2026年 04月 11日
トラジメーノ湖へ行こう、緑満ち心に響くウンブリア 第2回



パッシンニャーノ(Passignano、上の写真)の港からも出ています。パッシンニャーノには、湖の岸辺を歩ける散歩道があり、丘の上からもきれいに湖が見えるため、週末や日が沈む頃に、散歩をする人が大勢います。このパッシンニャーノとトゥオーロには、フィレンツェとペルージャの間を結ぶトレニタリアの電車の駅があり、駅からトラジメーノ湖までは、歩いてすぐです。

マッジョーレ島(Isola Maggiore、上の写真)には、趣のある石造りの家が並び、丘の上の教会の中世のフレスコ画が美しく、島の通りを歩くと、そこかしこに刺繍にいそしむ老婦人がいて、刺繍博物館もあります。丘を登ると、オリーブの木々が並び、キジや野ウサギがあちこちにいるのが見えます。

このマッジョーレ島では、夏になると、Music for the Sunsetという催しがあり、岸辺で音楽の生演奏を聴きながら、沈みゆく夕日に移ろいゆく空と湖の色も楽しめます。

演奏はジャンルも楽器もさまざまで、とっぷり日が暮れたあとも、天体観測をしたり、太鼓の演奏を聞いたりすることができました。

トラジメーノ湖に三つある島のうち、フェリーで行ける島は二つあります。そして、わたしと夫が最も好きなのは、さらに自然が豊かなポルヴェーセ島(Isola Polvese、上の写真)です。古城もあれば、睡蓮やハスの花の美しい庭園もあり、三島中最も大きいこの島には、オリーブ園もあれば、森もあります。春には色とりどりの野の花が一面に咲いていて、島全体が花開いているようです。風雪に耐えたみごとなオリーブの古木もたくさんあります。

ポルヴェーセ島行きのフェリーは、サン・フェリチャーノ(San Feliciano、上の写真)の港から出ています。ただし、マッジョーレ島行きのフェリーは年中出ているのに対し、ポルヴェーセ島へのフェリーは春から秋にかけてまでしか運航されていません。サン・フェリチャーノはトラジメーノ湖の東の湖畔にあるため、夕日が湖の向こうに沈むのを見ることができます。トラジメーノ湖は魚が多く獲れる湖で、サン・フェリチャーノには湖の漁師協会が営む魚屋があり、湖の新鮮な魚を購入することができます。トラジメーノ湖の島や湖畔のレストランでは、湖のおいしい魚が食べられます。おすすめの魚料理は、Carpa regina in porchetta。鯉に香草をたっぷり添えて、ポルケッタ風にじっくり焼き上げた料理です。

トラジメーノ湖畔には他にも、モンテ・デル・ラーゴ(Monte del Lago、上の写真)や

カスティッリョーネ・デル・ラーゴ(Castiglione del Lago、上の写真)など、夕日の眺めや町並みの美しい村や町があります。この二つの町とサン・フェリチャーノには、ペルージャのパルティジャーニ広場(Piazza Partigiani)から、バスで行くことができます。
自然に恵まれ、豊かに水をたたえたトラジメーノ湖を見ると、それだけで心が和む気がして、また、夕日が沈む頃の湖と空の色がそれは美しいので、わたしも夫も、しばしばトラジメーノ湖に足を運んでいます。ドイツやオランダ、ベルギーなど、特に北欧から湖を愛して毎年戻る旅行客の多いこの湖を、皆さんもぜひ一度訪ねてみてください。
そうだったんですね、何か文体が少し違うなぁ。。と、思っていたところでした💦
それにしても、世界史ですね。。
トラジメーノ湖について詳しく書かれていたので私の思い出をコメントします。十数年前アッシジを訪れるためにフィレンツェのサンタマリアノヴェッラ駅から 電車に乗りました。途中ウトウトしてしまい目覚めると何と右手方向に海???これは電車を間違えてアドリア海方面かティレニア海方面に来てしまったのかと一瞬焦りましたが、通過駅名を確認してアッシジ方面に向かっていると分かり安堵しました。イタリアに海のような大きな湖があるという事を知るきっかけになりました。トラジメーノ湖の記事を見るとあの時の記憶が蘇ります。今は渡航するのが難しい時期ですが、いつかトラジメーノ湖を訪れたいと思っています。
奥穂高(3190m)に登った時には 山小屋の横から日本海側に向かい いちめんに 雲海がたちこめ 雲海の上あるいて 白山までいけるような、、素晴らしい夕焼けでしたが〜
今回、なるほどそうだったのかと、この記事で、各地の位置関係もポイントも良く判りましたので、この再掲載は意味の有ることでしたね!
綺麗な夕景に音楽、素晴らしい計らいですね(^^♪
古代ローマ軍が大敗した岸辺も訪ねたことがあります。
そういう舞台が今は美しい観光地であることを思うと同時に、
世界の美しい場所、誰かの大切な場所がこれ以上戦地、
被災地とならないことを願っています。
わたしはペルージャからフィレンツェに電車で行くときに、途中で車内から
見えるトラジメーノ湖の眺めを楽しみにしているのですが、知らないと
驚かれますよね。どんなにか慌てられたことでしょう。
いつか訪ねられるときがきっと来ますように。
あるいは地平線の向こうに沈むのが見えるところを選んで訪ねて
いるのですが、そういうところが少なからずあるのがありがたいです。
山から雲海へと沈む夕日、さぞかし美しい夕焼けだったことでしょうね。
ために、詳しい説明は繰り返さずにいることが多いんです。
これは湖畔でもペルージャでもそうで、こういう寄稿記事は、
基本的に一つの町について一つの記事を書いているので、
いろんな情報をまとめてあるという長所があるように思います。
温かいお言葉をありがとうございます!
この記事に限らず、かつての記事に掲載した写真が小さいので、
大きい写真を載せるとなると、その古い写真を保存してある外付け
ハードディスクや古いパソコンから探すことになり、掲載するための
作業は大変なのですが、お言葉を励みに頑張ります!
今もいい思い出です♪




