藤・椿咲き菩提樹に緑の葉しげるオルヴィエート

　土曜日に、復活祭を前に観光客の多いオルヴィエートの大聖堂前から、

Orvieto (TR), Umbria 19/4/2025
小路を進んでいくと、

楽しみにしていた藤の花が、赤い椿と共に今もきれいに咲いているのを見られて、

うれしかったです。
　３週間ぶりにオルヴィエートを訪ねた土曜日は、崖下はほんの少しだけ歩き、崖の上の歴史的中心街で、ずっと気になっていた

前回まだ咲いていなかった遅咲きであろう椿や

かつてみごとな藤を見た場所を訪ねて歩きました。
　藤の花は季節が過ぎかけていて、散り始めている花もあったのですが、花の美しい姿をなんとか見ることができて、うれしかったです。

　崖下周遊トレッキングコースのヒナゲシの花は、残念ながら雑草と同時に刈られてしまった花が多いようですが、駐車場にはたくさんの花がきれいに咲いていました。後ろに見える黄色い花はセイヨウオトギリソウで、夏至の頃、６月２４日の聖ヨハネ（イタリア語でSan Giovanni）を記念する日の頃に花盛りとなるので、イタリアではerba di San Giovanni「聖ヨハネの草」とも呼ばれています。その花が、なんと４月後半にもう咲き始めていることに驚きました。
　南西の崖の下は日当たりがいいためかもしれません。

　冬の間はすっかり葉を落としていた菩提樹も、もうすっかり緑の葉に覆われて、季節は少しずつ初夏へと向かっているようです。
↓　記事がいいなと思ったら、ランキング応援のクリックを♪