イタリア写真草子 ペルージャ在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

思い出の小箱開けつつ記事の移行 アッシジと花と栗林

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 昨日掲載した記事は、もともと2015年6月15日発行のJapan-Italy Travel On-line(JITRA)のイタリア旅行メールマガジンに寄稿したものです。今はなきJITRAのサイトでは、他の町在住の方が書かれていた他州についての記事と共に掲載されたため、画像のサイズが450x380ピクセルでひどく小さかったため、掲載にあたって、大きい写真と差し替えようと古いファイルの中から該当する写真を探していたら、

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Assisi (PG), Umbria 17/4/2011

懐かしい写真を目にするきっかけとなり、こんなこともあったのだと思うようなできごとの写真もいろいろと出てきました。

 掲載した9枚の写真はすべて同じ日に撮ったものではなく、それぞれ別の5日間、しかも2011年4月から2014年12月の4年間に写した写真でした。そうして当時使っていたウィンドウズのパソコンの調子がひどく悪くなり、再起動が不可能になってしまう前に外付けハードディスクに保存して救出していました。けれども、まさかその後、学校の仕事の都合上、マックパソコンを買うことになるとは思いもせず、ウィンドウズ用の外付けハードディスクを購入していたために、マックパソコンからは読み取りはできても、削除も整理も並び替えも検索もできないので、多くの写真はハードディスクに埋もれたままとなってしまいました。外付けハードディスクへの移動と並行して、グーグルフォトにもアップロードしたのですが、アップロードしきれなかった写真が少なからずあるようです。

 昨日は、かつて掲載用に選んだ写真を、この外付けファイルから探したおかげで、ちょうど古いアルバムを久しぶりに開いたときのような発見があり、感慨深かったです。



 この記事の冒頭の記念写真と、上のリンク先の記事の最初の3枚の写真は、2011年4月17日に撮影したものです。

 2011年4月には、夫が友人たちと共に、ラッツィオ州リエーティ県の聖フランチェスコゆかりの聖なる渓谷(Valle Santa Reatina)からアッシジまで巡礼の旅をしました。このときわたしは、学校で日本語の特別集中講座が開講中だったために参加できなかったのですが、


夫たちの巡礼の最終日だった4月16日土曜日だけ、電車でスペッロまで行って、スペッロからアッシジまで、巡礼の最後の行程を皆と共にし、スバージオ山を越えて歩きました。冒頭の写真はその翌日、皆でアッシジ中心街の聖フランチェスコ大聖堂に行ったときの記念写真です。

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16/4/2011

 前日、スバージオ山をカルチェリの庵へと下っていたら、自生の口紅水仙が群れ咲いていたこと、

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庵の近くでも自生の春咲きのシクラメンがたくさん咲いていたことを、昨日写真を見て知り、改めて驚きました。スバージオ山をスペッロから登り始めたときに入った森の中にシクラメンが咲いていたのは覚えていたのですが、アッシジの町が近づいてからも、こんなに花の咲くところがあったとは。


 一方、寄稿記事の4・5・7枚目の写真と昨日のブログ記事のサムネイル画像に採用した写真は、2012年5月17日に撮影したものです。

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17/5/2012

 かつてロマーニャの友人たちと、リーヴォトルトの教会(上の写真)と

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アッシジを訪ねたこと、

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アッシジの丘の高みにある大城塞まで登ったことは覚えていたのですが、それが2012年の5月の同じ日だったということは忘れていました。

 大城塞に行ってみたいと、わたしはずいぶん前から言っていたのに、まったく行こうとしなかった夫が、この日、友人たちとアッシジを訪ねていたときに、自分から大城塞に行こうと言い出したので、少しむっとしたのは覚えていたのですけれども。

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 近年はいつ訪ねても観光客の多いこの城塞に、このときは驚くほど人がいなかったのは、5月の平日、木曜日の夕方だったためかもしれません。

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 大城塞前からは、アッシジの町並みと緑の平野、遠くの山々を見晴らすことができて、眺めがすばらしかったです。

 どうしてまた平日に友人たちが来たのだろうと、当時のブログ記事や手帳への記述を探したのですが、分からずじまいです。16日の写真はなく、17日の午後2時過ぎにペルージャの家からアッシジに向かって友人たちに会って、夕方にはペルージャの自宅で写した写真があるので、どうも友人たちと山の家に泊まったわけではなさそうです。

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18/5/2012

 けれども翌朝には、車でひなげしの咲くそばを通って山に向かい、

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Eremo della Casella, Caprese Michelangelo (AR), Toscana

どこで落ち合わせたのか、前日あった友人たちと、アッペンニーニ山脈のトスカーナ州カプレーセ・ミケランジェロにある庵、Eremo della Casella(標高1262m)まで歩いたようです。

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 近くにはきれいな自生の蘭が咲いていたようです。

 そうして、昼食のパニーノの写真と、そのあとで栗林を夫と歩いた写真があるのですが、その午後の山歩の写真きには友人たちの姿がないので、わたしたち二人だけで歩いたようです。

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 この午後の散歩の写真には記憶にない風景も多かったので、こんなところも訪ねたのか、こんなこともあったのかと

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懐かしみながら写真を眺めました。



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Commented by tanatali3 at 2026-04-17 09:44
それにしても、このアッシジは長い幾多の変遷を経て、生き延びてきた地域なのですね。日本以上に昔の遺跡がここそこに。その規模に圧倒されます。
Commented by meife-no-shiawase at 2026-04-17 11:57
ご主人様が樹の中から外を覗いていらっしゃる一枚は衝撃的です。(笑)
ご主人様の表情も何か子供にもどっていらっしゃるような。(笑)
こういうのって大人になってもワクワクしてしまいますね。

なおこさんの山散歩の様子も景色の中に溶け込んでいて素敵だわ~。

写真って後から見てみると、思わぬ表情や景色が残っていたりして、それも楽しいですね。
Commented by ciao66 at 2026-04-17 17:01
小さい宝物がいっぱい詰まった小箱なのでしょう。
「思い出の小箱開けつつ・・・」とてもいい表現ですね♪
パソコンの中に残っていたのは幸いでした。

拝見していて、懐かしいところが出てきました。
ロッカマジョーレ、大城塞です。
20年前の冬、寒いけれど美しく、
ウンブリアの山野が一望で素晴らしいところでした。
城塞内部のトンネルの通路も面白かった!
https://ciao66.exblog.jp/1535955/

昔の写真を見ていると、忘れていた記憶もよみがえり、
新たな発見もありますね♪
Commented by milletti_naoko at 2026-04-17 17:41
tanatali3さん、アッシジ聖フランチェスコ大聖堂は
聖人亡き後に教皇の意向で築かれて、中心街には中世の
建造物が多いのですが、駐車場(だったように思うのですが
違うかもしれません)を建設しようと掘っていたら、古代
ローマ時代の遺跡が出てきたりさえしたんですよ。
Commented by milletti_naoko at 2026-04-17 17:43
メイフェさん、栗の木も大きいのですが、中の洞も
とても大きいので、こんなふうに木から顔をうれしそうに
出している写真が他にもあったのですが、こちらを採用しました。
お茶目ですし、楽しそうですよね。

こんなにもたくさんの緑に、夫のおかげで出会えたように思います。
時を経て見返してみると、新たな発見があって、楽しかったです♪
Commented by milletti_naoko at 2026-04-17 17:45
ciao66さん、ありがとうございます。
古い写真はこの外付けハードディスクと二つのパソコンと
三つに分かれて分散しているのですが、久しぶりに見たおかげで
懐かしい発見がありました。

城塞内部はまだ訪ねたことがないので、とても興味深いです。
Commented by getteng at 2026-04-17 20:15
naokoさん
貴国の焼き栗は有名ですが、人工的に栗林を作っているのでしょうか?
Commented by katananke at 2026-04-17 23:11
私は パソコンの写真は あまり見返さないので(整理も下手で ひき出すのがタイへん)
だから 家族の写真で楽しげなのは すぐに
アナログですが  photo にしてフレームに入れ飾ってますが、、 こういう風景は
ぱぱっと出せるのが羨ましいです〜
最後の 山の中の細い小川の橋をわたる
なお子さん、、緑の中で 赤い色彩がいいアクセントで 素敵な写真ですね〜
Commented by milletti_naoko at 2026-04-18 21:30
gettengさん、かつて農民が貧しい暮らしを余儀なくされていた頃、
栗は貴重な食料源だったため、栗林はイタリア各地にあるんですよ。
本物の栗です。
Commented by milletti_naoko at 2026-04-18 21:35
katananke05さん、結局すべて引っ張り出すのに
合計3時間くらいかかったので、特にこのMacパソコン
からは検索がかけられない外付けハードディスクに入った
写真はとても扱いがめんどうなんですよ。
かつてこの写真を保存していたパソコンを使っていた頃は、
同じパソコン内にあったので、こんなふうに数年にわたる
いろんな機会にアッシジを訪ねた写真を使ったのでしょうけれども。
ありがとうございます。夫がさりげなく撮っていてくれた写真、
うれしかったです。
by milletti_naoko | 2026-04-16 23:15 | Umbria | Comments(10)