10月4日土曜日・5日日曜日にマジョーネサーキットで開催されたMagione Superbattle 2025で、通訳としてのわたしの仕事の山場は、
4日は午後5時から、5日は午後3時から行われた土屋圭一さんと内田大樹さんをステージに迎えてのインタビューの際の通訳でした。土屋さんたちの来訪に感激し熱狂的に歓迎している主催者であるItalian Superbattleの運営者や観客たちの言葉と思いを、土屋さんと内田さんに日本語で伝え、土屋さんと内田さんの言葉をイタリア語で運営者や観客たちに伝えようと、2日とも必死でした。
わたしが依頼を受ける通訳の仕事は、商談や職員研修など、部外秘である場合が多いのですが、今回は公のイベントでした。そこで、イベントのために依頼を受けて写真を撮影している人も多かったので、ステージの隅でわたしが通訳をしているところが写っている写真もいつか公開されるだろうかと、マジョーネ・スーパーバトル2025終了後に、時々インターネットで確認していました。
https://www.youtube.com/watch?v=2ZbwQg17mLs そうしたら、おとといになって、参加していた若者の一人が、会場に並んでいた数々のスポーツカーなどを紹介するYouTubeの動画に、わずか一瞬ですが、右の端に通訳を務めていたわたしも映るのが見えて、いい記念になって、うれしかったです。 最近ではイタリアの法律で、電子請求書を送って報酬を請求しなければならなくなり、仕事が終わった翌日にイタリア歳入庁のサイトで電子請求書を作成して送付したのですが、どういうわけか何度送っても間違いがあるとして却下されて困っていました。 調べるうちに、最初の送付失敗からできれば5日、遅くとも12日以内に、きちんと訂正した電子請求書を送付できないと罰金の対象となることが分かったので、5日目だった11日土曜日に祈るような気持ちで送付したら、朝送付した分は却下されました。午後2時36分に再度送付を試みた電子請求書は、午後11時7分になっても受けつけられたか却下されたかが分からなかったのですが、 翌日、12日の正午にも結果が未明で不安に思っていたら、午後2時過ぎにはこんなふうに無事「届けられた」(Consegnata)ことが分かり、本当にほっとしました。 とあるお役所から昨年2度翻訳の依頼を受けたとき、その報酬があまりにも低い上に(最初に受けた分など、計算すると時給3ユーロです)、報酬の請求のためにも手間とお金がかかったので、もう2度とそのお役所からの仕事は受けるつもりがなく、先週だったか依頼があったときもお断りをしました。わたしが公的機関に対して電子請求書を送ったのはこのお役所に対して送ったのが初めてなのですが、公的機関が送付先である場合には、 電子請求書を作成したあと、電子署名をしてさらにSigillaを押して、それから送付する必要があります。 電子請求書に間違いがあって却下されることが続いてから、のどの痛みで授業を休みにしたおかげで時間ができたことを幸いに、歳入庁のサイトでの電子請求書の作成・送付に関するサイトや動画をいくつも見たのですが、その多くでは「このSigillaは公的機関に請求する場合以外はクリックする必要がない」と言いながら、Sigillaも押していました。法律を確認すると、確かに公的機関が対象でない場合にはその作業は不要であるようなのですが、押してはいけないとは書いてありません。それで、先のお役所に送付したときの習慣からついSigillaもクリックしていたのですが、最後の最後に送付がうまく行ったのは、ひょっとしたら容量がオーバーしているかと考えて添付していた見積もりの文書を削除したこともあるかもしれませんが、単にこのSigillaを無視して、他の三つだけをクリックした結果だったのです。 というわけで同じ間違いを繰り返さないために、ここに書き残しておく次第です。 ちなみに、イタリア歳入庁のサイトで、電子請求書を作成して送付する場合にも、送付ができたかどうか確認する場合にも、Fatture e Corrispettivi というページを開かなければならず、 https://ivaservizi.agenziaentrate.gov.it/portale/ そのたびにわたしが本人であるという公的個人認証に、SPID(公的個人認証システム、Sistema Pubblico Identità Digitale)の電子証明書を使う必要があります。そのためには、脇にスマートフォンも用意しておいて、画面のQRコードをスマホで写したりする必要があって手間がかかるのですが、最初のうちは電子請求書を作成したり送付できたか確認したりするために、すぐにこのページを開くのではなく、イタリア歳入庁のホームページ からリンクを見つけ出そうと苦労していました。ただ、そんなふうにすると、ホームページにアクセスするときと、上のページにアクセスするときに、2度もSPIDを使って認証をする必要があって手間が増えるので、次回からは最初から上のページに直接アクセスすることも覚えておかないといけません。 さて、今回、何度も電子請求書を送付し損なったおかげで気づいたことがあります。学校のオンライン授業が終わった翌日、6月19日に作成して送付したつもりだった電子請求書が実は却下されていたということです。歳入庁のサイトでは請求書が却下されていたのに、学校には電子請求書のPDF版を送っていたので、報酬は7月22日にすでに受け取っていました。 6月19日の電子請求書を歳入庁のサイトで送付しなければいけないのは確かなのですが、この場合、日付は今の日付にするのがいいのか、かつての日付のままがいいのかを、夫の古い友人である会計士さんに問い合わせたら、ご多忙でしょうにご親切にすぐに返事をくださいました。 すでに報酬を受け取っているので古い日付のままで送付すること、そうして、36ユーロの罰金がかかるとのことです。罰金は悲しいのですが、おかげで、今後は忘れずに必ず、電子請求書を送付したあとにきちんと受けつけられて送付されたかどうかを確かめることを週間にできるように思います。 6月18日に学校の授業が終わったあと、翌日にはま個人授業もありました。翌週にカンパーニア州での聖ニーロ巡礼を控えていたために、学校の関連書類をすべて仕上げて提出しておきたくて、慌ててもいた上、慌ただしかったのだと思います。どうして確認できなかったのだろうと、当時のブログを読み返すと、18日に急に友人たちと夕食を共にすることになったり、土曜に急に山に出かけることになったりしてとまどっていたのですが、ブログを書く時間はあったわけですから、注意さえしておけば、電子請求書がきちんと送れたかどうかを確認して、作成し直すことはできていたはずです。 罰金は懐に痛いのですが、今後は確実に気をつけていくために、いいきっかけをくれました。サーキットでの通訳時の報酬も、今朝には早くも受け取ることができました。 最後に、サーキットで撮影できた車の1台の写真を添えておきます。わたしが日本で運転した車1台のうち、最初の一台はホンダのシビックでした。まだ日本に住んでいた頃に、同僚の先生がわたしのシビックを見て、「車体がひどく低いね。走り屋の好きな車だね。」をどういうわけか今も覚えているのですが、シビックにまさかスポーツカー版もあったとは、今回のイベントへの参加を通じて初めて知りました。 昨夕こそ一度ひどく咳き込んで辛いときがあったものの、今日はかなり楽になり、のどの痛みがほぼなくなったようで、ほっとしています。
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