イタリア写真草子 ペルージャ在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

崖下でバラと緑楽しんでから中世地区へオルヴィエート

 凝灰石の岩壁の上に築かれたオルヴィエート(Orvieto)の歴史的中心街のその北西に、中世の町並みが色濃く残る中世地区(Quartiere Medievale di Orvieto、下の写真)があります。

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Orvieto (TR), Umbria 9/5/2026

 家や教会が凝灰石のレンガを積み重ねて築かれているために、独特の風情があります。



 土曜は昼食にラーメンと寿司を食べたあと、いつものオルヴィエートの崖下周遊トレッキングコース(Anello della Rupe)を半周だけして、

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上のウォーキング記録の地図中❹(出発地点から4kmの地点)と記されたあたりにあるローマ門から中心街に入って、駐車場へと戻るつもりでいました。けれども、夫が「今はバラ園のバラが咲いてきれいだろうね。」と言うので、上の地図中バラのマーク(🌹)で示したバラ園までバラを見に行って、そのあとピンクの星印()で示したマッジョーレ門から中心街に入ることにしました。

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 バラ園は北東の崖下にあり、日当たりが悪くて気温が低いので、わたしは半信半疑でバラ園に行ったのですが、まだ花盛りとは言えないものの、もうきれいに咲き始めたバラ(rosa)がいくつかありました。

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 時間を先に戻して、上の写真は、崖下周遊コースを歩き始めたときに撮影したものです。いつものように東の端から時計回りに歩いていくと、サハラ砂漠から飛来した砂のために、空が白くなっていました。

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 崖の南東面では、ケッパー(capperi)の新しい葉があちこちにたくさん育っていて、もう咲いている花も一輪だけありました。ちなみに、capperiは複数形で、単数形はcapperoなのですが、食材として使うときも植物を指すときもたいていは対象が一つ以上であるために、日常生活で耳にするのはもっぱら複数形です。


 イタリアでは古い家や町の壁に育つのを夏によく見かけるこのケッパーの花のつぼみを塩や酢に漬けたものが、ピザの具や料理の材料として使われます。

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 崖の南面では、1か月前にはたくさん咲いていた菜の花がほぼ姿を消し、今は真っ赤なひなげし(papavero)の花がそこかしこで咲いていました。セイヨウニワトコ(sambuco)の白い花も、あちこちで見かけました。

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 崖下の半周を終え、崖の南西面の下にある駐車場を歩くと、その端にある桜の木に、まだ青いさくらんぼの実があります。

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 上の写真に写るのがマッジョーレ門(Porta Maggiore)で、中心街の北東にあり、この門をくぐれば、そこはオルヴィエートの中世地区です。

 この門の前をまずは通り過ぎてバラ園に向かうと、

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途中に大きな菩提樹(tiglio)の木があり、もう実ができているのを見て、驚きました。

 このあと、バラ園でバラを見てからは、来た道を引き返してマッジョーレ門から中心街に入り、

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長い階段や坂道をひたすら上って、

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趣ある中世の町並みを楽しみながら、冒頭の写真を写した展望台へと向かいました。

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 壁一面に咲く白いバラが、凝灰石のレンガとお互いの色を引き立て合って、きれいです。

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 上の写真は、冒頭の写真と同じ展望台から南東を向いて撮影したものです。

 この写真を写したあとは、まずは写真で前方に見える崖の上を通る眺めのいい道を端まで歩き、そのあとは夫と待ち合わせをしていた薬草専門店に行って買い物をして、それから夫と二人で駐車場まで戻りました。

 どういうわけか、体を動かしているときよりも、ドライブ中にずっと座っていたり、机の前にいたりするときの方が腕が痛むからと、土曜の朝に夫がオルヴィエートに行こうと言ったとき、最初は長いドライブは避けたいので行くのをあきらめると言っていたのですが、途中で考えを変えて、行くことにしてよかったです。


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Commented by getteng at 2026-05-11 23:51
naokoさん
中世時代の建物も内部は近代的な設備等になっているのでしょうね。
どういう風に改良したか具体例を見たいものです。
Commented by KANAKO at 2026-05-12 02:26
Naokoさん
Orvietoにまた行きたぁいです。崖下周遊トレッキングコースを歩きたいです。雨が降ったのでしょうか?緑がとてもきれいですね。バラ園があったのですね。
ケッパーの花もまた見てみたいです。素敵な色でOrvieto初めて見たときは感動しました。
Commented by nonkonogoro at 2026-05-12 21:35
クリーム色の薔薇の花 ふちどりがピンクで
素敵ですね~(*^^)v

ケッパー
以前は スモークサーモンに添えていましたが
最近あまり食べてないなあ。。。

Commented by sunandshadows2020 at 2026-05-16 00:22
いつ拝見してもオルヴィエートは良いですね。
この国と比べると歴史の長さが違うことを実感します。
薔薇の色合いが優しくて素敵ですね。
そしてケッパー、花も蕾も好きです。
そちらでは自生のような育ち方にびっくりしました。
そして蕾から見て花の大きさに驚きました。
Commented by milletti_naoko at 2026-05-16 05:01
gettengさん、教会は今も内部がほぼ昔のままですが、
博物館やレストランは現代風になっているところもあって
写真に撮った記憶があります。家ではないので、そういう
意味ではあまりおもしろくないかもしれないのですけれど。
Commented by milletti_naoko at 2026-05-16 05:06
かなこさん、どうかまたお越しになれる機会がありますように。
緑が美しい季節になって、雨も降ったためでしょうね。
崖の北東面の下に小さなバラ園があります。
ケッパーの花、なんとオルヴィエートでご覧になったのですね!
Commented by milletti_naoko at 2026-05-16 05:07
のんさん、そうなんです。この花、色も姿も
とてもきれいでした♪

ケッパーもそうすると、日本でも時々食卓に上るように
なってきたのですね!
Commented by milletti_naoko at 2026-05-16 05:13
お転婆シニアさん、お言葉にチャールズ英国王の
米議会での演説を思い出しました。
そうするとアメリカではケッパーを庭に育てられている
方もいらっしゃるのでしょうか。
イタリアでは城壁に育ったり古い家の壁に育ったりして、
冬には枯れるのに春になればこうして緑の葉が茂って
たくましいです。
by milletti_naoko | 2026-05-11 23:33 | Umbria | Comments(8)