができました。昼食を食べてから
出かけると、ドライブ中夫が眠そうなのが困るのですが、次回からは
アイゴで出かけて、行きはわたしが運転した方がいいと夫が言い、
その手もあるなと思いました。この店には行きがけにも寄ってピザの予約をし、
そのついでにカフェイン抜きのコーヒーを飲んだのですが、ペルージャから
出るとき、コーヒーを飲んでおくという手もありますね。
Commented by meife-no-shiawase at 2025-04-09 16:38
なおこさん。

季節が進んで日が長くなると、
暮らしの中の時間の使い方にも少しゆとりが生まれますね。
ふだん通っている場所でも、時間帯や気温の変化によって
過ごし方が変わってくるのが興味深く、どこか新鮮にも感じられます。

それにしても、ピザのトッピングがおまかせというのは面白いですね~。
出てくるまで少しドキドキしそうですが、その時々の野菜や組み合わせを楽しめるのは、
地元のお店ならではの良さだなと感じました。

お店の方とのやりとりも温かくて、日常の中にあるささやかな楽しみが伝わってきました。
またこれからの季節、どんな風景や味に出会えるのか楽しみにしています~。
Commented by milletti_naoko at 2025-04-11 18:33
メイフェさん、こんにちは。春が進んで日が長くなり暖かくなると、
おっしゃるように出かけた先でゆっくり過ごせるようになって、ありがたいです。

この店はこのあたりで数少ない食料品店で、食材もいろいろ売っているので、
おそらくその商品や町に下って仕入れるであろう野菜の在庫次第で、提供できる
ピザや、同じピザでも載せられる具が違ってくるために、メニューはこういうものを
と口頭で伝える形を取っているのだと思います。ピザが運ばれてくるまで、そうして、
料金を払うまで、毎回少しとは言え、はらはらするのではありますが。

ありがとうございます。わたしもメイフェさんの記事、台湾は本当においしいものが
たくさんで種類も様々だなと驚きながら、そして楽しみながら拝読しています。
by milletti_naoko | 2025-04-01 06:58 | Toscana | Comments(4)