イタリアでは国民の祝日だった12月8日月曜日は、ノルチャ近くの山にある修道院で朝9時から行われるミサに参列するために、まだ夜明けだった7時20分過ぎにペルージャを出発し、
Abbazia di San Benedetto in Monte, Norcia (PG), Umbria 8/12/2025 10分ほど前に修道院に到着して、ミサに参列しました。前夜この朝のミサに行きたいと急に言い出した夫から、グレゴリオ聖歌が歌われるミサだとは聞いていたのですが、ミサの間じゅう、すべての言葉がラテン語でグレゴリオ聖歌として歌われ、歌のないときにはパイプオルガンの音色が厳かに響き、それが1時間半近く続くミサだったので驚きました。 Norcia (PG), Umbria 久しぶりにノルチャ(Norcia) を訪ねてうれしかったのは、聖ベネデット教会の再建がようやく終わり、中に入ることができたことです。2016年のイタリア中部地震で、夏からの度重なる揺れに耐えた教会も、10月30日のM6.5の地震で、正面など一部を残して崩れ落ちてしまい、 修復は進んでいたものの、長い間、正面が仮設足場に覆われて見えない状況が続いていました。ウンブリア州庁に勤める夫は、1年ほど前、まだ工事の最中だったときに、仕事で再建が進んだ内部を訪ねたことがあり、そのときの様子は聞いていたのですが、再建が終わってミサや皆の訪問が可能になったのは、ごく最近のことです。 夏には野の花と緑が、冬には雪景色が美しいカステッルッチョ・ディ・ノルチャ(Castelluccio di Norcia) に、ペルージャから行くには、ウンブリア州の町で聖ベネデットの生地であるノルチャを通り、南から山を登っていく方法と、マルケ州の水の里、ヴィッソ(Visso) を通って北から山を登っていく方法があります。ノルチャの復興を気にかけながらも、ヴィッソ回りの方が距離が短く、所要時間も渋滞も少ないので、たいていヴィッソを通って行っていたため、今回は1年半ぶりに久しぶりにノルチャを訪ねました。 ノルチャに行くならぜひ食べてみたいレストランと料理があり、開店も12時と早いので、まずは予約のために行ってみました。店は、Ristorante Granaro del Monte です。ところが、これまでに何度か食べたことがある町はずれの店は閉まっていて、今は中心街に戻って営業を再開しているとのことです。これまで訪ねていた店は、地震で被害を受けた中心街にある店が再建できるようになるまでの間営業していた仮設店舗だったのです。 Stinco di maiale arrosto e patate al forno 歩く前にしっかりタンパク質を補給しようと、二人とも肉料理を頼みました。わたしはローストした豚のすね肉(stinco di maiale arrosto) 、 Cinghiale in Salmì e patate al forno 夫はイノシシ肉の煮込み(cinghiale in salmì) を注文しました。どちらもローストポテトがついています。豚のすね肉は、骨も大きいとは言え、その大きさに驚き、夫に食べるのを手伝ってもらいました。ソースの酸味が少し気になりましたが、肉もローストポテトもおいしかったです。 ちなみに、7日日曜日の大家族での昼食には、夫がスプマンテを用意し、購入したスポンジケーキ台を使ってではありますが、 みかんをたっぷり使ったクリームとブラックチョコレートでデコレーションを施したおいしいケーキを作ってくれました。 閑話休題。ポテトもついた肉料理がどちらも15ユーロ、水を一瓶とグラス一杯の赤ワインで、合計42.50ユーロでした。歴史的中心街に戻るに際してメニューの変更があり、また、今は訪問客があまりにも多いために、メニューで提供できる料理を限定してあって、マス料理など、普段ならある他の多数の料理は、提供していないのだそうです。 27/7/2027 おいしかった上に、最近の値上がりを考えると、財布に比較的優しくもあったのですが、わたしには実は、いつかこの店を再訪したらぜひ食べたいとずっと考えていた料理があり、その野菜もたっぷりで19ユーロの牛肉のタッリャータがメニューから消えていたのを残念に思いました。肉がルーコラの上に敷かれ、ローストポテトに加えて、オーブンで焼いたズッキーニやナスも添えてあったのです。牛肉のタッリャータはメニューにあったのですが肉が250gと多すぎて、値段もその分22ユーロと高い上に、野菜の種類が格段に減っていました。でも、後で調べて豚のすね肉はタンパク質が多くて脂肪分が少ないと知り、おいしくもあり、後でたくさん歩いたので、結果的には今回の料理でよかったのだと思いました。 ちなみに、このレストランがまだ町はずれの仮設店舗で営業していた2024年7月には、聖ベネデット教会は、鐘楼は見えたものの、正面は修復の仕上げをしていたためか、再び覆われていて見えませんでした。でも、手紙と絵で、再建中の教会の周りの仮囲いを飾っているのがすてきだなと思いました。 Monti Sibillini 8/12/2025 昼食のあとは、昼食前はミサの最中で訪ねられなかった聖ベネデット教会の中を訪ね、バールでコーヒーを飲んでから、カステッルッチョの高原が広がる高みへと車で山を登りました。上の写真は車で峠から高原へと下って行く前に撮影したものです。 高原を北上する一本道を北へと走ると、途中、丘の上に建つカステッルッチョ・ディ・ノルチャ(Castelluccio di Norcia) の村が見えるところがあります。 村の中心広場や丘の下方に建てられた仮設の多数の飲食店、高原や山は多くの人でにぎわうことが多いのに、中心街の建造物は大半が再建には遠い状況です。 26/6/2008 村の家がすべて再建され、人々が安心して笑顔で暮らせる日が一刻も早く来ますように。 8/12/2025 大勢の人やところ構わず駐車された車とバイクでいっぱいのカステッルッチョの中心広場と周辺を通り抜け、再び高原の一本道を北に向かうと、ウンブリア州ペルージャ県とマルケ州マチェラータ県の州境かつ県境があります。 そのすぐ先は上り坂となり、峠までしばらく登り道が続くのですが、日曜は、雪山を歩くために、上の写真で案内標識の右手に見える山の中腹を進む道を登っていき、 登山道の出発地点である駐車場に向かいました。その途中にも、車内から右手に、高原と丘の上のカステッルッチョの村が見えました。 シビッリーニ山脈に雪が積もると、除雪は行われるものの、降りたてのときや積もった雪が風で道路に吹き落とされるほど風の強い日は、標高の高い日陰に、車道にも雪が若干積もっていたり凍結していたりするところがあり、ひやひやすることが少なくありません。
それが日曜日は、雪が降ったあとで晴天の日が続き、日中の気温が高く、風がなかったおかげで、道の脇や山の斜面にこそ雪があったものの、標高1500メートルを超えても、車道には雪も凍結もなかったので、安心して車で進むことができました。途中の渓谷も高原も山も、気温が零度近いところはあったものの、幸い道路が乾いていました。
年によっては、駐車場へと向かう坂道(最後の写真でわたしたちが乗った車が走る道)が雪に覆われていて車では進めなかったために、プラータ山の駐車場へと向かう脇道への分岐点近くにある別の駐車場に車を置いて、そこから歩いて登ったこともあります。
今回は高みにある駐車場まで車で行って、そこから歩くことができました。夕日に染まる雪山の風景も美しく、日曜はとても充実した1日となりました。
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