イタリア写真草子 ペルージャ在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

山の家でピザの宴・ランタン照らす夜の山にベファーナの贈り物

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 イタリアでは1月6日が国民の祝日です。今年はその前日、1月5日に友人たちが遠いアドリア海岸のリミニから、ペルージャの山の家を泊まりがけで訪ねに来てくれました。

 1月5日月曜日にも、友人たちが通ってくる道路には雪の予報が出ていて、実際に雪が降っていたそうなのですが、幸い来るときには道路には雪がなく、この日はペルージャは雨でした。

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Perugia, Umbria 5/1/2026

 まずは昼頃に友人たち4人が到着し、いっしょに昼食を食べました。テーブルにはわたしが前日に作っておいた巻き寿司も並んでいます。

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 昼食後は、しばらく皆といろいろなゲームをして遊びました。上の写真で遊んでいるのはバナナグラムス(bananagrams)です。



 英語のScrabbleやそのイタリア語版、Scarabeoは、大きな一つのボードに皆が文字を並べて言葉を作っていくのですが、このバナナグラムスでは、一人ひとりが自分の手持ちの文字で、自分の前に単語を並べていきます。このとき夫の姿が見えないのは、ピザの夕食会のために、ピザ窯の火を準備していたためだと思います。

 その後さらに二人の友人が到着して、皆でゲームに興じたのですが、6時頃からはわたしたちも夕食会の準備を手伝いました。

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 8時頃には義父と義弟夫婦も山の家に来て、ピザの宴が始まりました。フランコと夫が協力して、次々においしいピザを焼いていきます。

 ピザを食べ終わり、デザートを食べたりワインを飲んだりしておしゃべりしていたら、「ベファーナが来たよ」と夫が言います。それで外に出ると、

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 いつの間にか、外の木の枝に火のともった小さなランタンがいくつも吊り下げられています。

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 ランタンの火に誘われるように歩いていくと、皆の名前を書いた靴下が置かれています。

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 闇の中にともる明かりも、緑の中に置かれた靴下の贈り物も夢と風情があって、皆で感嘆しました。

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 それぞれが自分の名前の書かれた靴下を手に取ると、中にお菓子がたくさん入っています。

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 ひとしきり歓声を上げてお礼を言ってから、寒いのでまたランタンの火を頼りに、家の中へと戻りました。

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 夫は皆を迎えるにあたって、最初はプレゼーペの人形を森に飾ろうと考え、雨や雪の天気予報を見てか、クリスマスツリーを飾るモールを探してあちこちの店を訪ねたそうですが、もうクリスマスの祝祭期間も終わろうとする今、どの店でもモールは倉庫に片づけてしまっていたのだそうです。

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 買っておいたお菓子をかわいらしい靴下に詰め込み、ランタンを木々に吊るしたり、皆の名前を書いた靴下を置いたりする作業は、かつていっしょに植えた果樹の若木などを友人と見に行っているのだろうと思っていたときに、友人に手伝ってもらって済ませてあったのでしょう。

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 ランタンに照らされた夜の道と思いがけない贈り物がうれしいベファーナの夜となって、大人のわたしたちも、童心に帰って喜びました。

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 そのあとは、皆が幼い頃に楽しんでいたという懐かしい遊びを、教えてもらってわたしも参加して、いっしょに楽しみました。

 義父と義弟夫婦が帰ったあとは、テーブルを片づけたあと、なんと午前2時半頃まで、いろいろなカードゲームに興じました。

 また一つ、思い出に残るときを皆と過ごすことができて、うれしかったです。


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ブログテーマ:年末年始の過ごし方
Commented by kobacken at 2026-01-09 12:59
わ〜、こういう家族の時間を拝見できてすごく嬉しいです。
尊いですね。
Commented by pothos9070 at 2026-01-09 15:25
こんにちわ~🎵
scrabble懐かしいなぁ~
昔はよくこれで遊びました。
もう今になってはスペルが出てこないので
ゲーム一式は棚で眠っています。
皆さんで美味しく食べてゲームして、良い時間だったですね(^-^)
Commented by getteng at 2026-01-09 23:32
naokoさん
面白い贈物の習慣ですね。
それにしても、我が家にピザ窯があるとはさすがイタリアです!
Commented by milletti_naoko at 2026-01-10 18:54
kobackenさん、訪ねてきてくれた友人たちは、
うち一人が夫たちが幼い頃に家族で毎夏、海辺で
アパートを借りていた家主の息子さんで、今でも
特にその友人を中心に、その家族やたくさんの友人
たちとのつきあいが続いていて、ありがたいことです。
Commented by milletti_naoko at 2026-01-10 19:03
ぽとすさんもなんとスクラブルでよく遊ばれたんですね!
わたしもとても好きで、一時期はかなりはまりました。
ありがとうございます。まさに睦月、皆と過ごせる機会が
この年末年始は多くて、うれしかったです。
Commented by milletti_naoko at 2026-01-13 00:07
gettengさん、こういう本格的なピザ窯は
ある家の方がずっと少ないのですが、ピザが
大好きで山の家の集まりではピザの会をしたいと
夢見ていた夫は、この階のトイレなどができる前から、
何よりもまずはピザ窯と、ピザ窯の購入と設置に
燃えていました。
by milletti_naoko | 2026-01-09 07:40 | Feste & eventi | Comments(6)