イタリア写真草子 ペルージャ在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

流れながら凍ったか形ふしぎ給水場の水 雪のシビッリーニ山脈

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 ユメンタの泉(Fonte della Iumenta/Jumenta)は、シビッリーニ山脈(Monti Sibillini)の標高1790mの高みにある給水場です。

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Fonte della Iumenta (1790m), Monti Sibillini 30/3/2024

 このあたりでは羊飼いに率いられた羊の群れに出会うことが多く、

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13/8/2021

夏に羊たちがこの給水場でのどを潤すのを見たこともあります。

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8/12/2025

 昨年12月8日に訪ねたときは、周囲に残る雪がまだあったのですが、

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気温が高かったのでしょう、水は凍ることなく、下方へと流れ落ちていました。

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27/12/2025

 一方、やはり昨年の12月27日には、給水場の周囲の雪はほとんど溶けてしまっていたものの、

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水が下へと流れ落ちる前に凍ってしまい、流れがせき止められたためか、給水場の左右にあふれ出て流れ落ちた水もまた、そのまま凍っていました。

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 水の表面がまだ凍っているところもありますが、気温がそれほど低くないためでしょう、その下には水があります。

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 給水場の上の方にも、水が凍ってしまって、下方へと流れていくことができないために、横にあふれ出たところがあります。あふれた水が下方へと勢いよく流れ落ちて広がり凍ってできた、

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その氷の形が興味深いです。さざなみを立てるように流れていた水がそのまま凍ったためでしょうか。それとも空気をたくさん含んだ水だったために、溶けていくと中に小さな空洞がたくさんあったためでしょうか。

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19/1/2026

 おととい訪ねたときには、周囲の山や道同様に、この給水場もまた

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雪に包まれていました。

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 けれども気温はそれほど低くなかったために、湧き出る水は凍ることなく、そのまま下方へと流れ落ちていました。

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 そして、その水が日の光にきらめいていました。

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 けれども、給水場の右手をよく見ると、おもしろい模様と形をした氷の層があります。

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 この氷もまた、寒さのために水が凍って下方に流れることができなかったときに、右手へとすでに積もっていた雪の上に勢いよくあふれ出した水がそのまま凍り、それが少しずつ溶けていっているのではないかしら。そんなふうに、あれこれ想像をめぐらせるのでありました。


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Brilla la Fonte della Jumenta sotto la neve,
riflettendo i raggi del sole
Monti Sibillini 17/1/2026
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Commented by katananke at 2026-01-20 17:07
暖かさや 厳しい寒さやによって 水が作り出す造形も また面白いですね〜
こちら明日から 警報級の❓寒波が来るとかですが 横浜はどうでしょうか、、
ちょっと雪空のような夕方の雲ではありますが、、
Commented by pothos9070 at 2026-01-20 18:38
うわぁ。不思議な風景。
羊さんたちがこんな場所で水を飲むんですね。
お腹が冷えないかなと心配したけど
夏場だけなんですね^^
Commented by milletti_naoko at 2026-01-20 19:44
katananke05さん、ありがとうございます。
ふだんは雪が降って積もらない地域に、雪が降って
厳寒の日々が続くと、道も滑りやすくなって大変ですよね。
どうかお体を大切にお過ごしくださいませ。
Commented by milletti_naoko at 2026-01-20 19:49
ぽとすさん、基本的には羊は春から秋にかけて放牧されて
いて、山のあちこちにある給水場では、羊のほか、牧羊犬や
やはり放牧されている馬や牛も水を飲んでいます。夫も
直接水を飲んだり、瓶によく水をくんだりしています。

そうなんですが、実は1月17日には、車で登山口の駐車場へと
登っていく分岐点あたりに、山の斜面に羊の群れがいたらしく、
夫が驚いて珍しがっていました。

夫がいる側でしたし、カーブの前だったので、車窓から写真は
撮らなかったのですけれども……
by milletti_naoko | 2026-01-20 07:45 | Marche | Comments(4)