イタリア写真草子 ペルージャ在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

古城と湖うつくしいボルセーナ オルヴィエート・ボルセーナを結ぶバス情報

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 イタリアで最も美しい村の一つであり、かつ、アメリカの雑誌『フォーブズ』に、ヨーロッパで最も美しい小さな町10選の一つとして選ばれたボルセーナ(Bolsena)は、丘のてっぺんに古城があって、

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Bolsena (VT), Lazio 7/6/2025

夏には紫陽花やバラに彩られ、ボルセーナ湖(Lago di Bolsena)も見晴らすことができます。

 わたしたちがオルヴィエートから車でボルセーナの無料駐車場に向かうときは、いつもこのモナルデスキ城塞(Rocca Monaldeschi della Cervara)の前を通り過ぎます。

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 土曜は、行きは駐車場から二人でまっすぐボルセーナ湖まで歩いていったのですが、帰り道は、ウォーキング記録の地図の一部を拡大した上の地図中、ピンクのアステリスクを記したあたりまでいっしょに歩いてから、夫は駐車場に戻り、わたしはモナルデスキ城塞を見てから戻ると言って、さらに階段を上っていきました。

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31/1/2026

 上の写真は、上の地図中❹の位置からさらに上って車道まで出て、上ってきた道をふり返って撮影したものです。ここからも、奥に湖が見えていました。

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 古城からの眺めを見たあとはすぐに駐車場に戻るつもりだったのですが、せっかくなので、お気に入りの見晴らしのいい場所まで歩いてみることにしました。

 坂道をしばらく下り、アーチをくぐれば、

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建物の向こう側に出て、そこにはまだ日が当たっています。

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 そこからさらに下方にある別のアーチへと進む道からは、町並みとボルセーナ湖を見晴らすことができて、

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その眺めがすばらしいのです。


 夫が待っているからと風景を後にして、

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小路を通って駐車場へと向かったのですが、

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途中少しだけ寄り道して、こちらの眺めも楽しみました。

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 そのあとは、まっすぐ駐車場に向かいました。

 この日は、湖からプラタナスの並木道を通って中心街に向かっていたら、上の地図にピンクの星印で記した交差点で、

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こちらのバスを見かけました。バスの行き先表示にオルヴィエート(Orvieto)とあるのを見て、夫が「オルヴィエートからボルセーナに来るバスがあるのか。一度乗ってみないといけないね」と言っていました。

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Orvieto (TR), Umbria

 そこで今日調べてみると、このオルヴィエートとボルセーナを結ぶE652のバスは、

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Busitalia - Umbria - Orario Extraurbano Terni

こちらのリンク先に、今年1月7日から6月9日までの時刻表が掲載されています。運行は平日、月曜日から土曜日までで、オルヴィエートでは、崖の上のアルボルノス城塞前にある大きな広場、Piazza Cahenとオルヴィエートの鉄道駅にバスの停留所があります。

 上の時刻表のバスの便は、上に小さくFLS(feriale da lunedì a sabato)と記された便は、祝日でさえなければ、平日の(feriale)月曜日(lunedì)から土曜日(sabato)までの間は基本的にいつも運行されています。一方、NSLS(non scolastica da lunedì a sabato)と書かれているのは、学校の休校日の月曜から土曜までの時刻表で、SLS(scolastica da lunedì a sabato)とあるのは、学校の開校日の月曜日から土曜日までの時刻表ということです。オルヴィエートを昼頃に出発するバスは、おそらくオルヴィエートの学校に通う生徒のための通学バスであって、そのために、開校日と休校日で、運行時刻が変わるのでしょう。

 オルヴィエートからボルセーナに行くとき、日帰りである場合には、片道1時間かけて行っても、学校が休校のときでさえ、1時間50分しかボルセーナにいられないのですが、ボルセーナ発であれば、ひどく早い便ではありますが、早朝の便で出発して、オルヴィエートから昼過ぎ、または夕方に戻ることが可能です。おそらくはボルセーナからオルヴィエートへの通学のためのバスであるためにこういう時刻表なのだと思います。

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Piazza Matteotti, Bolsena (VT), Lazio 17/6/2020

 この路線、E652のボルセーナのバス停は、何枚か前のバスが写る写真でバスが停まっている交差点のすぐ後ろに見えるマッテオッティ広場(Piazza Matteotti)あるいはその近くにあるらしく、歴史的中心街からもボルセーナ湖からも近いため、中心街だけ、あるいは湖だけを訪ねるのであれば1時間半もあればゆっくり訪ねることができると思います。バス停のある広場から離れた少々不便な場所にある無料駐車場に車を置いたわたしたちも、この日のボルセーナでの滞在は1時間半でした。学校が休校の平日であれば、午後1時10分オルヴィエート初のバスで2時20分にボルセーナに到着し、歴史的中心街を散歩したあとでも、人によっては、湖が見えるところまでだけさらに歩いて帰りのバスの時間、4時10分までに戻ることができるかもしれません。ちなみに今から、上の時刻表が有効である今年6月9日までの間で、学校が休校の平日であるのは、4月2〜4日、4月7日、5月2日、そして、6月1日となっています。(詳細はこちらのリンク先の表を参照のこと)4月の休校は復活祭休みのためなのですが、この時期に関わらず年を通じて、イタリアではストライキが行われるのが月曜・金曜や連休前であることが多いため、4月3日の金曜日以外に予定を組むのが無難だと思います。

 中世の城塞は内部が博物館になっていて展示が興味深く、6月半ばから7月初めにかけては、中心街も湖畔も、湖へと続くプラタナス並木も、いろとりどりの紫陽花が咲いていてきれいですから、もし日程に余裕があるようであれば、宿泊してじっくり訪ねることをお勧めします。


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https://www.fsbusitalia.it/it/turismo/programma-il-tuo-viaggio/la-natura-incontaminata-del-lago-di-bolsena-.html

 バスの運賃は、オルヴィエートのカーエン広場からボルセーナに行く場合は、広場にある切符売り場で買えば片道4.20ユーロ、バス内での購入であれば5.00ユーロとのことです。

 オルヴィエート・ボルセーナ間は、車でならば約30分なのですが、日本から旅行にいらっしゃる場合や、イタリアに留学中に旅行をするという場合は、公共の交通機関を利用するのが手軽でもあり便利だと思います。いつかどなたかのご参考になればと思い、バスの情報も書いてみました。


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Commented by ciao66 at 2026-02-03 14:34
穏やかでもう春も近そうな気配、
美しいカーブを描いて丘に上がる散歩道と
そこからの湖の眺めが素晴らしいです。
いい散歩と運動になりましたね!

美しい二つの街、オリビエートとボルセーナをつなぐバスは
意外で便利な観光ルートですね!
Commented by milletti_naoko at 2026-02-04 22:57
ciao66さん、ありがとうございます。
古城から下っていく道も、中世の道を歩くようで
探検気分を味わえて好きなのですが、今回は
湖のほとりを歩きました。

この二つの町にはいつか記事にしたいと考えている
深いつながりがあるのですが、州が異なるのに
日々運行されているバスがあるのだと知って驚きました!
Commented by よっちゃん at 2026-02-05 23:18
こんばんは。詳しい情報ありがとうございます。
バスに乗るのはめちゃくちゃ不安ですが、こういった時刻表を掲載していただけると、一人でも行けるかなーーと思ったりします。

ペルージャとオルヴィエートは絶対に行きたいと思っているので、naokoさんのブログを参考にさせていただいています。また情報をよろしくお願いします。

Commented by milletti_naoko at 2026-02-07 23:12
よっちゃん、こんにちは。どういたしまして。
どうか楽しい旅になりますように。今年6月10日にはまた時刻表が変わりますので、ご注意ください。
ペルージャとオルヴィエートを訪ねられるなら、滞在日数と行かれたい場所にもよりますが、場合によっては、Umbria GOを最初に通りかかりそうな場所で降りてでも購入するとお得な場合がありますので、興味があれば次の記事をご覧ください。
・オルヴィエート・湖へ15ユーロで旅できるUmbria GO
 https://cuoreverde.exblog.jp/32738054/
Commented by よっちゃん at 2026-02-08 22:46
naokoさん、こんばんは。お返事ありがとうございました。
Umbria Go は めっちゃ便利そうですね!
貴ブログを拝見していて、トラジメーノ湖に行ってみたいなあと思っていたので、詳しく調べてみようと思います。

不安だったのが、だんだん楽しみになってきました。
また詳しく記事を拝見いたします。
Commented by milletti_naoko at 2026-02-09 02:27
よっちゃんさん、どういたしまして。
1箇所に長く滞在する場合は、移動距離の多い日だけ購入するという
手もあります。乗り換えのたびに切符を購入して刻印をする必要が
ないのが、時間と手間の節約になって便利かと思いますので、もし
ご自身のご旅行に役立ちそうであればぜひ。
by milletti_naoko | 2026-02-03 08:49 | Lazio | Comments(6)