イタリア写真草子 ペルージャ在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

雪覆うカステッルッチョ大にぎわい他のウンブリアの町も湖もパスクエッタ

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 復活祭(Pasquetta)の翌日はイタリアでは国民の祝日で、俗にパスクエッタ(Pasquetta)と呼ばれ、皆で野山に繰り出して、屋外で過ごしたり食事を楽しんだりする慣習があります。昨日の昼のウンブリア州の地方ニュース、TGR Umbriaでは、

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https://www.rainews.it/tgr/umbria/notiziari/video/2026/04/

先日までの悪天候と寒さで再び雪に覆われたシビッリーニ山脈に囲まれた高原の丘に建つカステッルッチョ・ディ・ノルチャ(Castelluccio di Norcia)に大勢が押し寄せて、

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https://www.rainews.it/tgr/umbria/notiziari/video/2026/04/

中心街の広場や店が人であふれ、昼食を食べようにもどこも満席で食べられる場所が見つからず困る人がいる様子や、季節はずれの雪に、登山の代わりにスノーシューでの山歩きを提案することにしたという山岳ガイドへのインタビューなどが中継されていました。

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21/4/2014

 わたしたちも2014年、復活祭の翌日だった4月21日に、カステッルッチョを訪ねたことがあります。上の写真にも、右手の道路に路上駐車された長いながい車の列が写っています。2016年のイタリア中部地震で村が倒壊してしまう前のことです。

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 わたしたちは人ごみを避け、今もよく歩く別の登山道への出発地点にある駐車場に車を置いてしばらく歩き、

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見晴らしのいい斜面に腰を下ろして、昼食を食べました。

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 雪山の眺めはもちろん、山のスミレや

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クロッカス、

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シラーなど、

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野の花がたくさん咲いていて、うれしかったです。

 このあとも、マルケ州の美しい水の里、ヴィッソなど、いろいろな町や村に立ち寄って、ゆっくりと訪ねたのですが、そのため帰宅が遅くなった上に、学校の授業の準備で慌しかったこともあり、この日のことは今のところ、雪山とクロッカス、



夕食についてしか記事を書いていないようです。



 今日この記事を書くにあたって、パスクエッタに雪のシビッリーニ山脈で昼食を食べたのはいつだったかと古い写真の中から探していたら、2016年のイタリア中部地震のあと、最近になってようやく再建が進み始めたものの、今も立ち入ることさえできないヴィッソの中心街や教会の貴重な写真も見つかりました。というわけで、機会をとらえてまた、この日の旅の続きについてもお話しできればと考えています。

 昨日のウンブリア地方ニュースでは、さらに、べヴァンニャで中世の職業や仕事の様子を紹介する様子や、1か月前に昼食の予約がいっぱいになり、客がたくさん来てくれてうれしいと語るアグリトゥリズモのインタビューが放映されていました。戦争やガソリンの高騰もあり、今年はイタリア国内、ウンブリア州内で復活祭を過ごすことにした人も多く、さらに他州や外国からの観光客も迎えてにぎわっているのがありがたいと喜ぶ観光地の人々や観光業者のインタビューもありました。

 大家族での復活祭の昼食では、翌日であるパスクエッタ、天使の月曜(lunedì dell'Angelo)と呼ばれる祝日をどこで過ごすかという話もあり、義弟夫婦は、州内のコルフィオリートにウォーキングをしに行くとのことでした。姪の一人は、ボルセーナ湖畔のレストランで友人たちと昼食を食べようと、あちこちの店に電話をしたのですが、どこも満席だったので、トラジメーノ湖畔のわたしたちのお気に入りの店、ジラモンドで食べることにしたそうです。もう一人の姪は、マルケ州の海辺の町で、やはり友人たちと過ごすそうです。

 一方、わたしと夫は、今日は1日うちで過ごしました。お義父さんと昼食をいっしょに食べる準備や片づけはわたしが担当したのですが、サラダの他は、パスタも前菜もケーキも、昨日の残りがあったので助かりました。最近は、火曜日に姪の卒業祝いで1日がかりでフィレンツェに出かけた上、復活祭の準備もあり、慌しかった上に、先週は州の半ばまでは雨がちでひどく寒かったのに、週末になって急に空が晴れ、暖かくなりました。また、ミツバチたちの巣別れの季節になったため、夫が仕事から帰ったあと、あるいは昨日も、蜂たちを捕まえる作業に駆り出されたりしていました。そこで夫は、昨日は1日、温室の鉢を外に出す作業などに勤しみ、わたしは洗濯や掃除などの家事や、ブログのいいねのお返し、夫や友人たちと行く予定のカラブリアでのトレッキングの宿やコースなどの情報をまとめる作業をして過ごしました。君が行きたいなら夕方は湖畔に歩きに行ってもいいよと夫は言ってくれていたのですが、普段は出かけない人さえ皆があちこちに出かけるパスクエッタは、どこもかしこも道路が渋滞、観光地が混雑しがちです。それに、おととい、復活祭の祝いの昼食で食べ過ぎたからと、夕方、いつもよりさらに人の多い散歩道を2時間かけて10.5km歩いたので、歩くよりも筋トレが必要だと感じていました。

 1日うちで過ごしたおかげで、コメントのお返しはまだできていないのですが、滞っていたするべきことを一つずつ片づけていくことができて、ほっとしています。


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Commented by getteng at 2026-04-08 07:55
naokoさん
雪ですか!
当地も昨日は風が冷たく、プロ野球もナイタ-の観戦者は震え上がっていました。
アメリカでもダウンコ-トで観戦している方もおられました。
Commented by koito_hari616 at 2026-04-08 15:14
こんにちは

日頃歩かない人たちも休日を利用して歩いて食事を摂る
コレはお店が混むし。道路も混みますね💦
ご旅行の計画がこの後にされているなら滞っているものを
一つ一つしていこうは賢明だと思います

それにしてもリンク先のクロッカスの一群は一面紫色ですね
とても羨ましいです♪
そして、天使の休日のマグラダのマリアの一節は
聖書で読んでいましたので、「あぁ~あの場面なのね」そのことが
休日になるなんて。。。なんて素敵なことだろうと感動してしまいました💕
よい、ご旅行をなさって下さい♪
Commented by milletti_naoko at 2026-04-08 23:37
gettengさん、そちらもやはり気温の上下があるのですね。
楽しみな観戦が寒いと辛いですよね。
Commented by milletti_naoko at 2026-04-08 23:43
結うさん、こんにちは。そうなんです。
復活祭の翌日と8月15日のフェッラゴストは、普段は野山や
海や川に出かけない人さえ大勢で繰り出すのが国民行事なので、
無理に出かけなくて賢明だったと思います。

過去記事もご覧くださってありがとうございます♪
そうなんです。カトリック教徒が多い国なので、復活祭とその翌日、
クリスマスとその翌日も国民の祝日となっていて、カレンダーも
カトリック教ゆかりの祝日がいろいろあります。
ありがとうございます。旅はまだ先なのですが、楽しみです♪
Commented by katananke at 2026-04-09 13:56
毎度思うのですが 気軽に歩ける山が
いつも何かの花で彩られてるのは 花が大好き、、その中でも山野草が特にだいすきな アタクシにとって ほんとうらやましいことです〜
それに ご親族とすぐに集まりみんなで お食事を楽しまれる和やかさも 素敵ですね〜
私たちも 子供達や アタクシの兄弟とか
時々集まりますが 夫の方は少々遠いので そう気軽にはいけないし、、
元気で出かけられるときは もうそれほど長くないので できるだけ 親交を深めたいと思っていますよ〜
Commented by ciao66 at 2026-04-09 14:52
早春の雪山と花々はとても美しいですが、
山に行ってまで、人ごみや車の列などは、見たくもないですね!
そういうときは、近くでのんびり過ごすのが良さそう。
筋トレ継続は力なり、遠くから応援しています!
Commented by milletti_naoko at 2026-04-10 00:29
katananke05さん、標高の高いアルプスやグランサッソであれば、
夏にも花がきれいなのですが、標高千メートル余りの山は、
やはり春から初夏にかけてが花のきれいな季節で、この頃の山を
訪ね歩くのがとても好きです。
こちらの人は家族や親戚、友達とのつきあいをとても大切にしているのが
すばらしいなと思います。
Commented by milletti_naoko at 2026-04-10 00:31
ciao66さん、復活祭の翌日と8月15日は
普段は野山や海に出かけない人も皆が大勢で繰り出すのが
国民行事になっているので、行かないのもまたありだな
と今年はそう思いました。
ありがとうございます。頑張ります!
by milletti_naoko | 2026-04-07 19:35 | Umbria | Comments(8)