夕日に染まる湖へ夕食に雨のペルージャを出て

　おととい帰宅した夫が夕食を食べに行こうと言うので、まだそれほど体調に自信のなかったわたしはとまどったのですが、せっかくだからと雨の降るペルージャを７時過ぎに出発しました。６時半頃はひどい雷雨だったので、豪雨が去ったのを見はからって出発したのですが、ペルージャから西に向かい隣町を走ると、向こうの空は晴れています。
Giramondo Ristorante Pizzeria, San Feliciano, Magione (PG), Umbria 23/4/2025
　そこで、湖は晴れているようだからと、久しぶりにいつもの湖畔の店に向かいました。

　行き先を車での移動中に変更したので、予約なしに着いたのですが、窓ガラスからは遠いものの、幸い湖と風景がきれいに見える席に通してもらうことができました。
　この写真を撮ったときに外にいた人たちが、このあとまもなく上の写真のテーブルに戻って食事を始めた
ため、風景はその人たちの向こうに見ることとなったのですが、

それでも、まだわたしの料理が運ばれてくる前に、太陽がまもなく雲の層に隠れてしまいそうだということが見てとれたので、店の外に出て、

誰もいないテラス席から、夕景を目と心に収めて、こちらの写真を撮りました。

　席に戻ってしばらくしたら、わたしが頼んだ料理もテーブルに運ばれてきました。

　夕日はその後すぐに雲に隠れ、そうして沈んでしまったのですが、食事を終えて外に出た８時２０分頃にも、西の空にはまだ明るい光が残っていました。

　地元の客に加えて、もう外国からの観光客の姿も見えて、店の人も忙しそうでしたが、久しぶりに会って話ができて、笑顔を見られただけでも、ほっとした気分になれます。
　朝起きてすぐに目の前の丘に立つ虹が見えたおとといは、こんなふうに思いがけずお気に入りの店で夕景を見ることができて、うれしかったです。
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