曇天に虹立ち雨に庭の花咲く秋のペルージャ

　今日は、午後６時頃に雨がぱらつくだけという天気予報が出ていたのに、朝からもう何度も雨が降っています。

Perugia, Umbria 26/9/2025
　朝、西向きのよろい戸を開けると、空がどんよりと曇っていたのですが、虹が立つのが見えたので、

南向きのよろい戸を開けると、日曜の町の丘の右手にうっすらと上に伸びる虹が見えたのですが、

虹の七色は上空で雲の灰色に紛れてしまっていました。
　このときにはまだうちの周囲では雨が降っていなかったのですが、どこかで雨が降っていたために虹が見えていたわけです。

　旅行中に浜辺で使ったビーチタオルを洗いたかったのに、天気が悪くて洗濯できずにいました。朝雨が降った水曜は予報に関わらずその後は晴れたので、晴れ間が見えて雨は降らないという予報が出ていた昨日、他のタオルといっしょに洗濯すると、ところが洗濯が終わった頃には空が曇り、予報では降らないはずの雨がしばしば降りました。
　最近は天気が変わりやすく、天気予報が外れやすいので、午後６時頃にだけ雨がぱらつくという予報をあてにせずに、空の様子を見て、物干し台を屋内に置いておいたら、

案の定、その後雨が降り出しました。雨に濡れる百日紅を、後ろから差し込む朝日の光を避けて、テラスの天幕の下から撮影しました。

　雨の降らない暑い夏には元気のなかったバラが、雨のおかげで元気を取り戻して花を咲かせ、つぼみもできています。

　サルビアも、旅行から帰ると、花の数がかなり増えていたので驚きました。
　しばらくして晴れ間が見えたものの暗雲も見えたので、物干し台はテラスの天幕の下に出しておきました。昼には日差しも見え始めて、天気予報では相変わらず昼には雨は降らないはずだったのですが、

また雨が降り始めたので、天幕の下に置いておいて本当によかったです。
　最近は庭の百日紅の花も次々に花を咲かせていて、深いピンクのあでやかな花がとてもきれいです。
　気温もかなり下がり、秋が来たのだとつくづく感じられる今日この頃のペルージャです。

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