イタリア写真草子 ペルージャ在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

雪積もるブナの森歩きカステッルッチョへ マスのおいしい昼食のあと

 今日は久しぶりにシビッリーニ山脈で雪の山を歩きました。立ち込める霧とみぞれを避けて、車で標高の低い高原まで下り、かつて歩いたトレッキングコースを歩くと、登るうちに道がすっかり雪に覆われて、

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Monti Sibillini 15/2/2026

ブナの森の中を通って歩くことができたので、うれしかったです。

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Ristorante La Filanda, Visso (MC), Marche

 午後3時頃に雨がやんで晴れ間が見えるという予報が出ていたので、マルケ州の村、ヴィッソのレストラン、Ristorante La Filandaで昼食を食べてから、車で山へと登りました。

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 この店はマス(trota)の料理がおいしくて値段も懐に優しいので、夫もわたしもマスと野菜のつけ合わせを食べました。野菜は、わたしはキャベツとジャガイモをベーコンと炒めて煮込んだ料理を、

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夫はローストポテトを食べました。どちらもとてもおいしかったです。

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 食後のコーヒーもおいしかったです。わたしたちが店に入ったときには雨が降っていて、天気の悪い冬の日でしたが、日曜日だからか店は大勢の人でにぎわっていました。

 上の写真で奥に写っている壁には、2016年のイタリア中部地震で、水の豊かな美しいヴィッソが大きな被害を受ける前の町並みが描かれています。

 食後まずは、冬によく歩く登山道の出発地点に行ったのですが、霧が深くて風景が見えず、みぞれが降り始めた上に、気温が0度で、歩いているうちに道路に積もった雪が凍ってはいけないという心配もあったため、もっと標高の低いところまで車で下って、そこから歩いて、雪の積もる道へと登っていくことにしました。

 シビッリーニ山脈国立公園は、マルケ州とウンブリア州の2州にまたがっています。わたしたちが冬によく歩く登山道はマルケ州側にあるのですが、

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今日は、州境に極めて近いウンブリア州側を歩きました。

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 カステッルッチョへと向かう州道の脇にある駐車場に車を置き、山に囲まれたけカーナトラ渓谷(Val di Canatra)をまずは奥へと進んでいきます。

 左奥の雪が積もったあたりに給水場があり、その給水場のすぐ向こうにある道を登っていけばカステッルッチョに行くことができて、給水場付近からは、雪の中を歩いていけそうだということが、出発地点から見て分かりました。

 歩き始めた地点は標高1340mで雪がなかったのですが、

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給水場が近づくにつれて地面に積もる雪が増えていき、

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その奥の登山道に出ると、道はすっかり雪に覆われていました。

 道のすぐ右手にブナの森があって、途中からはブナの森の端を通ることになったので、思いがけず美しい木々の間を歩くことができて、うれしかったです。

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 しばらく歩き続けると、左手下方に州道が見えてきました。

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 ブナの木々の間を通り、さらに雪の道を歩いていくと、

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森を抜け出て、見晴らしのいい道に出ます。上の写真の奥には、小高い丘の上に建つカステッルッチョ・ディ・ノルチャ(Castelluccio di Norcia)の村が、左手下方には先ほどの州道が写っています。

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 上の写真は、カステッルッチョが近づいてきたときに後ろをふり返って撮影したものです。暖かい日が続いたために、高原も山も標高1350mより低いところには雪がありません。

 最初はいっしょに歩いたものの、数百メートル歩いたあたりで「後で合流するから」と言って傍らにあった山を登りに行った夫は、山を下ってからしばらくの間はわたしが歩いた雪の道を歩いたものの、途中で引き返して駐車場に置いてあった車に戻りました。わたしがそろそろカステッルッチョに着きそうだというとき、夫に電話したのですが、そのときには夫が電話が通じないところにいたようで連絡が取れませんでした。そこで、わたしがそのときどのあたりにいて、どこまで歩くつもりかを夫にメッセージを書いて送ってから、歩いてカステッルッチョの中心街を通り過ぎてさらに少し先へと坂道を下っていたときに夫から電話があり、結局夫が車で迎えにくることになりました。

 今年は午年だと言うのに、まだ馬を一頭も見ていないと、今朝、山に向かう車の中で言っていたら、帰り道に

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早くも花が咲いたアーモンドの木の下に馬がいるのが見えたので、夫が車を路傍に止めてくれました。

 「今年は馬が見られたら縁起がいいのよ」と言っていたら馬に出会えたので、本当にいいことがありますように。

 昼食を食べた村、ヴィッソには、おいしいお菓子屋さん、Caffè Pasticceria Sibillaもあり、夫が寄って甘いものを食べたいと言います。そういうとき、最近は、わたしは車に残って夫が戻るのを待つことが多かったのですが、今日は寒いので店内に入りました。

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 そうしたら、おいしそうなお菓子があったので、つい誘惑に負けてしまいました。上にのっているのは生クリームではなくメレンゲで、下のタルト生地の中にはレモンクリームが入っていて、甘すぎるきらいはありましたが、おいしかったです。

 久しぶりに雪の山を歩き、おいしい食事とお菓子を楽しむことができて、うれしかったです。

*追記(イタリア時間2月16日13:22)
 今、昨夜書いた記事を見直していて、昨日はカステッルッチョまで歩いたのに、上のウォーキング記録では、わたしが歩いていた登山道とカステッルッチョに向かう州道が合流する地点の手前で、ウォーキングを終えたことになっていることに気づきました。ちょうどそのあたりで立ち止まって夫に電話をかけたので、スマートウォッチがウォーキングが終了したと判断したか、わたしがうっかりボタンを押して終了にしてしまったのだと思います。というわけで、実際にはもう少しだけ長く歩いているのですが、そのことについてはまた別の記事で詳しくお話しするつもりでいます。


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ブログテーマ:今日いち「ハピネス」だった事
Commented by koito_hari616 at 2026-02-16 15:46
こんにちは

綺麗な馬ですね~人に寄り添う馬のようです
偶然ですが私も今日は馬を見ましたよ、木彫りの黒馬3頭
何だか嬉しくなりました

マスのムニエルですか?美味しそうです
カプチーノ?カップが可愛い♪
最後のメレンゲのケーキも美味しそうです
なおこさんのブログ記事は結構、美味しいものが多いですよね(´∀`*)ウフフ
Commented by tanatali3 at 2026-02-16 17:15
こんにちは、
いいトレッキングコースですね。
Commented by milletti_naoko at 2026-02-19 23:33
結うさん、こんにちは。
遠くからでしたが、馬とアーモンドの花が見られて
うれしかったです。結うさんもちょうど同じ頃に同じように
三頭の木彫りの馬をご覧になったとは!

マスは小麦粉なしにオーブンで焼かれていました。
そうなんです。この店のコーヒーカップ、色もきれいでかわいらしいです。
Commented by milletti_naoko at 2026-02-19 23:44
tanatali3さん、ありがとうございます。
初夏には花盛りの野バラが美しく、初春には名産の
レンズ豆の種をまく風景も見られる、見晴らしのいい
トレッキングコースです。
by milletti_naoko | 2026-02-16 08:17 | Viaggi | Comments(4)