イタリア写真草子 ペルージャ在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

旅の記憶重ね寝しなに楽しむ冒険小説ジュール・ヴェルヌ『地底旅行』を原書フランス語で

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 最近寝しなに読んでいる本は、ジュール・ヴェルヌの『地底旅行』です。

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 ずいぶん前に一度、読み始めたものの放り出した記憶がぼんやりとあるのですが、それはおそらく長い前書きを読もうとして挫折したのではないかと思います。

 今回はフランス語からすっかり離れて長いときが過ぎていたたこともあり、去年の末だったか、ふと手に取って小説の冒頭から読み始めたら、意外と内容がつかめておもしろいので、読むのが就寝前の楽しみになっています。分からない言葉や表現もあるのですが、幸い筋を追うことができて、読みながら少しずつフランス語の言葉や文法も思い出しています。

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Isola di Vulcano, Isole Eolie, Sicilia 18/9/2023

 主人公がおじである教授たちと3人で、アイスランドの海近くの火山を登り、その火口へと下っていく場面は、2023年に訪ねたエオリア諸島、ブルカーノ島とその火山の火口の眺めを思い起こしながら読みました。

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 と言っても、ブルカーノ島のフォッサ火砕丘の火口は

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危険であるために下っていくことが禁じられていました。

 最近では地中のかなり深くにまで下っていて、備えの水がなくなって命が危ういというときになって、ようやく地中の水脈から飲み水を得ることができ、主人公も「よし、地球の中心へと下っていくぞ」と思いを新たにしたところです。

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Lo Spacco della Regina, Ansedonia (GR), Toscana 15/9/2018

 もう小説の後半に差しかかったのに、まだ地底の世界に行き着けていないことに驚いています。



 昨年、上のリンク先の記事、サムネイル画像の右に写る本を読み終えたあと、いろいろな本をあれこれかじり読みしたあとで、ふと目について『Voyage au centre de la terre』を読み始めたらおもしろいので、夢中になって読んでいるところです。

 その前に読み終えた古代イタリアを舞台とした本もおもしろかったので、ぜひブログの記事でもご紹介したいと考えていたのですが、その当時の時代背景などを説明したり、記事に添えるのによさそうな写真を探し出したりする時間が、仕事に追われて取れず、書けずにいます。

 寝しなに読むときには声に出しては読まないものの、やはりこれはどう発音するのだろうと気になる言葉が多々あり、一度YouTubeでフランス語の簡約版の朗読らしきものを、家事をしながら聞いたりもしてみました。

 読み進めるうちにいい具合に眠りに誘ってくれる、そういう意味でもありがたいです。

 フランス語の題名は「地球の中心への旅」なのですが、邦題は「地底旅行」と統一されているようです。今度日本に帰ったときにでも岩波文庫の『地底旅行』を購入して読んでからフランス語で読み返す、あるいは読み比べると、いい勉強になりそうです。


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Commented by ciao66 at 2026-01-17 17:17
ジュール・ベルヌの作品は子供のころに、わくわくしながら何冊も読んだ記憶が有ります。
フランス語で読まれているんですね!原語のほうが面白みが有るかも。
そして、発音を知るのにYouTubeの朗読も使うという手が有ったとは、考えましたね!
Commented by pothos9070 at 2026-01-17 19:08
こんばんわw
地底旅行は私も日本語で何度か読んで、ワクワクドキドキしたのを覚えています。
ほんとにあんな地下の空洞があったならすごいなぁと思います。
フランス語で読まれて素晴らしい✨
私はもう、日本語がちゃんと読めなくなりそう^^;
Commented by milletti_naoko at 2026-01-18 18:41
ciao66、ジュール・ベルヌの作品、おもしろいですよね。
夫も少年の頃、とても好きで夢中になって読んだようです。
黙読でも自分の頭の中では音もあるわけなので、せっかく
読むならきちんとした発音で読めたらと、まあ、ながらでは
ありますが聞いてみました。
Commented by milletti_naoko at 2026-01-18 18:49
ぽとすさん、おもしろいですよね。
昨日は寝る前に少しだけと思ったら、主人公が一人はぐれて
絶体絶命になり、結局また皆と出会えるまでつい午前1時過ぎ
まで読み進めてしまいました。
もともとジュール・ヴェルヌ作品を読み始めたのは、フランス語を
勉強していたときにフランス語の本を読もうと思い、簡単なフランス語で
書いた作品が並ぶ本棚の本を見たとき、中に『八十日間世界一周』があって、
近くにあった完全版を興味半分で読んだら、意外と内容が分かって
読めそうだったので、読み始め、ジュール・ヴェルヌの小説がおもしろい上に、
フランス語の勉強のためにとずいぶん前に買ったのに、積ん読だったんです。
フランス語は文法はイタリア語と共通する点が多く、語彙は知らない単語でも
イタリア語と英語から類推できるものが多く、また、ヴェルヌの小説は、
具体的な動作やできごとがあって話が先へと進み、繰り返される言葉も多いので、
心理描写ばかりの本に比べて格段に読みやすく理解もしやすいので
ありがたいです。
by milletti_naoko | 2026-01-17 07:32 | Film, Libri & Musica | Comments(4)