イタリア写真草子 ペルージャ在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

聖母月にマリアに敬意表す合唱祭で歌うCorale Tetium

 昨夜は夫の属する合唱団、Corale Tetiumが、ペルージャの隣町、コルチャーノの小村、カステルヴィエートの合唱祭で歌ったので、

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Castelvieto, Corciano (PG), Umbria 23/5/2025

わたしも聞きに行きました。

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 会場となったのはこちら、Chiesa di San Giovanni Battista、洗礼者聖ヨハネの名を冠する教会です。

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 美しい歌声を楽しんだのはもちろんのこと、合唱団とその家族の皆と久しぶりに会って話せたのも、うれしかったです。



 合唱団は3月末にもペルージャ中心街の教会で行われた合唱祭に参加したのですが、そのときは三つの合唱団が参加していて、合唱祭のあと立食での軽食の会があったものの、大勢の合唱団員とその家族がそれほど広くない会場に集ったために、Corale Tetiumの皆と会うのも話すのも難しかったのです。

 3月29日の合唱祭の題名は「四旬節を歌う」であったのに対し、聖母マリアの月である5月に催された昨日の合唱祭の題名は Omaggio a Maria「マリアに敬意を表して」でした。

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 合唱祭は午後9時からだったのですが、練習のために団員は1時間以上早く集合することになっていて、わたしも夫と共に午後8時前に到着しました。そして、冷たい風が吹いてはいましたが、せっかくだからと教会の近くをしばらく散歩しました。向こうの丘にはまだ夕日の当たる丘があり、空の雲がピンクの色づいています。

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 教会へと引き返すと、その向こうに黄色いエニシダの花が見えました。道沿いの家に色とりどりのバラが咲いていて、きれいでした。

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 40分ほど歩いてから教会に戻ると、近くに木を彫って作られたこんな不思議な彫刻がありました。

 合唱祭に招待してくれた合唱団が歌う様子、そして、最後に二つの合唱団が声をそろえて歌ったところも写真に撮ったのですが、今回は前回と違って教会が小さいため、招待してくれた合唱団の人たちの顔も判別できる程度には写っています。というわけで、写真を公表してもいいかどうか尋ねるメールを送ったので、よいという返事が来たら、その写真も添えるつもりでいます。

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Commented by getteng at 2025-05-25 00:34
naokoさん
貴姉も合唱団に入ったらいかがですか。
こういう場合の楽曲は、いわゆるグレゴリア聖歌ですか?
Commented by koito_hari616 at 2025-05-25 10:40
こんにちは

私はマリア様の聖歌、歌曲はとても好きです
美しいですね♪
Commented by ciao66 at 2025-05-25 17:00
合唱祭の前の散歩、夕暮れ時の村の田園風景が美しいですね。
歌う人も聴く人も合唱祭を楽しまれたことでしょう♪
ところで、
切り株の上の不思議な彫刻、私は河童に見えました!
頭にお皿が乗っていて、顔も何となくそのような・・・
Commented by milletti_naoko at 2025-05-26 16:39
gettengさん、それがやっぱり、誰か聴きに来て
くれる人がいるということも、夫は楽しみにしている
と思うんです。歌はドイツ語や英語の歌、東欧の国の
聖歌が歌われることもあるのですが、この日に限っては
イタリア語かラテン語でした。
Commented by milletti_naoko at 2025-05-26 16:43
結さん、おっしゃるとおり美しい曲が多いですよね♪
Commented by milletti_naoko at 2025-05-26 16:49
ciao66さん、ありがとうございます。コルチャーノは高い丘の上に
あるので、この村からも夕日が沈むのが見えるかなと思ったら、
村は標高が低いところにあったのですが、色づく雲がきれいでした♪
招待してくれた合唱団の歌声も天使の歌声のようでした。
なるほど、河童ですか! 確かに頭と顔はそんな感じですね。
おそらく木そのものの形を活かしたのでしょう、上に伸びるのが
左側は馬や鹿のひづめのようで、右側は鹿の角にも人の手や足にも
見えて、不思議だなあ、と。
by milletti_naoko | 2025-05-24 22:46 | Umbria | Comments(6)