イタリア写真草子 ペルージャ在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

とまどいは残るけど免許更新無事終了

 今日は午後3時21分に自動車学校に到着しました。昨日電話したときに免許更新の手続きについて尋ねたら、「予約は不要ですが、手続きを円滑にできるように、30分前に来てください」とのことだったからです。

 4時過ぎに医師が来て視力検査などが始まったとき、呼ばれた順序からわたしは3人目だったことが分かったのですが、わたしが学校に入ったときには、一人目は学校の前で煙草を吸い、二人目はすでに手続きを終えて椅子に腰かけていたので、並ぶことなく受け付けてもらい、手続きを進めてもらうことができました。

 必要なのは免許証とあれば証明写真をということで、わたしはこの証明写真のことが気になっていました。別の何かの申請で証明写真が必要だったときに撮ってもらった写真の残りがあったので、その1枚を携帯していったのですが、その写真はできれば使いたくありませんでした。かと言って、6年前の更新時にこの学校で撮ってもらった写真も、それよりはましだけれどという感じだったので、今新たに撮ってもらうとしても、そのできには不安がありました。

 かつて免許の書き換えや更新をこの自動車学校で行っていたため、学校のパソコン内にわたしのデータがあって、学校の担当者は、免許証も参考にしながら、そのすでにあるデータについて、「これは正しいですか」と尋ねながら申請書を作成してくれました。

 そして驚いたことになんと、「前回の写真をそのまま使いましょうか」と聞かれました。「証明写真を持ってきてはいるのですが、あまり気に入っていません」と言うと、「では、これを使いましょう」とのことで、そのときは不意を突かれてもいましたし、選択肢は「前回の写真」か「気に入っていない証明写真」のどちらかなのだと思って、ついつい「そうしてください」と言ってしまいました。

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 ところが、わたしの後から来た人たちが次々に手続きのための質問に答えるのをはたで聞いていたら、その人たちには「写真はここで撮りますか」と尋ねて、次々に写真を撮っていったではありませんか。この人たちはこの学校で更新するのが初めてであるのに対して、わたしの場合は、すでにデータとしてパソコン内に写真があったので、時間を節約するためにその写真をそのまま使おうということだったのでしょう。

 そこで、6年も前の写真で、しかも今の免許とそっくり同じ写真で果たしていいのだろうか、警察で誰かが気づいて免許の発行に待ったがかかったりしないだろうかと、急に不安になりました。けれども、免許の更新手続きや自動車学校での教習にと、人が立て続けにやって来て受付の人はその応対に追われて忙しく、写真を撮ってくれませんかと頼めるような雰囲気ではありません。そうこうするうちに、視力検査などをしてくれる医師がやって来て、免許更新に来た人の名を、一人ずつ順に呼び始めました。

 それで、写真についてお願いするのは視力検査が終わってからでいいかと思って、検査を受けたら、検査後に医師がすでにわたしの住所や写真などのデータが入ったパソコンの画面に、直接書き込んでいるではありませんか。

 それで医師に写真を新たに撮ってもらうことはできませんかと尋ねたら、「今の段階ではもうできないので、次回は、受付の際に、新しい別の写真を撮るように頼んでください。免許の写真は白黒で小さいので、どんな写真でも大差ありませんよ。」と医師は言います。

 「日本では、最近撮影した写真を使わないといけないのですが」と言うと、「それはイタリアもそうですが、まだ6年経っただけでそう変わっていないから大丈夫ですし、誰も確認して気がついたりしませんよ。」とのことです。

 そこで、20ユーロと聞いていたのですが、カードでの支払いだから20.40ユーロになったのか、とりあえずはその診察料を医師に支払いました。

 それから、60ユーロを学校に払い、免許の更新を受け付けましたという受領証を受け取りました。免許は12月1日月曜日の朝に届くので、その朝誰もいない可能性があるならば学校あて、誰かがいて受け取れるようなら自宅あてに送られるように手配するとのことです。そこで自宅で受け取るようにしてもらうと、受け取るときに配達料金の7.32ユーロを払うようにとのことでした。

 手続きが終わって学校を出て、スマートフォンで上の写真を撮った時刻が4時20分ですから、1時間で無事に手続きが終わりました。

 今年は、義父と義弟は別の自動車学校、夫はACI(イタリア自動車クラブ)で免許を更新していて、皆からいろいろ情報は聞いていたのですが、義弟たちが手続きをした自動車学校は、料金がかなり高い上に、車を駐車する場所を見つけるのが極めて難しく交通量の多いところにありますし、ACIには一度も行ったことがありません。

 そこで、近くて安い上に親切という印象があって、知った場所なので行きやすくもあり、この自動車学校で更新手続きをしたのですが、まさか6年前の写真をそのまま使うことになるとはと思わなかったので、その点だけ少々気になっています。

 いずれにせよ、とりあえず手続きが済んでほっとしています。


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Commented by takeshi_kanazaw at 2025-11-28 09:56
日本の高齢者の運転免許更新はかなり面倒ですよ。
民間の講習所で、高齢者向けの半日の講習会、実地検査。
講習所の卒業証書を持って、公的な検査所へ。
再度、目の検査、撮影、等々後にやっと免許更新。
予約から始まって、3~4か月も掛かります。
Commented by milletti_naoko at 2025-11-29 05:16
takeshi_kanazawaさん、事故を防ぐことも大切ですが、
もっと円滑に高齢者の方が免許取得の手続きや検査を
受けられるようであってほしいものですね。
イタリアは少し大ざっぱすぎるきらいがあって、この日学校で
1番目に医師の診断を受けた高齢者の方は、視力検査で問題が
あったのに自分の眼鏡を持っておらず、「昼前に駅に行くだけ
だから」と言い張っていて、結局それでも限定付きで免許が
発行されているようでした。それもまた困りますよね。
Commented by meife-no-shiawase at 2025-12-02 17:09
なおこさん。
免許更新お疲れさまでした!無事に手続きが完了して、ひとまずホッとしましたね。

まさか前回の6年前の写真をそのまま使われることになるとは、本当に驚きですね!でも、それだけなおこさんが昔のままをキープされているのだと♪

とはいえ、今は写真館やスマホの技術で、シワなどを綺麗に消してくれちゃうので、案外、昔の写真より今の写真のほうが若く写っているなんて逆転現象もあったりして。

台湾だと身分証明書の写真を撮ると必ず修正してくれるんですよ。このほくろはいる?いらない?なんて聞かれるんです。
出来上がってきた写真が全然自分と別人になっていたりもするんです。身分証明にならないですよね。(笑)

ちょっとしたドキドキは残るかもしれませんが、近くて親切な学校でスムーズに手続きが済んだことが一番ですね!新しい免許証が届くのが楽しみですね。
Commented by milletti_naoko at 2025-12-08 03:59
メイフェさん、ありがとうございます。
無事に手続きが終わり、免許も届いてほっとしています。
台湾の写真館の方って親切ですね! イタリアでは、わたしが
頼んだ店は複数ですがどこも、写真を見て歳を重ねた事が
目の周りにこんなにも表れているのかと愕然としました。
by milletti_naoko | 2025-11-28 07:17 | Sistemi & procedure | Comments(4)