おいしいけど支払ってそれはないと思った元旦のレストラン 会計間違いだと後日払い戻してくれました

　元旦に雪のカステッルッチョの高原を訪ねたときは、途中、コルフィオリートの高原を走っていたときにも、

向こうの山の頂が白い雪に覆われていました。

　昼食は、カステッルッチョの高原へとマルケ州側から山を登る前に、ヴィッソのレストランで食べました。

　元旦はイタリアでも国民の祝日なので、パニーノを作ってもらえる食料品店やスーパーも閉まっているところが多く、このレストランのすぐ近くにある甘いもののおいしいバールでサンドイッチか何かを食べようと考えていたら、そのバールも閉まっていたからです。

　それで、午後２時頃だったのに昼食が店で食べられると知ったときはほっとしました。去年山から下るのが遅くなり、午後９時にこの店を訪ねたとき、９時以降は厨房が閉まっているため、料理を提供できませんと入店できなかったことがあったからです。
　元旦の特別メニューらしき紙のメニューを見ると、おいしそうで、他の地域や店に比べると値段もお手頃な料理が並んでいます。
　すぐ隣のテーブルで食べていたマスの料理がおいしそうだったので、わたしたちもセコンドにマス、つけ合わせの野菜にローストポテトだけを頼むつもりだったのですが、隣の人のお皿に残っていた魚が小さかったので、魚だけでは少ないかと、プリモも頼んで一皿を二人で分けて食べることにしました。

　結果的には魚がとても大きかったのでプリモは不要だった上に、ポルチーニなのになぜかトマトソースがあり、しかもポルチーニが酢漬けのものを使っていたため、今ひとつでした。
　それだけならいいのですが、この日は夫が払ってくれて、そのあとでレシートを見たら、一人分９ユーロのはずのこのパスタを、「一人前を二人で分けて食べます」と言ったのに、二人で分けて食べたためか、それとも通りすがりの観光客だと思われたからか、１６ユーロと打っていて、そのために予想していたよりも食事代が高く合計が５０ユーロ近くになったので、何だかだまされたようで残念に思いました。

　以前に他の店で、わたしと夫がそれぞれプリモとセコンドを一皿ずつ頼んで半分ずつ食べたことがあり、その旨を店の人に言っておいたら、そのときは料金の割増はなかったのですが、プリモを食べ終わったあと、肉料理が運ばれてくるまでにひどく待たなければいけないこともありました。と言うわけで、これからは二人で一皿を分けて食べる場合にも、注文するときには、そのことを言わない方がいいなと思いました。

　このあと、高原へと向かう途中も、雪景色がきれいでした。
　今日は授業がいつもより遅く９時から始まるので、こうして朝書いて投稿いたします。
＊追記（１月２６日）　昨日再びこの店で昼食を食べて、会計の際に夫が前回のレシートについて質問したら、店の人が「メニューの単価の入力が間違っていたらしいですね。申しわけありません。」と言い、昨日の会計の際に前回超過して支払っていた７ユーロ分を差し引いて払えるように取りはからってくれました。


　というわけで、先ほど投稿したばかりの記事末にも書きましたように、「おいしくて値段が手頃でしかも親切なレストラン」であると訂正しておきます。
　ただ、レストランにせよスーパーでの会計にせよ、意図的ではないにしろ、特に客が多いときは、うっかり間違った金額を請求される可能性がありますので、支払い前後にしっかり確認することが必要です。

Ristorante La FilandaVia Cesare Battisti sic, Visso (MC), MarcheTel. : 0737 95235Email: lafilanda.1983@gmail.comFB : https://www.facebook.com/lafilandavisso/

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