イタリア写真草子 ペルージャ在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

ペルージャの中世の町並み歩き友とおいしい昼食

 ペルージャ(Perugia)の歴史的中心街は、紀元前3世紀に古代エトルリア人が築いた壁や門が今も残り、


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Perugia, Umbria 22/12/2025

その壁や門も取り込んだ中世の町並みに風情があります。

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 車で学校へと向かったり、歯医者へと歩いたりするときにも、城壁や門が美しくおとぎ話に出てきそうだなと思いながら、通り過ぎています。学校も歯医者も中心街のすぐ近くにあるのですが、仕事や治療が終わるとすぐに帰宅、寄り道しても駅前のスーパーで買い物という具合で、中心街にはなかなか足を運べずにいました。



 学校の日本語講座が今年2月と6月に終わったときにも、互いに協力しながらいっしょに教えた同僚かつお友達のりえさんと、二人で打ち上げに食事をごいっしょしたいですねと言いながら、なかなか予定が合わず、先延ばしになっていたその食事を、おとといはようやく、中心街のレストラン、上のリンク先でご紹介したのと同じ店で、楽しむことができました。

 そのときには中心街の目抜通りから、つまり丘の上の方から坂道と階段を下っていった店に、おとといは、丘の下方に駐車して登っていき、久しぶりに歴史的中心街をわずかながら歩くことができました。

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 上の写真は、ペッリーニ通りにある有料駐車場、Parcheggio Pelliniです。エスカレーターで上っていくとプリオーリ通りに出て、通りを上っていくと国立ウンブリア美術館を擁するプリオーリ宮殿や大聖堂、大噴水のある目抜通りに出ることができます。ただ、日中は午後3時まで最初の1時間が1.90ユーロ、以後は1時間2.40ユーロと駐車料金が高いので、わたしは歯医者に行くときには利用するのですが、仕事や食事、買い物のように駐車時間が長いとき、長くなりそうなときは、可能な限り無料で車を置ける場所を見つけて駐車しています。

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 この日食事をした店はエスカレーターを利用すると遠回りになる位置にあったので、グーグルマップの道案内に従って、一枚上の写真で駐車場の向かって右、南東にある階段を上っていきました。上の写真は階段を上ってから後ろをふり返って撮影したものです。

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 さらに上ってからふり返ると、ペッリーニ通りの建物が下方に小さく見えて、その向こうには郊外の家や丘も見えます。

 この道は夏にも、この方面から中心街の店に行くための近道として利用したのですが、そのとき、この階段と坂道を上りきったあとで、グーグルマップの道案内に従いつつも、結果的に間違った通りを何度も歩くことになり、道に迷ってしまいました。これは、わたしのスマートウォッチやスマートフォンが内臓するGPSの精度や性能の問題もあって、分かれ道が互いにひどく近い位置にある場合には、GPSがわたしのいる位置として認識する場所が若干実際の位置とずれるために、道案内が間違った指示を出すことがあり、わたしも地図を見てもどう進んでいいか分からず、困るためだと思います。

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 前回迷ったのはこのあたりで、今回も同じ場所でおそらくは同じ理由で道に迷い、このあたりをぐるぐる回って歩くことになりました。ここでわたしが歩いているのは月の通り(Via della Luna)魔女たちの通り(Via delle Streghe)が交差する地点です。イタリア語名をカタカナ表記にするより、意味を取った方が風情がありますし、普通は旅行者はこういう裏口方面からではなく、中心街から下っていくのでまず通らない道ですから、ここではルーナ通り、ストレーゲ通りと書く代わりに、意味を取っています。「魔女たち」と書くのは、stregheは「魔女」を意味する女性名詞、stregaの複数形だからです。

 閑話休題。この写真の奥に二つの通りの分岐点があり、左の階段を上っていくのが月の通り、階段を上らず、そのまま赤く細長いレンガが敷かれた道を進んでいくのが魔女たちの通りです。

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 レストランはこのVia della Luna「月の通り」にあるので、わたしは左手の階段をこんなふうに上らなければいけなかったのに、わたしはおととい、そのまままっすぐ進んで上の写真の右に見える鐘楼の前を通り、魔女たちの通りをしばらく歩いてしまいました。

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 すぐ上の写真でわたしが立つ位置まで歩くと、さすがにグーグルマップでも、わたしがいる場所が本来進むべき道から外れていることが確認できます。ちなみに、中心街のイタリア広場やパオリーナ城塞、フェアトレードの店に行きたい場合には、この魔女たちの通りをそのまま行くのが一番の近道です。

 ちなみに、上の写真で右へと折れて階段を上っていく月の通りのさらに奥、緑の向こうに見えるアーチの下を通る道はボンカンビ通り(Via Boncambi)です。おそらくわたしはこのあと、後戻りしてそのボンカンビ通りをしばらく上り、どうもこの道は違うようだと思い、引き返したのではないかと思いますが、記憶が定かではありません。今地図を確認すると、大噴水や大聖堂があるペルージャの中心広場を目指すのであれば、このボンカンビ通りを行くのが近道であるようです。ペッリーニ駐車場から中心広場に行く場合は、そもそもここを通らずに、エスカレーターで上ってプリオーリ通りを歩いていくのが楽で早いようには思うのですけれども。

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 ようやく正しい道が分かって、

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レストラン、Al Mangiar Beneに着いたときには、ほっとしました。上の写真を撮ったのは食事後、店が閉店したあとだったため、店の扉が閉まっています。目抜通りであるヴァンヌッチ通りからなら、ルーナ通りの入り口にレストラン名が書かれていて、その道をひたすら下っていけばいいので簡単なのですが、わたしは次回も裏の方から同じように訪ねる可能性があるため、道を間違えないようにここに詳しく記しておきます。

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 こうしてたどり着いた店で、お友達で同僚でもあるりえさんと、念願の打ち上げの食事をすることができて、本当にうれしかったです。ずっと前に終わった二つの講座の打ち上げと共に、今回無事に終えることができた学校のプロジェクトの打ち上げもして、クリスマスや忘年会も兼ねて、ゆっくりとあれこれおしゃべりをすることができました。

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 昼ごはんも、どうもわたしは前回と同じ料理を頼んだようですが、ルーコラとローストポテトを添えた子牛肉のタッリャータが、肉も野菜もたっぷりあって、とてもおいしかったです。車だったので、乾杯に少しだけ赤ワインを飲みました。

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 食後にお願いしたコーヒーもとてもおいしかったです。注文した人と運んでくれた人が違ったので、頼んでいたミルクが最初はなかったのですが、次に運んできてくれたときには、カプチーノを思わせるほど泡だった牛乳がたっぷり入っていて、うれしかったです。

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 今回は、このお店で調理を務め、りえさんの古くからのお友達であるようこさんとも初めてお会いしてごあいさつし、お話ししました。久しぶりにりえさんと楽しくおいしい食事を楽しみ、歴史的中心街を歩くことができて、うれしかったです。


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ブログテーマ:今日のランチ
Commented by getteng at 2025-12-24 21:51
naokoさん
近くの日本人のお友達がいるのは心強いですね。
この肉はとても負美味しそうですが、柔らかいですか?
Commented by 3740s at 2025-12-24 22:24
こんばんは

こんな素敵な街並みを楽しみながら、気の置ける友達と美味しい肉料理を頂く貴重な愉しい時、会える時に逢う大切な時間ですね。
Commented by ciao66 at 2025-12-25 19:37
ペルージャの迷路のような狭い路地は、アップダウンが有り、階段があり、トンネルのような建物の下のアーチを通るのが、とても面白くて、歩くのがわくわくします。
 ペルージャで、Googleマップで間違えて連れていかれたことは無いのですが、なるほど、微妙なスポットでGoogleが間違えることが有るんですね!
 真っすぐと言っても、どっちの道なのか・・・
左と言っても二つあるよね・・・とか
 ややこしそうなところは、マップの案内も聴きながら、
しばしば現在位置をよく確認しながら、進むべしなのでしょうか。
 お疲れさまでした!
無事たどり着いて、いいお食事会になって良かったですね♪
Commented by kaorainne2 at 2025-12-26 00:17
街歩きが楽しくなるような街並みですね。
どの写真をみても絵になる風景です。

日本はどこもアスファルトで舗装されているので何となく味気ないですが、欧州は石畳やレンガの通りや建物が素敵だなと思います。

私の勝手なイメージですが、イタリアでも駐車場に停める習慣があるのですね!若い頃にイタリア旅行をした際にどこに行っても路上駐車(しかも車と車の感覚が狭い!)が多くて驚きました。

今日はクリスマスディナーの準備で大忙しですね。
またお食事会の様子を紹介してくださるのを楽しみにしてます。

追伸)2024年1月に私のブログにコメント頂いていたのに気づかず失礼しました!ブログから離れている間に仕様が変わってチェックが漏れておりました。先程気づき慌ててコメント返しした次第です💦

素敵なクリスマスをお過ごしくださいね。
これからもどうぞよろしくお願いします。


Commented by milletti_naoko at 2025-12-28 07:20
gettengさん、おっしゃるとおりです。
やわらかくておいしかったです。
Commented by milletti_naoko at 2025-12-28 07:23
3740sさん、こんばんは。ありがとうございます。
ようやく食事をいっしょに楽しめて、うれしかったです。
町並みも通るたびにすてきだなと感嘆することが多いです。
Commented by milletti_naoko at 2025-12-28 16:46
ciao66さんもペルージャの町をかなり散策されたのですね!
迷路のようという言葉、まさにその通りだなと、この日のことを思い出しながら感じました。たいてい目的地へと近道を歩くので、たまにいつもと違う場所に行こうとすると、ああこんな道もあったのだと発見もあり、迷いもして、おっしゃるようにアーチや階段も風情があっていいなあと歩くのが楽しいです。

ありがとうございます。無事についておいしい食事をおしゃべりを楽しめてよかったです♪
Commented by milletti_naoko at 2025-12-28 16:56
kaorainne2さん、ありがとうございます。
まだアスファルトのないはるかな昔に築かれた道や通りは、こちらでは石を使ってあって、急傾斜の丘に工夫して町を築いてあって、町並みも階段も、わたしもいつもすてきだなと感嘆しながら歩いています。

この日わたしが駐車したのは路上なんですよ。中心街の付近は路上は駐車禁止のところも多いのですが、Pと看板が立っていて、空いていれば駐車可能なところもあって、そこに駐車しました。

エキサイトブログの仕様が変わって、コメントを頂いても把握しにくくなってしまいましたよね。わたしも困っています。どういたしまして。

どうかよい年末年始をお迎えくださいね。
新しい年がすてきな年となりますように。
by milletti_naoko | 2025-12-24 21:05 | Umbria | Comments(8)